特殊能力

○余りにも悪すぎる知能

　この魔物は知能があまりにも悪すぎるため，この魔物が不快に感じる音や匂いを放っている，あるいは不快な動作を行っているのを目の当たりにした際，その対象が味方陣営であっても怒りのあまり攻撃する．攻撃するタイミングは戦闘準備時扱いとする．攻撃する対象は「1体」に限られ，この際，この魔物の先制判定は放棄され，「0」となる．また，攻撃を受ける対象の先制判定も放棄され，先制値は「0」となる．その後，対象にした「1体」を死亡させるまでひたすらその対象だけを攻撃し続け，またその対象が行う攻撃もこの魔物しか対象に取れない．この際に限って，お互いの攻撃の命中力，回避力，打撃点決定の2dなどは，GMがダイスを振ることで決定するものとする(「剣のかけら」が入った敵データの扱いに準ずる)．また，この魔物がその味方陣営同士と戦闘する際には弱点値はお互いに乗るものとして扱われる．もし，これによって片方が死亡した場合でも，プレイヤーが経験点を獲得できる対象となる．この現象は1戦闘あたり1回まで起こりうる．

○期待値チャンス≫

1回の攻撃が終了するたび，1dを振る．6が2回出た時点で正気に戻り，通常通りプレイヤーを攻撃するようになる．

○ファストアクション

戦闘開始時に先行になった場合，1ラウンド目に主動作を追加で1回行える．

▶3回攻撃&双撃

　1回の主動作で，爪による攻撃を2回，牙による攻撃を1回行う．対象は1回ごとに自由に決定できるが，「○知能が悪すぎる」に書かれた効果が発動している際は，その限りではない．

○媒介:知能低下病(重症)/14(21)/生命抵抗力/消滅

　爪や牙による攻撃が命中した対象は，生命抵抗力判定に失敗すると，1日の間，知力が「-12」される．この効果は累積する．この効果により，知力が0以下となってしまったキャラクターは[知能:悪い]のNPCとして扱われる(行動はGMが決定します)この効果は病気属性として扱う．

○不具合

手番開始時，25%の確率で爆発し，頭を前方に発射し死亡する．その際，「射程/形状:2(60m)/貫通」で，「2d+18」点の物理ダメージを与える．

○エルダーアグレッシブ

異常な雄叫びと動作を行いながら突撃する．
1ラウンド目においては，打撃点が+6点され，全力移動を行いながら通常移動で行える動作が可能．1ラウンド目の途中で正気に戻った場合，そこから移動を行った上で攻撃できる．
2ラウンド目以降，全ての行為判定に-4のペナルティ修正を受ける．