プロフィール
容姿・性格など
露出度の高い薄着に覆われた、色素こそ極めて薄いが健康的な肢体、そしてその各部には意匠化した太陽の刺青。
明るく社交的で笑顔を絶やさない彼女の双眸はしかし赤黒地に金色が爛々と輝く──そう、彼女は太陽の種族に育てられた星の種族なのだ。
ドーデン地方を中心に高速巡業する、多種族で構成された芸人一座『ドラウプニル』に物心つく前に養子として迎え入れられた彼女は、15を迎えて成人の証を背中に刻み、やがて舞台に立つ者として”箒星”と呼ばれるほどに踊り子の技量は一人前となった。
しかし芸人一座の父親、『ソルントゥム・ドラウプニル』は彼女を一座の主演として認めなかった。
「お前の技には圧倒的に社会経験が足りん」
「一座の星となりたければ冒険者として名をあげてくるがいい」
──かくして、種族への偏見持たぬ少女、ルナアルコ・ドラウプニルの『星を目指す』冒険が始まったのだった。
身長 | 163cm(アルヴにしては高身長) |
体重 | 49kg (スタイルがいい) |
好き | 身体を動かすこと全般、家族 |
得意 | ポールダンス、柔軟運動 |
苦手 | 夜ふかし |
趣味 | ひなたぼっこ |
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経歴
生まれ | 『養子として育つ』 |
経歴 | 『一所に5日以上滞在したことがない』『身体のどこかに刺青がある』『家族に異種族がいる』 |
理由 | 『親に言われて』 |
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芸人一座:ドラウプニル
多種族の養子を家族として構成している芸人一座。
主にドーデン地方を高速で巡業しており、一度の巡業で同じ街に5日と留まらないことを掟とする。
各地の冒険者ギルドや遺跡ギルドにツテがあり、手に入れた新しい情報をそれぞれ共有したりもしている。
今の父親は、ソレイユの『ソルントゥム・ドラウプニル』(53歳)。
主演を張る家族は大抵一度は冒険者として経験を積んでいる。
なお、ルナアルコは今代では末っ子に当たる。
こぼれ話
過去、ドラウプニルの一座が街道で行き倒れていた人間の女性を保護した際、その女性が抱き抱えていた赤ん坊がルナアルコである。
アルヴの子を身ごもり、故郷を捨てたというその女性にソルントゥムは一目惚れし、一生守り抜くと宣言した。
しかし運命は残酷なもの、女性はルナアルコが物心つく前に病気で亡くなってしまった。
女性を救うことはできなかったが、娘であるルナアルコのことをソルントゥムは実の娘のように育てた。
大事に思い、目をかけているからこそ、父としてソルントゥムはルナアルコを旅に送り出したのである。
余談ではあるが、女性は夫に操を立てていたため、ソルントゥムのことを愛することはできなかったが、その心に深い感謝の念を抱いていた。
人間の女性の名前はティエル。街を訪れたアルヴの冒険者と愛しあい、子をもうけたが、故郷で周囲の理解を得ることはついぞ叶わなかった。
ソルントゥムはルナアルコに母親やその故郷のことはほとんど話していない。