容姿・経歴・その他メモ

経歴

【憧れる冒険者がいる】
ある日、僕たちの集落が蛮族に襲われた。
もうそれはすごい勢いで。アレは一生忘れられないね。
そして、僕もまあまんまと蛮族に囲まれて絶体絶命!?
あ、これは死んだなぁなんて軽く走馬灯を見ていたところなんと僕を助けるべく冒険者様が華麗に参上。
ひゅ～かっこいい!そこから始まるのは冒険者様による人族無双だ。
いや～あんなの見ちゃったら憧れるしかないでしょうよ!!

【大切な約束をしたことがある】
僕がキラキラした目で見てたらなんとその冒険者さんに話しかけてもらえちゃった。
まあ、憧れですし僕シャイなんでめっちゃ緊張ガクガクでお返事したら笑われちゃったよ恥ずかしい。
でもまあ、怪我してないかどうかだけ聞かれてはいさよならは寂しいでしょ?
だからまあ、僕もあなたみたいになれますかってついつい聞いちゃった。
すると冒険者さんはにっこり笑ってなれるってビシッと言ってくれた。
そして約束したんです。僕が冒険者になって強くなったらいつか恩返し代わりに冒険者さんを助けるってね。

【敵対するものがいた】
まあ、何はともあれ集落自体は建物が結構壊されちゃったけど人的被害がなくてよかったよかった。
しかし、変だなぁ?僕の集落結構秘境に近いところにあるから人族は疎か蛮族だって滅多に現れたりしないんだけどなぁ。
………あれ?だとしたら妙だ。なんで冒険者様はこんなに都合よく駆けつけられたんだ?しかも足早に立ち去ったし。
そもそも蛮族たちはなんで倉庫とか畑じゃなくて家ばっかり襲って破壊したんだ?
気づくのが遅かった。我が集落に代々伝わる秘宝が盗まれてやがる。
やりやがったよあいつ。………はあ、僕の憧れはその日のうちに集落を襲った主犯格だと判明しました。

冒険に出た理由

【ほかに生き方がなくて】
族長様に言われた秘宝を取り戻すために精鋭部隊を率いてあの冒険者様を追うんだとさ。
まあ、僕もその精鋭部隊に選ばれちゃったんだけどさ。人がちょっと傷心中なのに周りは待ってくれないんだから酷いもんさ。
まあいいけどさ。僕もやられっぱなしじゃいられないっていう気持ちとあのとき僕を助けたときの様子に感じた違和感を払拭したっていう気持ちもあるし。
まあ、いつ見つかるかもわからないし定期的に起こる連絡会以外は各自好きに世界を回って良いって話だしね。
ん?あれ、これって僕体よく口減らしに外に放逐されてない?
見つかったら良し見つからなくても口減らしができてよしってかぁ～!
しかもこれ族長直々に言われたから断れないじゃん!!
……まあ、しかたないほどほどに探しつつ冒険に出ますか。
あいつめぇ～あったら覚えてろよぉ～。

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