冒険に出た理由「見聞を広めるため」

経歴1:C3-1「大きな嘘をついている（いた）」
経歴2:B1-1「大きな失敗をしたことがある」
経歴3:A5-2「まだ恋をしたことが無い」
経歴4:B5-6「絶対に知られたくない秘密がある」

昔、大切な友人が居た。彼は「○○も、一緒に冒険者になって、冒険しようよ！」が口癖だった。
彼は、何か夢を見ていたのだろうか？冒険者になって、有名になって、そんな物語を想像していたのだろうか？
どちらにせよ、きっと彼はもうその夢は見れないのだ。だって彼は.....
あの日、彼は「ルーナ、一緒に向こうの方に行ってみない？何かあるかも！」と言っていた。私は「危ないからやめときなよ～」と
軽くあしらっていた。いつも通りの日常。そう思っていたのだが......
いつの間にか、寝ていたようだ。辺りを見ると、彼が居ない。どこへ行ったのか。帰ったのだろうか。いや、彼は断られた後もぐいぐいこちらを誘ってくる子だ。すぐに起こすだろう。それに、帰っている気がしない。
....私は、先ほど彼が言っていた方向へと、足を進めた。走った。息が切れても走った。
しかし、そこにあったのは、何者かが抵抗した跡のみだった。
彼は、死んでしまったのだろうか。私が一緒に行けば、今も元気に冒険者になっていたのだろうか。
私は彼がどこにいるかを探すため、生きているのかを知るため、そして彼に対するこの気持ちが何かを知るため、彼の夢見ていた冒険者になった。この感情は、恋じゃない。絶対に。

使用したイラスト
https://booth.pm/ja/items/3799242
言語
「交易共通語」
『エルフ語』
誕生日は2月1日

バルデ＝クロード→クロードくん
エリカ・レルータ→エリカさん
ベンジャミン・ティミー→ベンジャミンさん