・原初の出身地は、テラスティア大陸・紫闇のディルフラム出身、実力は十三魔将級だった。最上級の貴族だが、没落している。
・爵位は「大公(アーチデューク)」だった。
・かなり高齢、実年齢は不明だが、1000歳を超えている可能性がある。
・美食家で大食、かなりの甘党、人族が生み出す「スイーツ」が好き。
・人族の愛人が過去に何人もいた、「男としての悦ばせ方も、女としての悦び方も知っている」らしい。
・賢神キルヒアの信徒、毎日、儀礼的な礼拝・祈祷を欠かさない程、敬虔な信徒。
・信徒ではあるが、正直なところ、バルバロイ(蛮族)の自分に声がかかったことにかなり困惑している。
・非暴力主義、「戦わずして勝つ」「真の強者は力を振るわずに勝利する」という信条がある。
・身長168cm、ドレイクとしてはかなり小柄だが、「竜化」時の体長は5.5m～6m強ほどある。
元ネタ↓(SW2.0時代のキャラクターシート)
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2/data/1474980460.html

自分の手下、もとい「執事」である。共に行動し始めたのは極最近のことであり、ハイデマリーが隠遁生活を始めた時期とほぼ同じである。平和な生活を少しでも確固たるものにしたかったハイデマリーは、最初、彼を排斥しようと考えていたが、賢神キルヒアの助言(半ば強制的)により、今は生活を共にしている。ある程度は互いの出自や、行動理念を共有しており、またアルヴァ自体が、完璧とまではいかないものの、ハイデマリーの身の回りの世話などをしてくれるため、内心、感謝している(主従関係をしっかりさせる為に、面と向かって感謝の言葉を伝えたりはしていないが、本当は彼に厳しく当たりたくはない)。
魔剣を失いながらも、新たな信仰を生み出し立ち上がる精神力と、今だ失われぬその戦闘力に一目置いている。

「失敗した自分の存在意義を見出す為、自分自身の再生産(ほぼ自己満足)」
アルヴァを拾ったのは完全な気まぐれであるが、彼を通して、何かを与え、彼になにかを成熟させることによって、「自分自身の成功のように感じられる」ことに悦びを覚えている。彼を通して何かを得られるかもしれないという勝手な期待を寄せている。

「人族と蛮族は互いの存在を認め合い、分かち合える存在である」それが彼女の考えである。
ハイデマリーは1000年以上もの間、様々な戦争や戦役に参加、人族側・蛮族側、また人蛮混合の戦争に参加し、様々な経験をした末に心が完全に疲れてしまった。人族のことを敵視してはおらず、共に生きていきたいと願ってはいるが、それは彼女の人生そのものが幾度となく否定してきたため、距離を置き、自身の不幸に巻き込まないように、今は距離を置こうとしている。

創造的ではない種族、破壊衝動や略奪衝動を乗り越え、その先の未来を見据える事ができる蛮族は極一握りだとハイデマリーは十二分に理解している為、ある意味人族より距離を置きたい存在である。蛮族の魂に刻まれた宿痾(穢れ)がそうさせている為、平和的な解決ができないのであれば、最終手段として、相手をねじ伏せるしかないのだと彼女は思っている。

「誰にも干渉されず、安寧に暮らす場所を見つける為」
ハイデマリーには家族が何人もいた、それこそ1000年の間で人族・蛮族問わず、10人以上の夫や妻と人生を共にし、息子や娘もいたが、すべてハイデマリーの傍から去っていった。
家族以外にも友人や愛人、師匠や弟子なども多く存在し、交流の関係は非常に多岐に渡ったが、それらは彼女の最も憎む【争い】の中で失われた。