容姿・経歴・その他メモ

履歴

もともとはソレイユの里で暮らしていた。
が、一部のソレイユが旅団として旅をするというのに彼女の両親も乗ることにした。
ゆえに、彼女もいっしょに旅立つこととなった。
町から町へ、いろんな人に舞を見せつつ旅をしていた。

しかし、そんな生活はあっけなく幕を閉じる。
旅団を襲撃してくる蛮族と冒険者の一団。なんでだ、私たちは何も悪いことをしていないじゃないか。
そう訴えるも、その一団は聞く耳を持たず。
みんな散り散りになって逃亡したり、その場で討たれたり。
……その後、その冒険者たちがどうして旅団を襲ったかなどは知らされず、一部の幼子がその冒険者たちによって保護されたといううわさもある。
その子たちは奴隷として売られたとも。
わざわざ、そいつらは"自作自演"をしたのだろう。
そうとしか思えない事件だったのだ、あれは。

両親とも、旅団の仲間ともはぐれ、一人生きていくことになった、そんな彼女の耳に届いた噂は、彼女に復讐を誓わせるに値するものだった。
「許さない。……私の家族を奪った者たちに、血を見せてやらねば、気が済まない」

そう、決意しさまよっているとき、とある里に迷い込んだ。
いろんな種族の暮らす地。冒険者を切り伏せて回っている私にはふさわしからぬ場所だろう。
そう思って、滞在はするが定住はしない。そういう形で過ごすことにしたのだった。

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