ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ピッピトループ武装術】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ピッピトループ武装術】

(ブルライト地方)
入門条件
0名誉点(通常は50名誉点)

この流派は、ブルライト地方に伝わる伝説の戦士"ピッピトループ"が使用していたとされる戦闘術です。
大破局の際にたった一人で砦に残り、残されたあらゆる武器を使いつぶしながら3000とも4000とも言われる蛮族の大軍勢相手に3か月もの籠城戦を繰り広げた大英雄の武器を選ばぬ戦闘力を伝え続けています。
発祥は300年以上前と古い流派ですが、その汎用性の高さや攻防一体となる堅実な立ち回りなど、あまりに実用的な流派として一定の層から、細く振興され続けている質実剛健な流派です。

流派装備

秘伝

《両手二大得物》

必要名誉点
20
タイプ
常時型
前提
両手利き
限定条件
2H近接武器
使用
適用
リスク
命中力-2
概要
命中力-2,2H近接武器を両手に装備できる
効果

気合いで両手に大きな武器を構えて振り回せるようになります。
扱いとしては2H武器のままのため、《薙ぎ払いⅠ》や《斬り返しⅠ》のような2H近接武器にしか適用できない宣言特技を宣言することもできます。

《攻転即ち守の構え》

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
1H近接武器
使用
任意の戦士系技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
概要
近接攻撃成功時に回避力+1(失敗で-1)
効果

攻撃の反動を活かして即座に守備の構えを取ります。
近接攻撃が命中した場合、その後10秒(1ラウンド)の回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
ただし、命中しなかった場合は体勢を崩すこととなり、反対に10秒(1ラウンド)の間、回避力-1の修正を受けてしまいます。

《守りを打ち砕く盾》

必要名誉点
30
タイプ
主動作型
前提
なし
限定条件
使用
任意の戦士系技能
適用
リスク
概要
対象の回避力、命中力に-2
効果

任意の戦士系技能+器用度ボーナスで対象1体に装備している盾で大きく体勢を崩させる近接攻撃を仕掛けます。
命中した場合、対象は大きな衝撃を受けて10秒(1ラウンド)の間、回避力・命中力に-2の修正を受けます。

《武器は人を選ばず、人が武器を選ぶ》

必要名誉点
40
タイプ
独自宣言型
前提
《両手利き》
限定条件
1H両近接武器
使用
任意の戦士系技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
命中-1
概要
1H両の武器を2Hで使用している際に、攻撃直後に1H両に持ち替える。命中-1。
効果

片手で使用できる両手武器を両手で振り回した後に片手持ちに切り替えます。
その際、ウェポンホルダーや鞘に装備されている1H武器をもう片方の手に装備することができます。
この効果でもう片方の手に装備した武器を《両手利き》の効果で使用することも可能です。

《投げる武器有れば拾う武器在り》

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
限定条件
投擲武器
使用
任意の戦士系技能
適用
1回の遠隔攻撃
リスク
概要
敵に命中した投擲武器を回収することができる。
効果

投げた武器を後から追いかけ、敵に刺さった後にそのまま回収する体制をとります。
相手に投擲攻撃を行った際に、通常移動で移動できる範囲の敵に命中していた場合、その場所まで移動し、その武器をそのまま再度装備することが可能です。
この移動では乱戦エリアからの離脱を行うことはできず、すでに制限移動を含むあらゆる移動を行っていた場合には宣言することができません。

《二種を追うことで、一刀を避ける》

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
《二刀流》
限定条件
両手にカテゴリの異なる武器を装備している
使用
任意の戦士系技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
C値+1
概要
カテゴリの異なる武器を装備している場合、回避+2,C値+1
効果

異なった武器種による変則的な間合い管理、不規則な独特の動きによって相手の攻撃の狙いをズラし、10秒(1ラウンド)の間、回避力に+2の修正を受けます。
ただし、攻撃を行う際の難易度も高く、狙った通りに攻撃を命中させるのは至難の技となってしまっており、クリティカル値に+1の修正を受けてしまいます。

《その連撃、流星群の如し》

必要名誉点
70
タイプ
独自宣言型
前提
《双撃》
限定条件
両手に同一カテゴリの武器を装備している
使用
任意の戦士系技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
命中-1,回避-6,精神・生命抵抗力-4
概要
両手に同一カテゴリの武器を装備している場合、追加の攻撃を行うことができる。命中-1,回避-6,精神・生命抵抗力-4
効果

複数の敵に攻撃できる技量を持った者があらゆる雑念を捨て、ただ1体の敵を屠るために生み出された秘伝です。
伝説の戦士"ピッピトループ"がたった1人残った敵の総大将を討ち滅ぼすために砦に残された最後の武器であるロングソード2本を用いて使用したとされています。
この秘伝は、通常移動、全力移動を行なっている手番には宣言することができません。
宣言後はあらゆる移動ができなくなります。
また、連続した手番で宣言することもできません。
同じカテゴリの武器を両手に装備していて、その手番で何らかの行為判定を行うより前に宣言しなければなりません。
手番開始時に何らかの判定が行われる継続的な効果を受けている場合には、その判定の直前に宣言することができます。
この秘伝の宣言時に攻撃可能な対象を1体を指定します。
10秒(1ラウンド)の間、使用者は対象以外に対して攻撃を行うことができません。
《両手利き》による2回の攻撃の後に、両手の武器でもう一度づつ攻撃を行うことができます。
ただし、4度の攻撃は並大抵の手段では達成できず、この宣言の後10秒(1ラウンド)の間、命中力に-1、回避力に-6、生命抵抗力及び精神抵抗力に-4のペナルティ修正を受けてしまいます。

《武器を壊して、敵を砕く》

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
限定条件
ウォーハンマー
使用
任意の戦士系技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
武器の破損
概要
3ラウンドの間、相手の防護点を-4,刃武器からのクリティカルを受けない効果を無効,使用した武器の破壊
効果

武器が壊れるほどの力を込めて敵に叩きつけます。
使用した武器が破壊されてしまいますが、相手の装甲にも大きな影響を与え
30秒(3ラウンド)の間、命中した相手の防護点を4点減少させ、刃武器でのクリティカルが発生しない効果を無効とします。
また、この効果は例外的に同一の対象に対して重複します。

《流星一投》

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
限定条件
スピア
使用
適用
リスク
概要
全てのカテゴリスピアの武器を同ランクの投擲武器として使用可能になり、C値を-1する。
効果

ピッピトループは投槍を得意としていたという文献が残っており、その流れを汲むあらゆる槍を自在に投擲する技術です。
全てのカテゴリがスピアの武器を同ランクの投擲武器として扱うことが可能になります。
また、スピアのカテゴリを含む武器を投擲した場合、クリティカルの値を-1することができます(この効果でC値は7以下にはなりません)

《大魔神の一振り》

必要名誉点
40
タイプ
独自宣言型
前提
限定条件
アックス
使用
任意の戦士系技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
命中-器用度ボーナス+1
概要
追加ダメージ+8,算出ダメージ2倍,命中力に器用度ボーナス+1分のペナルティ修正
効果

非常に大振りな動作で思いっきり斧を振り回します。
あまりにも大振りなため、ほとんどの場合躱されてしまいますが、命中時の威力はすさまじいものとなります。
命中力に器用度ボーナス+1分のペナルティ修正を受けますが、命中した際に追加ダメージを+8し、算出したダメージを2倍にして適用ダメージを決定します。

《打点を逸して窮地を抜ける》

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
限定条件
用法1Hのソード
使用
任意の戦士系技能
適用
リスク
概要
適用ダメージを-2,達成値が相手の命中の値を3以上上回った場合は更に-3
効果

崩れた体勢から、咄嗟に相手の攻撃を小回りの効く剣で打ち払う技術です。
1ラウンド(10秒)に1度、相手の抵抗:回避/消滅である攻撃に対する回避に失敗した場合にその命中達成値を目標値(受動側)として任意の戦士系技能+器用度ボーナスの値で命中判定を行うことができます。
成功した場合には、その攻撃から受けるダメージを-2します。
また、達成値が3以上目標値を上回っていた場合、更に受けるダメージを-3します。

秘伝魔法

魔力を直接的に身体から利用するエンハンサーに近い技能で魔法を使用します。
しかるべき冒険者レベルに到達している場合に取得可能です。

3
【無相の力、それは無数の剣】
必要名誉点
30
消費
MP2
対象
術者
射程/
形状

時間
一瞬
抵抗
なし
概要
使用されていない手に武器を装備する
効果

ピッピトループの投槍戦法や武器を使い潰しながらも戦い抜く戦法を支えた魔法です。
特に特定の魔法体系には属しておらず、詠唱も魔法の発動体や聖印といったものも必要ではありません。
術者の身体を通して直接マナを展開し、術者の手元に武器を呼び寄せます。

製作者:フィオ