【オーシア一騎生存殺陣剣】
（ランドール地方）- 入門条件
- 50名誉点
ランドール地方鮮血海沿岸部の都市で発達した剣術です。主に”海上都市”オーシアで使われている事と、オーシアを作ったとされるウィーカー・セプトが使っていたことからこの名前が定着しています。しかしランドール地方の都市国家では独自の形態に進化している為、この流派はオーシア流抜刀術とも呼ばれています。
この秘伝の極意は対人戦において、一体多数の戦いを強いられても耐えぬいて生き残る事にあります。当然金属鎧と盾を用いれば耐久性に優れますが敵を倒す能力は低くなる傾向にあります。そこで生存性と攻撃性を両立させる為にあえて盾を使わず、完全に敵の攻撃を見切り急所を突いて攻撃する事を極意として教えています。
通常の防衛術とは一線を画すため騎士団の中では習得者は少ないですが、単独で依頼をこなす冒険者には愛されています。
流派装備
【オーシア一騎生存殺陣剣】では、素早く抜刀を行う為通常の剣とは違い反り返った片刃の片手剣が好んで使われます。しかし従来の片手剣はその軽さと取り回しが売りであり、一撃必殺には向いていません。その為重量を度外視した一撃重視の専用片手剣を門下生に販売しています。その最大の特徴は鞘の中を血で濡らすことにより刀身と鞘の摩擦を軽減する事にあります。しかしあまりに危険な為使われる事は少ないです。
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| 居合刀・錆 | 12 | 〈ソード〉B | 1000G ＋20名誉点 | HPを５点消費し、威力が１０上昇 |
| 居合刀・銑 | 12 | 〈ソード〉A | 10000G ＋30名誉点 | HPを５点消費し、威力が１０上昇 |
| 居合刀・鉄 | 12 | 〈ソード〉S | 20000G ＋50名誉点 | HPを５点消費し、威力が１０上昇 |
| 居合刀・鋼 | 12 | 〈ソード〉SS | 40000G ＋100名誉点 | HPを５点消費し、威力が１０上昇 |
秘伝
秘伝は片手用の剣を剣と鞘を両手で持ち攻撃するのが基本です。その為常に両手を空けておかなければなりません。剣を抜刀している状態ではこの居合は使用できない為、抜刀と攻撃と納刀を一連の動作とする抜刀術もあります。
《居合・一閃》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-3、HP5点消費
- 概要
- 納刀状態から必殺の一撃を加える
- 効果
この秘伝を宣言する為には、両手に「1H拳」以外の武器や道具、手綱等を一切装備、保持してはいけません。更に鞘にしまわれた「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞の武器を1本以上所持している必要があります。この秘伝を宣言すると、秘伝の宣言と共に「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞を即座に片手に装備し攻撃します。この宣言を行った攻撃が命中した場合、威力表使用時の出目が3～11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。この時、命中力判定の達成値が受動側の判定の達成値より4以上高ければ、出目を「+2」して扱えます。ただし、一撃を加える事に全ての神経を集中させる為それ以外の思考が鈍ります。リスクとして生命・精神抵抗力判定において-2のペナルティ修正を受けます
《居合・瞬閃》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《居合・一閃》
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-2、HP5点消費
- 概要
- 納刀状態から必殺の一撃を加える
- 効果
リスクが生命・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けること以外は《居合・一閃》と同じです
《居合・神閃》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《居合・瞬閃》
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- バトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-1、HP5点消費
- 概要
- 納刀状態から必殺の一撃を加える
- 効果
リスクが生命・精神抵抗力判定に-1のペナルティ修正を受けること以外は《居合・瞬閃》と同じです
《抜刀術・唯心》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《切り返しⅠ》変化型
- 前提
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃
- リスク
- HP5点消費
- 概要
- 抜刀した後に攻撃し納刀する
- 効果
この秘伝を宣言する為には、両手に「1H拳」以外の武器や道具、手綱等を一切装備、保持してはいけません。更に鞘にしまわれた「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞の武器を1本以上所持している必要があります。この秘伝を宣言すると、秘伝の宣言と共に「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞を即座に片手に装備し攻撃し、直後に攻撃に使った武器を鞘に収納します。この時例外的に「武器の切り替え」が発生し、攻撃が終わった後は何も装備していない素手の状態になります。なお基礎特技と異なり、「用法:2H」の制限はありません。また、この秘伝は例外的に自身の手番ではなくとも宣言できます。ただしリスクとしてHPを5点消費できなければなりません
《抜刀術・零心》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《切り返しⅡ》変化型
- 前提
- 《抜刀術・唯心》
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃
- リスク
- HP5点消費
- 概要
- 抜刀した後に攻撃し納刀する。ダメージ+4
- 効果
命中時にダメージが+4点されること以外は《抜刀術・唯心》と同じです
《奥義・唯閃》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 《切り返しⅠ》変化型
- 前提
- 《居合・瞬閃》《抜刀術・唯心》《両手利き》
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- １回の近接攻撃×２
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-2、HP5点消費
- 概要
- 抜刀した後に必殺の連撃を加え納刀する
- 効果
鞘に収めて帯刀した状態より、鞘から刀を抜き放つ動作で相手に一撃を与え、続く太刀捌きでさらに攻撃を加えたのち、血振るい残心、納刀するに至るオーシア一騎生存殺陣剣の奥義です。
この秘伝を宣言する為には、両手に「1H拳」以外の武器や道具、手綱等を一切装備、保持してはいけません。更に鞘にしまわれた「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞の武器を1本以上所持している必要があります。この秘伝を宣言すると、秘伝の宣言と共に「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞を即座に片手に装備し攻撃し、直後に攻撃に使った武器でもう一度攻撃し、その後武器を鞘に収納します。この時例外的に「武器の切り替え」が発生し、攻撃が終わった後は何も装備していない素手の状態になります。なお基礎特技と異なり、「用法:2H」の制限はありません。。この宣言を行った攻撃が命中した場合、それぞれの威力表使用時の出目が3～11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。この時、命中力判定の達成値が受動側の判定の達成値より4以上高ければ、出目を「+2」して扱えます。ただしリスクとして生命・精神抵抗力判定において-2（合計-4）のペナルティ修正を受け、てHPを5点（合計10）消費できなければなりません。また、《両手利き》本来の筋力制限はありません。《二刀流》を習得していない場合はそれぞれ命中判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。《双撃》を習得していれば別々の対象に攻撃できます
《奥義・零閃》
- 必要名誉点
- 200
- タイプ
- 《切り返しⅡ》変化型
- 前提
- 《居合・神閃》《抜刀術・零心》《奥義・唯閃》《両手利き》
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- バトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃×２
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定－１、HP５点消費
- 概要
- 抜刀した後に必殺の連撃を加え納刀する。ダメージ＋４
- 効果
それぞれの命中時にダメージが+4点されることと生命・精神抵抗力判定に-1（合計-2）のペナルティ修正を受けること以外は《奥義・唯閃》と同じです
《常在戦場》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 不意打ちを受けてもペナルティ修正軽減
- 効果
この秘伝習得者は不意打ちを受けた時に、その行為判定へのペナルティ修正を「-2」ではなく「-1」に軽減します。ただし、不意打ちを受けた時両手に「1H拳」以外の武器や道具、手綱等を一切装備、保持してはいけません。更に鞘にしまわれた「用法:1H（1H両不可）」のカテゴリ＜ソード＞の武器を1本以上所持している必要があります
《奥義・斬撃領域》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 両手に装備、保持なし。「用法：１Ｈ(１Ｈ両不可）」＜ソード＞所持、移動不可
- 使用
- ファイターorバトルダンサーorフェンサー技能
- 適用
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-1、HP5点消費
- 概要
- 攻撃を武器に滑らすようにして避けた後、完璧なタイミングか絶妙なタイミングで反撃する
- 効果
近接攻撃を受けた時、敵の攻撃を完璧なタイミングか絶妙なタイミングで回避した場合のみ宣言できます。また、この秘伝を宣言する為には、両手に「1H拳」以外の武器や道具、手綱等を一切装備、保持してはいけません。更に鞘にしまわれた「用法:1H(1H両不可）」のカテゴリ＜ソード＞の武器を1本以上所持している必要があります。
攻撃に対する受動側の回避力判定の達成値が、能動側の命中力判定の達成値と同値か4以上高ければ《カウンター》が行えます
その後受動側が「用法:1H」のカテゴリ＜ソード＞の武器による命中力判定を行い達成値、能動側の命中力判定と比べ合いを行います。この時通常の回避力判定とは逆に反撃を試みる側が能動側、先に近接攻撃を試みたが我が受動側となります
能動側が有利な結果になった場合、受動側の近接攻撃は外れ、同時に能動側が使用した武器による命中したものとしてダメージや攻撃に付随する効果の処理がは行われます。受動側が有利になった場合、その近接攻撃が命中し、算出ダメージの決定において威力表や打撃点決定を行う2dの出目が「12」であったものとされます。これによりクリティカルが発生した場合2廻り目以降は通常の処理を行います。
この能力を宣言するたびに、リスクとして生命・精神抵抗力判定において-1のペナルティ修正を受け、てHPを5点消費できなければなりません。また、直前の手番で座標が移動していてはいけません。通常の《カウンター》と違い1ラウンドに1回の制限はありませんが、攻撃後に抜刀状態になる為2回目以降を宣言する為には《抜刀術・唯心》か《抜刀術・零心》の宣言が必要になります