容姿・経歴・その他メモ

名前：ブレイブ・レイド
性別：男
愛称：レイ爺
年齢：86歳
家族構成：自分、息子の嫁（娘）、孫２人（男女の双子）、イマジナリーばあさん
好きなもの：孫、娘、弓を打つこと、獣狩り
嫌いなもの：元息子、殺人、生臭い食べ物
戦闘技能：シューター

弓を持ったら人が変わるトリガーハッピーおじいちゃん。
普段は何にも考えていないボケた老人のようにホケホケ笑っていてちょっとオーバーなリアクションをしがちな愉快なおじいちゃんだが、一度弓矢を持って外に出れば動く獲物を全て打ち抜くまで逃がさない止められない暴走狩人となって森をアグレッシブに徘徊するおじいちゃんである。（弓を持った時のイメージはマリオ「いいいいいやふううううう！！！（高音）」とか言って叫んでる）
山間部の小さな村出身の元狩人。彼の森の周辺には正体不明の生物がおり、時折昼間の森から「いーあーうー」「ふああああああ」といったうめき声和鳴き声の用魔物が聞こえてくるらしい。（尚、この声の正体はブレイブである）

山間部にある小さな村。ブレイブは放浪者や行商人、冒険者すらも滅多に通ることのない山奥の村で生まれた。
村の人口は20人程度でむらの住人全員が何かしらの役割を持っているような村であった。
ブレイブは狩人の役割を持つ家の子供だった。
ブレイブは小さいころに村に迷い込んだ冒険者の話を聞き、冒険者になりたいと思っていたが両親が若いうちに亡くなってしまったため、ブレイブが狩人になるほかなかった。そのため、彼は一度その夢をあきらめた。
十数年の時が経ち、ブレイブが少年から青年になった頃、彼には婚約者がいた。ブレイブが何度もアタックし、やっと攻略したその人は森での散歩中に蛮族に襲われ命を落とした。彼が狂ってしまったのは、きっとその時からなのだろう。
現実に耐えられなかったのか、彼はいつしか虚空に向かって話しかけるようになった。まるで死んだ婚約者がそこにいるかのように立ち振る舞い、誰もいないはずの家に向かって帰還の声をかける。村人たちは、いつしかブレイブに嫁を進めることをやめ、ブレイブの妄言にも同調するようになっていった。
婚約者を失って30年ほどの月日が経った頃、ブレイブは森で捨て子を発見した。子供は赤子で、頭に小さな角が生えた人間のナイトメアだった。ブレイブは赤子を村に連れて帰り、自分と亡き婚約者の息子として育てた。村の人間は最初はナイトメアの子供にいやそうな顔をしていたが、「ブレイブが育てるならいいか」と次第に気にしなくなっていった。
十数年後、息子は同い年の女性と恋人になり、その数年後に結婚した。
息子が結婚した数年後、息子とその妻の間に子供ができた。しかし、息子は子供が生まれる少し前に村から突如として姿を消した。
ブレイブは息子に何かあったのではないかと何日も森を探したが、手掛かり一つ見つかることは無かった。ある日、身重の息子の妻から「息子は村の外の冒険者の女と駆け落ちした」と聞かされ、また、妻も「夫（息子）が幸せなら」と送り出してしまったという。
ブレイブは激怒した。そして、息子を思って身を引き、元の家族からも厳しい目を向けられる元息子の妻と生まれてくる孫たちをイマジナリーばあさんと共に守るのだと決意した。
ブレイブはその日から息子の嫁を娘として、生まれてきた孫と娘にたくさんの愛情を注いで育ててきた。しかし、息子への怒りが消えることは無かった。
孫たちが成人した頃、ブレイブは狩人を引退し、孫達に狩人の座を譲った。
その後、ブレイブはイマジナリーばあさんを家に残し、冒険者となった。元息子を一回ぶん殴って、彼の人生で初めて説教をしてやるために。

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