6年前に故郷の村をダークナイトと蛮族の集団に滅ぼされた。ナイトメアの子どもを攫いに来たこの集団は、たった一夜のうちにすべてを奪い去った。
当時戦いなど知らない少女であったクレイラは、声を殺して瓦礫に隠れるしかなかった。静かになって、日が昇って、ようやく瓦礫から這い出たころには少女の故郷は血にまみれた石と木の残骸に成り果てていた。
この過去からクレイラはナイトメアを極端に恐れており、彼らを避けるようになった。

天涯孤独になったクレイラはダイケホーンから来た冒険者に保護されることになる。しばらくは生きる気力を失っていたクレイラだが、そんなクレイラを気にかけてくれていたとある冒険者のおかげで少しずつ元気を取り戻していく。
やがて、かつての自分のように力がなく、略奪に抵抗する術のない人々を守りたいと思うようになった。それからはひたすら戦闘技術を磨き続け、ついに冒険者として活動するべくハーヴェス王国に辿りついた。

・ポンコツ。
・脳筋。機械は叩けば壊せる。