ドスイーオス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 火山、沼地、湿原、洞窟、高山
- 知名度/弱点値
- 15/18
- 弱点
- 雷属性ダメージ+3
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 16/─
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牙(頭部) | 11 (18) | 2d+9 | 11 (18) | 7 | 81 | 18 |
| 鉤爪(胴体) | 10 (17) | 2d+10 | 10 (17) | 6 | 90 | 20 |
- 部位数
- 2(頭部/胴体)
- コア部位
- なし
特殊能力
●全身
[常]毒無効
[常]純エネルギーに強い
自身が受ける純エネルギー属性のダメージを自動的に-3点します。
[常]ファストアクション
戦闘開始時に先手になった場合、1ラウンド目に主動作を2回行えます。
[常]群れの統率
自身と同じ乱戦エリア内にいる、すべてのイーオスの命中力判定と回避力判定に+1のボーナス修正を与えます。この効果は、複数のドスイーオスがいても累積しません。
[常]ドスの威信
この魔物と同じ陣営にあるイーオス1体につき、打撃点を+1点します。
[常]怒り状態
すべての部位の打撃点に+5点します。また、「[宣]拘束攻撃」の能力を得ます。
この効果は、この魔物のいずれかの部位のHP現在値が最大値の半分(端数切り上げ)以下となったときに自動的に現れ、戦闘が終了するまで永続します。
[常]疲労状態
30秒(3ラウンド)の間、すべての部位は命中力・回避力に-1のペナルティ修正を受けます。この効果が適用されている間、「[常]怒り状態」の効果は一時的に無効化されます。この効果は、この魔物のすべての部位のMPが0以下となったときに自動的に現れ、「[主]捕食」が使用されたとき、自動的に解除されます。この効果が一度でも適用された場合、以降のラウンドでこの効果が再び適用されることはありません。
[主]捕食
「射程:接触」で「対象:1体」のこの魔物と同じ陣営にあるキャラクターを捕食します。この能力の対象となったキャラクターはただちに死亡します。同時に、この能力を使用した魔物のすべての部位はHPが即座に30点回復します。ただし、HPが0以下となっている部位は回復しません。この能力を使用したらすべての部位の主動作を完了します。この魔物は動物食かつ昆虫食であり、この能力の対象はこの食性における被食者に該当するレベル5以下かつ「分類:蛮族」「分類:動物」「分類:幻獣」のキャラクターに限られます。そのキャラクターが被食者に該当するのかどうかの判断は、GMが行います。このとき、この魔物と同じ陣営にあるイーオスをこの能力の対象とすることはできません。
●頭部
[主]援軍要請
後退方向の隣接エリア(基本戦闘)、または10m以内の任意の座標(上級戦闘・熟練戦闘)にイーオスを3体出現させます。この効果は、すべてのエリアにイーオスが1体以上いる場合には使用できません。
[主]毒液/11(18)/生命抵抗力/半減
毒液を吐き出して攻撃します。「射程/形状:1(10m)/射撃」で「対象:1体」に毒「2d+8」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。このとき、対象は「[常]毒やられ」の効果を受けます。この能力は連続した手番には使えません。
[常]毒やられ【前提:[主]毒液】/11(18)/生命抵抗力/消滅
対象は1分(6ラウンド)の間、手番の終了時に2点の毒属性の魔法ダメージを受けます。
[常]部位破壊
キャラクターの攻撃によってHPが0以下になったとき、適用ダメージを与えたキャラクターは即座に戦利品判定を1回行います。この効果は、[部位:頭部]のHPが0以下となったことで、この魔物が戦闘不能となった場合には適用されません。戦利品の内容は以下の表から決定します。
| 出目 | 戦利品 |
|---|---|
| 自動 | 竜のナミダ(200G/黒B) |
| 2~4 | 毒袋(200G/赤B) |
| 5~ | ドスイーオスの頭(900G/赤A) |
●胴体
[常]攻撃阻害=+2・なし
大きさが攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は、近接攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。
[宣]拘束攻撃【前提:[常]怒り状態】
鉤爪の攻撃が命中した場合、対象を拘束します。
対象は転倒状態となり、移動と近接攻撃・遠隔攻撃ができなくなります。また、次の手番から、この魔物の[部位:頭部]は自動的に「2d+23」点の物理ダメージを対象に与えます。対象が脱出を試みるときには、引きはがし処理(詳細⇒『ML』65頁)に従います。この能力によって、対象を拘束している間は、[部位:頭部]は他のキャラクターを攻撃できず[部位:胴体]は、拘束に専念するためキャラクターを攻撃できなくなります。また、転倒状態の解除は引きはがし処理の後、別途で行う必要があります。この魔物自身が、対象を解放したいときには、補助動作によって自動的に行うことが可能です。この能力は[部位:頭]が主動作を終わっていた場合には使用できません。この能力が解除された場合、次の手番終了時までこの能力を再び使用することはできません。
戦利品
- 自動
- 毒袋(200G/赤B)
- 2~3
- イーオスの大皮(200G/赤B)
- 4
- イーオスの紫鱗(400G/赤B)
- 5~6
- イーオスの大上皮(600G/赤A)
- 7
- イーオスの上紫鱗(800G/赤A)
- 8~9
- イーオスの大厚皮(1200G/赤S)
- 10
- イーオスの厚紫鱗(1400G/赤S)
- 11~12
- 鳥竜玉(4500G/金黒S)
- 13~
- 幻鳥竜玉(9000G/金黒SS)
解説
イーオスの群れを率いる大型の鳥竜です。
その体躯は近縁種のドスランポスを上回り、成熟した個体の場合は、小型の飛竜に匹敵する全長を誇るとされています。
鼻先の瘤がトサカのように大きく発達しており、火山地帯や亜熱帯などの気温が高い場所に生息していることから、このトサカは冷却器官としての役割を持っているのではないかという見解も出されています。
毒の濃度も通常のイーオスより強く、多くの飛竜にすら十分な効果を示すほどの毒性を持っており、咬まれた傷から侵入した毒によって命を落としたという事例も少なくありません。
危険な毒と、それに耐えるために獲得した強靭な肉体により、ランポスの近縁種の中で最も恐れられる存在となっています。