「私はカリン・ロッシ。通りすがりの拳闘士です」
「父さんみたいにできないが、拳に自信があるわ」
「短い間ですが、よろしくお願いします」

彼女はカリン・ロッシ。本名ではなく、恩人から彼女に与えた名前。
彼女自身も自分の本名を知らない。何せ彼女は戦争孤児。まだ赤児のときから、自分の故郷が戦争に巻き込まれ、両親が死んだ。
彼女が助かったのは、とある傭兵団の幹部に見つけられて、そのまま保護されたおかげだ。

熊みたいな図体を持つその傭兵団の幹部（実際彼が熊のリカント）だが、不器用でありながら愛情をこもって彼女を育てた。
他の傭兵の人たちも彼女のことを家族みたいに思い接触した。
そのためなのか、地方から地方へ移動しながら活動する傭兵団の生活でも特に不便を感じることなく、むしろ彼らを助けるために家事全般をやった。

自分の父的の存在（熊のリカント）に対して強い憧れを持つ彼女だが、手始めにその人のように己の肉体のみで戦えるように、拳闘士の戦法を学んだ。
幸い自分の持つ才能、更に他の団員からの手助けもあって、彼女が直ぐに身につき、ある程度の傭兵の活動でも手伝うことができるように成長した。

ある日、傭兵団が次の地方を向かう途中で山を越えようとするとき、突然魔域が発生し、彼らを飲み込もうとするが、

「すまない、カリン」

「えっ？」

「――強く生きろ、カリン」

「と、父さん―――！」

――彼女が下の川へ落とされたことによって、唯一巻き込まれなかった人になった。


その後、彼女が近くの村の人々に発見されて、看病された。
しかし彼女が目覚めた後その村から脱出し、すぐさまそこへ戻ったが、そこでもう何もなかった。
魔域も、団員達も、父も、何も残されていなかった。
彼女が初めて、人生に自分が一人になった。

――しばらく村に滞在した彼女だがある日、旅している胡散臭い人によって予言を貰えた。
「空へ飛び立て、ニシカゼのハヤブサよ。そこで、君が会いたい人が待っているんだろう」

その言葉を信じた彼女が翌日、村から飛び立ち、冒険者の一歩へ歩き始めるんだった......

トウヤ・ヴァイスヴォルフ - 今日 12:51
新規作成：冒険者生まれの人間

トウヤ・ヴァイスヴォルフ - 今日 12:53
x3 (2d)+(2d)+(2d)+(2d)+(2d)+(2d)+(2d)+(2d)+(2d) #1
((2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)) ＞ (5[3,2])+(7[2,5])+(5[3,2])+(6[1,5])+(4[1,3])+(8[5,3])+(6[3,3])+(11[5,6])+(7[3,4]) ＞ 59

#2
((2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)) ＞ (10[6,4])+(9[3,6])+(8[5,3])+(8[2,6])+(9[4,5])+(4[2,2])+(8[5,3])+(9[6,3])+(7[6,1]) ＞ 72

#3
((2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)+(2D6)) ＞ (11[5,6])+(5[1,4])+(7[1,6])+(5[4,1])+(7[1,6])+(7[4,3])+(4[3,1])+(4[1,3])+(6[3,3]) ＞ 56

トウヤ・ヴァイスヴォルフ - 今日 13:00
2番目


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経歴表

トウヤ・ヴァイスヴォルフ - 今日 13:00
x3 1d3+2d6 #1
(1D3+2D6) ＞ 3[3]+8[6,2] ＞ 11

#2
(1D3+2D6) ＞ 1[1]+7[1,6] ＞ 8

#3
(1D3+2D6) ＞ 2[2]+6[2,4] ＞ 8

トウヤ・ヴァイスヴォルフ - 今日 13:00
d66 (D66) ＞ 55

一所に５日以上滞在したことがない
憧れる冒険者がいる
競い合う友人がいた

予言によって