容姿・経歴・その他メモ

「オーガッハさん。少し待ってください」
「ここから生まれてくる子は……誰もいない天空の遺跡に一人、放り出されることになります」
「だから……せめて、あなたは望まれて生まれてきたんだと。贈り物を一つ、残していきたいのです」
「ありがとうございます……これで、未練はありません。行きましょう」


天空のうち捨てられた遺跡に放置されていたジェネレーターが、とある理由で起動した結果生み出されたルーンフォークです。
彼女が目覚めたとき、ジェネレーターは再び沈黙しました。おそらく、機械に何かしらの理由で魔力の火が入り、一時的に稼働したのでしょう。
彼女が目覚めたとき、最初に見たものは満天の夜空でした。周りの様子を伺うと、ノートが一冊、雨をしのげる場所に置いてありました。
彼女はそれが読めませんでした。魔法文明語で書かれていたからです。
彼女はそれを読みたいと思い、近くの小屋にあった書物を読み漁り、遂に解読に成功します。
彼女が読み解きだしたとき、表紙にあった記号が、実は魔法文明語で意味を成すことに気づきました。
「これをこれから目覚める小さな天空の星（ティヌ・メネル）に贈ります。銀色の贈り物より」
そしてそこには、魔法使いとして生きるための技、知識が記されていました。
それを通して読み、魔法をある程度使えるようになった彼女は、この『銀色の贈り物』にお礼を言いたいと思いました。


冒険の目的
『銀色の贈り物』の正体を知り、できればお礼を言い、マスターになってもらう。
下界の物事を見て回る。

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