容姿・経歴・その他メモ

商売を手伝ったことがある
大恋愛をしたことがある
かつて信頼できる友人がいた
負けず嫌いと評されたことがある

無理やり巻込まれて。


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とある森奥の集落で暮らしていたエルフ。
その村はエルフの村であり、人間やドワーフなど他の種族は居なかった。
周辺を森に囲まれており外界との繋がりもなく、エルフ独自の文化や習慣が根付いている。

知的好奇心が旺盛だったPCはある日村を抜け出して人間の街まで行こうとするも、森の中で道に迷ってしまい行き倒れに。
そこを偶然通りかかった人間の女に助けられる。
そのまま人間の街まで運ばれて手厚く介抱されたPCは一命を取り留めた。

以降その女性とPCの関係は続いていき、いつしか彼女に恋心を抱くようになる。
親密になっていく過程で彼女が抱えている生活への悩みを聞いたPCは、どうにか手助けができないものかと申し出た。
PCの気遣いにその女性はこう応える。
「エルフの村の周辺にのみ生えている万病に効く薬草と、エルフが独自に培ってきた薬学の知識がほしい」と。
その願いを受け止めたPCは薬草を摘み、村で一番薬学の知識が深い親友を彼女に紹介した。

だが、それは嘘だった。
その女は裏で奴隷商と繋がっており、エルフを奴隷とする為にPCを騙したのだ。
結果としてPCは人身売買という闇の商売に協力する形となり、親友と恋心を一度に失った。
それどころが村の詳しい場所もその女に伝えてしまっていたため、金に目がくらんだ悪党どもが押し寄せてきてPCの育ってきた村は荒らされ尽くし、見る影もないほどの有り様に。
その光景を見つめている彼に残されたのは、人間に対する憎悪の感情だけだった。

【備考】
『負けず嫌いと評されたことがある』
→知的好奇心が旺盛なため危険を顧みず行動する傾向があった。薬学の知識に富んだ親友エルフの鼻を明かすために毒草とかも自身の身体で試したことがある。

『無理やり巻き込まれて』
→本人が意図しない形で人身売買に加担させられた。その経験から人間への恨みを募らせ、奴隷として連れ去られてしまった親友や他の仲間を救うために旅に出る。

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