ダンジョンドレッサー
- 知能
- 低い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔法文明語
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 16/19
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 14
- 移動速度
- 0
- 生命抵抗力
- 10 (17)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| なし(核) | ― | ― | 9 (16) | 8 | 69 | ― |
| なし(鏡×n) | ― | ― | 10 (17) | 5 | 61 | ― |
- 部位数
- 2(核/鏡×n)
- コア部位
- 核
特殊能力
●鏡
[主]幻影作成
迷宮内のキャラクターとそっくりな幻影を作成します。この能力はこの魔物が支配する迷宮内に存在する「分類:魔法生物・魔動機・アンデッド」ではないキャラクターを対象にします(エリアや射程、遮蔽などの条件もありませんが、すでにこの能力で幻影が作成されているキャラクターを対象とすることはできません)。
幻影は、対象と同じ能力や数値、アイテムや魔法の効果などを得て、独立したキャラクターとして行動を開始します。ただし、下記の点は対象と異なります。
・作成時の位置はランダムです(GMが決定します)。
・「分類:魔法生物」「知能:低い」「反応:敵対的」となり、この魔物の利になるよう行動します。行動方針はコピーした対象にある程度依存します。
・対象と幻影では一見すると見分けはつきません。対象の事をある程度知っているキャラクターであれば目標値15の「真偽判定」に成功すれば判別できます。
・使用することで消費されるアイテムは、最低限攻撃に必要なもの(例:矢弾)を除き使用できません。
この能力により幻影が存在する場合、その部位は一切の判定や動作を行えません。この能力を自身の判断で解除することも不可能です。
[部位:鏡]のHPが0以下となった場合、その部位が作成した幻影は即座に消滅します。幻影のHPが0以下となった場合、その幻影を作成した[部位:鏡]のHPは0となり破壊されます。
●核
[主]幻影招集
[部位:鏡]によって作成された幻影を自身と同じエリア/座標に転移させます。転移した幻影は、その手番には主動作は行えません(移動や補助動作などは行えます。また手番をすでに終えた幻影を転移させることは可能です)。
この能力は、この魔物が乱戦内であるか、いずれかの部位のHPが減少している場合にのみ使用できます。
戦利品
- 自動
- 手鏡(Lサイズ)(75G/-)×2d
- 自動
- ミラーシールド(435G/-)×1d
- 2~9
- 鏡の破片(330G/黒白A)
- 10~
- 大きな鏡の破片(1220G/黒白S)
解説
ダンジョンそのものと言える魔物です。マリシャスドレッサー(⇒『Ⅲ』389、『ML』147頁)との類似点から、剣の迷宮や魔域などによって能力を増大させた変異種と考えられていますが詳細は不明です。
ダンジョンに侵入したキャラクターを複製する能力を持ちます。そのため強力なキャラクターであればそれだけ強力な複製が発生してしまうため、魔物レベル以上に対処の難しい魔物です。ただし、一部の事柄は複製できないことや、行動指針が元のキャラクターに似通うなどの特徴があり、これらをいかすことが攻略の糸口となります。
裁定例
・《戦域魔導術ベロニカ》で遅発中の魔法:幻影にも適用されます。ただし行使者はこの魔物という扱いになります。
・〈熱狂の酒〉〈龍樹の秘薬〉「[主]月の舞」など持続中の効果:幻影にも適用されますが、魔法生物であるため毒属性のものは効果を及ぼしません。
・《剣の加護/運命変転》〈スマルティエの風切り布〉など回数制限の効果:使用可能です。ただし、この能力の使用時にすでに使用済みである場合は使用できません。(作成時に使用状況などもコピーします)
・〈消魔の守護石〉〈月光の魔符〉〈マテリアルカード〉などの消耗品:消費されるアイテムのため使用できません。ただし、使い捨ての装飾品(〈巧みの指輪〉〈ミサイルトラッパー〉など)は使用できます。