ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ノエルの日記(5月) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ノエルの日記(5月)

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形状
カテゴリ
製作時期
概要
ノエルの日記帳の一部。(R7.5月の内容)
効果

由来・逸話

5/1 冒険者になった日

サーカス団のみんなと別れてから、すぐに冒険者ギルドに向かった。

ハールーン魔術研究王国にある冒険者ギルド
「若樹の双杖亭(ヴィルガロッド)」

入ってみると、すごく賑やかでびっくりしちゃった。
冒険者ギルドって、こんなに賑やかなんだね。

受付嬢のミーサさんとお話をして、ギルドマスターのグリアンさんともお話をして、無事に冒険者として登録することが出来た。

これから僕は、フェアリーテイマーとして、妖精さんと一緒に戦うことになるんだけど………。
どうしてかな、不思議だけど……妖精さんと過ごしたり、一緒に戦うことが、何だか懐かしく感じるような気がするんだよね。

もしかして、僕、何処かで冒険者をしていたことがあったりする、のかな…?
とにかく、無事に冒険者になることが出来たし、これから頑張らなくちゃね。

5/3 初めての冒険

今日は、冒険者になって初めて依頼を受ける日。

冒険に出る時は、同じ冒険者の人たちが何人か集まって、みんなで行くのがいいみたい。確かに、依頼を受ける時はみんな、2人以上でいつも動いてるみたいだった。強い魔物もいるかもしれないし、その方が安全だよね。

今日、一緒に冒険することになったのは、パフェさん、ハロさん、ファイスさん、ペファードさん、レネーヴァさん。
大人数でわいわいするの、何だかサーカス団にいた頃みたいで、まだ少し………数日しか経ってないのにちょっと懐かしいって思っちゃった。

今日行くのは、狼退治とゴブリン退治。
最初は狼退治。実際に戦うのは初めてだったから、攻撃されてもあんまり上手に避けられなくて、何回か噛まれちゃった。でも、レネさんが回復してくれて、すごく助かったや。ファイスさんの楽器も、聴いてると何だか元気になれるし。ペファードさんはどんどん敵に向かっていって、ズバーっと倒してっちゃうの、かっこよかったなぁ…。
その後はゴブリン退治にも行ってきた。たくさんゴブリンがいたけど、みんなの力を合わせて、さくさく倒せちゃった。ハロさんは弓の名手だね!射った矢、全部当たっちゃうんだもん。それに、パフェさんもすごいの!遠く離れた所にいるボルグに攻撃当てちゃうんだもん!

僕はまだ、自分がどんな風に戦えばいいのかも、全然わからないから、本当にみんなすごいなぁ…。
妖精さんの力を借りるなら、もう少しお金がたくさんもらえる依頼に行く方がいいのかな?魔法石、たくさん使うことになるもんね。

目的地に向かう時にも、たくさんお話したりして、楽しかった。
次はどんな冒険になるのかな。また、今日一緒に冒険したみんなとも会えるといいなぁ…。

あ、あと…パフェさんにほめてもらえて、嬉しかったよ、ありがとう、パフェさん。

一緒に冒険した人たち
パフェさん(空野心さん)、ハロさん(lostskullさん)、ファイスさん(エビフライさん)、ペファードさん(ふーごさん)、レネーヴァさん(tataraさん)
5/5 ランダム魔域:闘技場(その2)

ギルドに張り出されている依頼を見て、魔域って何だろう?って思って、気になったから受けてみることにした。

酒場で飲んだくれていた依頼主さんが、先に来てたレイヴさんとお話してるのを見つけた。
魔域っていうのは、急に現れる魔物の住処、みたいなものなんだって。脅威度…は低いけど、何度も発生してるみたいで、何とかしないとまずいみたいだった。
僕も一緒に、って、声掛けたら、エトさんと、ギルドの人じゃないみたいだけど、レティシアさんって人も来てくれることになった。

初めて魔域?に入るけど、みんな一緒だし、初めて行く所だし、わくわくする!
中に入ってみたら、何だか危険な気配がしたけど、それでも先に進むしかないし。それに、魔域とはいえ、魔法も問題なく使えるみたいだから、全然怖くなかったんだー。
だって、僕にはみんなの他にも、一緒に戦ってくれる妖精さんがいるから。

魔域の中での戦闘は、ちょっと大変だったけど、みんなの力を合わせて魔物は無事に全部倒せたよ。
エトさんは、大きくなった姿が逞しくて、みんなのこと守りながら戦っていて、レティシアさんはいろんな補助魔法とかを使えるみたいだった。レイヴさんは……酔拳の使い手、なのかな?お酒を飲んでからの動きが本当にすごかったんだよ?

僕は、エインセルと一緒に戦ったよ。
妖精さんと実際に一緒に戦うのは初めて、だったけど…なんだか、妖精さんと一緒の方が戦いやすいように感じたんだよね。どうしてなんだろう。フェアリーテイマーだから……なのかな?

無事に魔域を潰すことが出来て、不思議な素材?みたいなものも手に入ったけど、これ、何なのかな?今度、詳しい人に聞いてみることにしよう。

それにしても……妖精さんと一緒に戦いながら、他にもまだ何か出来ることがありそうな気がするんだよね。
やっぱり、いろんな人と冒険すると、いろんなことを知れて、楽しいな。

一緒に冒険した人たち
エトさん(エディさん)レイヴさん(さくらさん)レティシアさん(仕事サボッテンダーさん)
5/10 恐竜レースをぶっちぎれ!

今日は、魔剣?っていうのを手に入れる為に、ダウレスレースに参加することになった。
今回も、一緒に依頼に行くの初めての人ばっかりで、歩きながら道中で自己紹介。いろんな種族の人がいて、冒険者になった理由も、いろいろなんだね。

レースは、みんなで参加するみたいで、騎手としてアウイナさんが一緒に出場してくれたの。
レースは思ってたより難しくて、コースも複雑だったし、戦闘もたくさんあって、すごーーーく大変だった。みんなも思ってたみたいで、魔力の使い方の配分も難しかったなぁ…。

でもね、モモさんは武器を投げたり敵を蹴ったりして武闘派!って感じでかっこよかったし、カルネさんやアダールさんは全体攻撃が出来る魔法を使えて、どんどん敵に攻撃してくから、魔法ってやっぱりすごいんだなーって改めて感じちゃった。テルマさんは遠くから敵を狙撃するのが上手で呪文みたいなのたくさん言ってたけど…あれは何だったんだろ?
まだまだ僕の知らないことがたくさんあるみたい。

ただ………。
カルネさんが、攻撃されて気絶しちゃって。
初めて、仲間が死んでしまうかもしれない所に遭遇して…心臓が、ギュって、なった…。
カルネさんが、いなくなっちゃうかもしれないって、思ったら…すごく、怖かった。
カルネさんは、酷い怪我を負っただけで、無事だったんだけど…それでも、その時、何も出来なかったのが悔しかった…。

僕がもっと強かったら、もっといろんなことが出来たらって、そう思ったんだ。
だから、もっと僕に…出来ることがないか、探してみることにしたよ。きっとね、動かないと、何も出来ないから。


………僕、やっぱり何処かで冒険者をしてたことがあるのかな?そうじゃなくても、それに近いことを、してたことが、あるのかな…?
仲間を失うことが怖いって思うの、初めてじゃない気がした…。

一緒に冒険した人たち
モモ・サクラ・デルフィニウムさん(水面=瑞樹さん)、カルネリウスさん(くろはすさん)、アダール・アルダシールさん(MITAさん)、テルマさん(ふゆつきさん)
5/11 大鉄道祭の饗宴②【イノシシ狩り、鳥狩り、つる刈り】

今日から食材集めに行くことになった。美味しいご飯を作る為の材料集めをするみたい。

イノシシのお肉と、烏の卵と、植物のつるを集めてきてほしいんだって。
味見させてもらったお料理、どれも美味しかったから、いい食材集め、頑張らなくちゃ。

魔物と戦うのは、随分慣れてきたように感じるけど、まだまだ上手に出来なくて、上手く攻撃が当たらないことが多い。
どうすれば、攻撃が当たるようになるんだろう。
みんな、上手に攻撃当ててるし、威力もすごくて、どうすればみんなの役に立てるのかなってずっと考えてた。

パーティーのバランス、とかを考えて、臨機応変に動けばいいってことなんだよね、きっと。
デイズを使って、敵の動きを鈍らせるようにしてから、マピさんに撃ってもらう組み合わせがすごく強かったように感じたんだ。その時の状況に合わせて動かないといけないってことなんだよね、きっと。

そういえば、バフィルさんが作ってたお薬、あれって毒だったんだね。武器に塗り込んで使うの、すごかったなぁ…。あんなことも出来ちゃうんだ。
作ってる所を見てるのは楽しかったけど、戦いに使うってなるとあんなに強力になるんだね。でも、僕には作るの難しそう…。

水中戦もあったし、これから先、もっと変わった場所で戦いになることもあるのかな。
知らないことが、たくさんあるや…。

一緒に冒険した人たち
ドーラ・ブリッツシュタインさん(燎炎さん)、バフィルさん(ニグラスさん)、レティシアさん(サボテンさん)、アルト・ソアレさん(マヨネズさん)、マピ・ダカンライトさん(クモガミさん)
5/14 チキンキッチン!①

今日は美味しい鶏肉を集める依頼に行くことになった。
魔域に行くみたいで、この間行った時よりもみんながいろんな準備をしてるみたいだったから、僕も必要そうなものを準備して、魔域へ出発した。

今回は、途中で魔域から出て来れるアイテムがあるみたいで、程々の所で切りをつけて帰ってくる感じになるみたい。
魔域に入ってみると、やっぱり何だか不思議な気配がたくさんあるような気がする。けど……何と言うか、この間の魔域よりも、ずっと危険な場所のように感じた。

たくさん鶏肉を獲って帰ってくるのが目的なんだけど…最初に出会った魔物が、とても強くて…勝てないって思って、何とか逃げられたけど、途中僕、気を失っちゃって…。
何とか生きてはいたけど、こんなことになったのが初めてで……。みんなは、よくあること、みたいな風に見えたけど、僕は………。

こんなことで、落ち込んでられないし、頑張らなきゃって思ったけど、結局僕は、何だかずっと、みんなに助けられてばっかりだった…。

ウィル・オー・ウィスプを呼んで、みんなの回復をしてもらいながら、カレンさんのこと守ってもらってたけど、クリストフさんが、戦いの途中で気絶しちゃって…どうすればいいか、わからなくて…。
アダールさんが渡してくれたポーションを使って、クリストフさんが起きてからも、イドさんもやられちゃって…。
何とか、全員生きて帰って来れたけど、みんながいてくれたおかげで何とかなっただけ…。

僕はずっと、足手まといだった…。
他に、何か出来ることなかったのかな…。

僕は、僕の記憶を探して、大切な約束をした人のことを思い出したくて、冒険者になった。冒険者になれば、危ないことがあっても自分で何とか出来るって、そう思ってたから。
でも…そんな、簡単なことじゃなかった。
今回はたまたま、強い魔物がたくさん出る魔域だったんだって言われたら、そうかもしれないけど…でも、それでも…。

自分が死ぬことよりも、やっぱり、誰かが目の前で死ぬことが…仲間を失うことが…怖い…。
僕に出来ることって、何なのかな…僕は、どうすればいいのかな…。
ちゃんと、考えよう…。僕も、ちゃんと…みんなの力になれるように、なりたいから。

一緒に冒険した人たち
イドさん(かんづめさん)カレンさん(ニナモリさん)クリストフさん(クレイムさん)アダールさん(MITAさん)
5/16 駆け出したちの出立【要人の護衛②、アンデット退治、盗賊のアジト】

あれこれいろいろ考えてたけど、落ち込んでばっかりいても仕方ないし、依頼に行くことにした。
一緒に行く人も、顔見知りだったり、顔馴染みな人が増えてきたなぁって思うようになってきたね。

今日もみんなで、賑やかにわいわいしながら冒険に向かったよ。
途中で、素敵な音楽を聴いたり、美味しいパンを食べたりもしたんだー。ヴィゴさんが女の人に誘われて困ったりしてたこともあったけど、何事もなくてよかったよかった。

それにしても…今日は僕、なんだか思ったよりよく動けていた気がする。
何でだろう?って考えた時に、今日は妖精さんと一緒に戦ってたことが多かったんだって気がついた。
カルネさんが、やりたいようにやるといいですよ、って言ってくれたから、そうしてみたら、すごく動きやすかったというか、何と言うか…。

僕のやりたいことって、妖精さんと一緒に戦うことだから、それが出来たからよかったのかな?
出来るだけ、妖精さんを呼びながら戦うようにしてみよう。僕の戦い方を、僕の役割を、ちゃんと見つけていけるように。

それにしても、アルハイム、って何なんだろう?よくわからなかったけど、何かあるのかな?
それに、見つかった地図も、何なのかなよくわからなかったなぁ…。
この世界には、不思議なことや、わからないことがたくさんあるね。もっと、いろんなことを知っていきたいなぁ…。

一緒に冒険した人たち
モモ・サクラ・デルフィニウムさん(水面=瑞樹さん)アダール・アルダシールさん(MITAさん)カルネリウスさん(くろはすさん)ヴィゴさん(ダイスケさん)
5/17 過去からの来訪者 ※ネタバレ注意※


※ シナリオに関する多大なネタバレが含まれています ※

※ 未通過の方は、閲覧にご注意ください! ※

過去からの来訪者 前編

今日、ギルドに行ってみたら、冒険者のみんながたくさん依頼を熟していて、僕らに行けそうな依頼がないって言われちゃったんだ。
たまたま、そこに居合わせた、アルトさん、イドさん、フロウさんと一緒に、テレポーターを使って、ブルライト地方の王都ハーヴェスにある、ブルーノーズっていうギルドで依頼を探してみることになったんだ。

テレポーターって初めて使ったけど、あっという間に遠い地方に行けちゃうから便利なんだね!
着いてみたら、ギルド長のロッソさんから、見つかったばかりの魔導機文明時代の遺跡の探索に行ってみないかってお願いされて、みんなで行ってみることにしたの。

着いてみたら、本当に古い遺跡みたいで、殆ど崩れちゃってたけど、中は調べられるみたいだった。
手前の部屋にあった箱の中身は、遺跡を見つけた人が持ってっちゃってたみたいだけど、その奥に壊れちゃった大きな機械があったの。

機械を守ってたドルンは倒しちゃったんだけど、その近くに倒れてたルーンフォークの子供を保護して、難しい資料を見つけたんだけど………。
ルーンフォークの子が危ない状態だったから魔力をわけてあげたりしてたんだけど…。

一瞬だけ、目を覚ましたと思ったら、アルトさんいわく…僕のことを見て『ごしゅじんさま…?』って、言ってたみたいで、びっくりしちゃった。

それに、なんだか、僕のあの子の間で、繋がり…みたいなものが、出来てる感じもするし、一緒にいたみんなが守護者?として認定されたみたいで。
ブルーノーズに戻ってから、ロッソさんにその話をしたら、しばらくルーンフォークの子のお世話をすることになった。

泊まる宿の部屋分けをする時に、アルトさんがイドさんと同じ部屋に行こうとした時は、あれ?って思ったけど、アルトさんって男の子だったんだね!イドさんと2人でびっくりしちゃった。
アルトさん、すごく可愛くてオシャレさんだから、全然気付かなかったよ。いつも可愛いリボンとかお洋服だなーって思ってたから。

それにしても、何だか不思議なことに巻き込まれてる気がするけど…でも、放ってなんておけないし、一人じゃないし、みんなで頑張ろ!

過去からの来訪者 中編

朝起きてみたら、昨日のルーンフォークの子が少し成長した姿になってたの!名前がないみたいで、みんなで名前を考えることになったんだけど。
アルトさんが、プラチナ(白金)から何か名前つけれないかなぁって話をしてくれて、『プラナ』どうかな?って言ったら、採用されちゃった…!
響きが、宇宙(プラネット)とかかってていいなぁって思って言ってみただけだったんだけど…。それがいいと思うって、みんなが言ってくれて、プラナに決定した。

何と言うか…サーカス団のみんなが、僕の名前を考えてくれた時とか、僕のことを助けた時とかって、こんな気持ちだったのかな?
今、僕がプラナにしていることが、記憶をなくしたばかりの僕に、サーカス団のみんながしてくれたことに重なって、懐かしいというか…そんな気持ちになったりもしたよ。

プラナの名前を決めた後は、みんなで朝ご飯を食べてから、マギテック研究所に行くことになった。
ご飯を食べながら、プラナが『これはなんですか?』って、たくさん聞いてくれるから、みんなでプラナにいろんなことを教えたの。
パンやりんごは食べ物で、食べると嬉しくなるものなんだよーって。
教えたことを、プラナは記録して読み込んでるみたいだった。学習、してるのかな?
そんな風に、のんびりご飯を食べてから、マギテック研究所に向かったんだけど…。

行ってみたら、そこにいた研究者の人が、急にプラナに近づいて、研究対象として調べたいとか解体したいとか、そんなことを言い始めたから、プラナが怖がっちゃったし、みんな警戒心MAX!!!って感じになっちゃった。僕もそうなんだけどね、うん…。
そりゃ、解体して調べるなんて言われたら、そうなっちゃうよね?
取り敢えず、遺跡で見つけた資料の解読をお願いすることにして、解読が終わるまで、町を散策したりすることになった。
プラナも見たことないものばっかりだろうし、僕も、もしかすると記憶の手掛かりになるものが見つかったりするかもだし、観光も出来るし、みんなも行きたいって賛成してくれたからね!

最初に行ったのは博物館。
そこで、ドルンは機械でプラナのことを守ってくれてたんだよって話をしたりとか。
自己犠牲で処刑されちゃった神官さんの話を読んで、処刑したり裁かれたりすることが怖いことなんだよって話をしたの。
英雄の立像を見た時は、アルトさんもイドさんもフロウさんも、英雄みたいになりたいって、誰かを守ったり出来るようになりたいって思って冒険者になったって話をしてくれたの。みんな、すごいなぁ…って思ったよ。僕は自分の記憶を探す為に冒険者になったから、誰かを助けるとか守るとか、そういうのは最初はあんまり考えてなかったから。ちゃんと理由があるって、素敵だなぁって思ったんだ。

博物館の後は、スイーツパーラーに行って、みんなで甘いものを食べたんだー。
甘いものを食べると嬉しくて、幸せな気持ちになれるよって話をしたり、レモンが酸っぱくて酸っぱい顔になっちゃってたプラナ、可愛かったなぁ。
お花が綺麗でいいものだよって話もしたの。

たくさん遊んで、帰ってきてから夕飯を食べてたんだけど、その時にね、アルトさんの所に虫が寄ってきて、アルトさんは虫が苦手だってことがわかったんだけど…それにしても、すごく取り乱してたなぁ…。
アルトさんのことを、フロウさんと僕でなだめてる間に、イドさんに虫をよそに逃してもらったんだけど、アルトさん本当に虫嫌いなんだね…。その後も、虫は滅ぼす!って感じでしばらく落ち着かないくらいにはパニック状態だったなぁ。
プラナには、虫は生き物で、毒を持ってる虫は怖いけど、そうじゃない虫は大丈夫な子もいるんだよって話をした。悪い虫ばっかりじゃないもんね。


そんな風に1日を過ごして、次の日、起きてみたらまたプラナが大きくなってたの。不思議だなぁって思いながら、今日はプラナの大事なものを探しに行くことになった。
遺跡の中にあった木箱から持って行かれてたものが、大事なものらしくて、遺跡を見つけた探し屋さんの所に行くことになったの。
向かってみたら、買取屋さんの所に見つけたものを売りに行ってたみたいで、売られちゃう寸前で受け取ることが出来たんだ。思ったよりすぐに渡してくれて、助かったよ。
強引に奪うのは嫌だったし、よかったよかった。

その日の夕飯の時はね、限定ケーキが残り1つだったのを、みんなでわけて食べたんだー。すごく美味しかったなぁ…。
1つのものを、みんなでわけようって言い合えるのって、何だか嬉しくて、ちょっと特別に感じちゃうね。


それで、夜はゆっくり休んで、また朝を迎えたんだけど……起きてみたら、またプラナが成長してたの!毎日2、3歳…?くらいずつ成長してるように見えるけど、本当に不思議…。
でも、成長したおかげなのか、プラナも戦いの術を学べるくらいになったみたいで、みんなで弓の使い方を教えたの!すごく覚えがよくて、びっくりしちゃった。マギテックシューター?っていうのを目指せば、どんどん腕を上げてくんじゃないかな?
朝はそうして、みんなで鍛錬をして、午後からは図書館に行くことにしたの。

図書館にはたくさん本があってね、僕もプラナと一緒に勉強したんだー。勉強って言っても、みんなが教えてくれたんだけどね。
ルーンフォークって、昔は差別されてたんだって知って、悲しい気持ちになったけど…でも、今は違うし、僕らはルーンフォークにいい子がたくさんいるって知ってるから。僕らが、それを、たくさん広げていけばいいんだって思った。姿や形は関係ないからね。
他にもいろんな絵本を読んだりして、ゆっくり過ごしてから、次は何処行こうかーって話しながら歩いてたんだけど…。

僕が持ってたクリスタルが盗られそうになって、慌ててその手を掴んだら、その子はお腹を空かせた孤児だった。
お腹が空いてご飯を買うお金がほしかったって言うから、持ってた保存食をわけてあげて、困った時はギルドにおいでって話をしたら、みんなに何だか心配?されちゃった。
甘やかしすぎじゃないかって言われたけど、身寄りもなくてお腹が空いてたなら仕方ない…とは言わないけど、衛兵さんに突き出しちゃうのはちょっと違う気がしたんだ。話を聞いてみたら、働き口があるならその方が、って感じのこと言ってたし、ギルドに連れて行ってロッソさんに相談してみることにしたの。冒険者になれば仲間もたくさん出来るし、歳の近い子もいるだろうし。
そんな感じで、ギルドまで戻ってみたら、マギテック研究者の人からお手紙が届いてたの。お願いしてた資料の解読が済んだみたいで、大変なことが書かれてたんだって。
もう少し詳しく調べてみるし、プラナにも会いたいからまた来てほしいって書かれてたから、明日は研究所にも行ってみることになった。

プラナと出会ってから、何だか毎日いろんなことが起きて、賑やかだなぁって感じる。それに、アルトさんやイドさん、フロウさん、プラナと一緒に過ごすのがとっても楽しいって感じる。
こんな風に、これからもずっと過ごせたらいいなぁ…。


って、思ってたのに…。
その日の夜、盗賊の襲撃にあったんだ。フロウさんが起きててくれてて、起こしてくれたから助かったや…。買取屋さんが雇った盗賊が、クリスタルを狙って襲ってきたみたいだった。
イドさんもアルトさんもすぐに来てくれて、プラナも起こして、みんなで戦う体勢に入る。僕は後衛に回って、プラナを守れる位置で魔法を使いながらみんなのサポート。
連携バッチリで、あっという間に盗賊を倒せたんだけど…。
その後、突然地震が起きたの。そんなに大きな地震じゃなかったけど…地震のあとで、プラナがね、行かないといけない所があるって、真剣な表情で、話をしてくれた。

僕たちのこと、巻き込みたくないみたいな、そんな表情もあったけど…でも、みんな同じ気持ちみたい。
プラナを一人で行かせるわけない、行かせるはずがない。
プラナは、泣きそうな、それでも、決意を固めた表情を見せてくれた。

行くのは、明日。
しっかり休んで、明日に備えよう。

過去からの来訪者 後編

その日、目を覚ました僕らは、プラナと出会った森に足を運んだ。
プラナが眠っていた遺跡のもっと奥に、もう1つ遺跡があって、そこには異様な気配が漂ってたの。何か、危険な存在がそこにいるってことが、嫌でも伝わってきた。
プラナが、そこにはアークデーモンっていう魔神が封印されていて、その魔神を解き放つか封じるかを選び、世界の行く末を見守ることが役目で、このままだと封印が解かれて、アークデーモンが解き放たれてしまうってことを教えてくれたの。

プラナは、僕らの世界を壊したくない、守りたいって、言ってくれた。嬉しかったけど…でも、その為には、クリスタルを使って、プラナ自身がアークデーモンを封印する為に犠牲になる必要があるんだって。
僕らの意見も何も聞かないまま、プラナは行こうとする。けど…封印するだけじゃ、その先の未来でまた、いつか封印が解けてしまう日が来るってことでしょ?
それに…どうしてプラナが犠牲にならないといけないの?どうしてプラナなの?
みんな、同じ気持ちだったみたいで、プラナのことを止めてくれた。それでも、歩いていくプラナのことを止めたくて、気が付いたらプラナのことを引っ張って、引き止めてた。

本当は、怒りたかったけど…魔物が現れて、みんなで戦闘態勢を取る。
出て来た魔物たちは、アークデーモンの手下?仲間?なのか、強そうに見えた。でも、力を合わせて何とか倒すことが出来たんだ。

だけど、魔物が…アークデーモンが、語り掛けてくる。力がほしくないか、望めば力を与えてやろうって。
こわいと、思った…。ただ、目の前にいる封印されている魔物が、こわいって、思った…。本当に倒せるのかなって、不安になった。
負けてしまいそうになる、声を聞いただけで、揺らいでしまう…自分の弱さを、見せ付けられた気がした。
だけど…アルトさんと、フロウさんが声を掛けてくれたおかげで、僕も、イドさんも、何とか抗うことが出来たの。

クリスタルを差し込んで、何とか封印を安定させることは出来たけど、このままだと封印は完全じゃないから、10年後には封印が解けてしまうんだって。
プラナはそれは嫌だって言って、泣きそうな、それでもやらなきゃいけないって、そんな顔をして、自分を犠牲にして封印を完璧なものにしようとする。

何度止めれば伝わるんだろうって思ったけど、それでも諦めるなんて、出来るわけなくて。
10年もあれば、アークデーモンを倒せるくらい強くなれるはずだよって、僕らは一人じゃないんだよって、みんな仲間で、プラナも仲間なんだよって、伝えて、引き止めて…。
プラナが、戻って来てくれた時には、遺跡が崩れ始めて、みんなで慌てて脱出した。


5人、みんなで戻って来れて、本当によかった。
みんなで、5年後にはアークデーモンを倒せるようになろうねって話をした。
プラナも、ヴィルガロッドに戻って来て、これからは一緒に冒険者として過ごしていくことになった。

何だか、いろんなことがあったけど、僕にも、強くなりたい理由が出来たみたい。
改めて感じたんだ。仲間を、大切な人を守れるくらい、強くなりたいな。

   
   

一緒に冒険した人たち
アルト・ソアレさん(マヨネズさん)イドさん(かんづめさん)フロウ・サフィニアさん(ラウスさん)

   

独り言 その①

ギルドのみんなと過ごしたり、街の人と話をしたり、冒険に出ている時に、懐かしいって感じたりすることが、増えた気がする。

記憶の奥底にある、誰かの姿がチラつくことが、増えた気がする。
きっと、昔の僕にも、今みたいにたくさん仲間や友達がいたんだと思う。


その中に、逢いたいって思う人なのに、逢えないって感じている人がいて。
それは、諦めとかじゃなくて、漠然とした確信で。

僕の記憶がないのは、僕が記憶をなくしたのは。
失くしたくなかった誰かを失くしてしまったからなのかなって、そんな風に思い始めている僕がいる。

その時の僕が、僕自身の心を守る為に、忘れようとしたのかもしれない。
失くしてしまったその誰かが、僕の為を思って、忘れさせてくれたのかもしれない。


でも、僕が、その人のこと、すごくすごく、大切に思っていたことだけは間違いなくて。
きっと、その人も、僕のことを大切に思ってくれていたことも、間違いなくて。

だから、どんな理由があっても、思い出したいって思うんだ。


2人だけの時や、大事な時だけしか、ちゃんと名前を呼んでくれない、ちょっぴり意地悪なあの人のことを、もっとちゃんと、思い出したいな…。

   

5/21 さよならの朝に花束を

今日もギルドに依頼がなくて、他のギルドで依頼探しをすることになった。
ワインを仕入れに行く護衛をしてほしいって依頼だったんだけど、その途中で、空に虹がかかったと思ったら魔域が発生したの。虹が現れるのって、魔域が発生する前兆なんだね、知らなかった…。

魔域に飲み込まれちゃったけど、近隣の街も一緒に巻き込まれてるみたいで、何だか不思議な空間になってしまってるみたいだった。

街の人に話を聞いて、蛮族たちを倒して、その後は妖精さんからのお願いを聞いたりしながら、攫われてしまったザビーネさんっていう名前のお嬢様を取り戻しに行ったの。
お嬢様は無事で、目を覚ました時に目があって、誰かの名前を呼んでたみたいだけど、ハッとしたと思ったら何だか、本当にこう、お嬢様ーって感じの物言いで話し始めてびっくりしちゃった。……またご主人様って呼ばれるかと思ったよ、ザビーネさんが眠ってたのがルーンフォーク用の機械だったんだもん…。

ザビーネさんをお屋敷まで送り届けてみたら、今度は使用人さんからお願い事をされて、墓地に向かうことになったり、その途中で幽霊さんにまたお願い事をされたり、なんだかいろんなお願い事をされる日だなぁって感じだった。

お屋敷のある時差まであるデルトさんと、冒険者仲間だったエルミナさんの姿が幻視で見えたり、それを見てエルミナさんに憎悪を感じたりしたけど…。
それが、ザビーネさんが感じていたものなんだっていうのは、すぐにわかったよ。
何と言うか…僕は、そういうのに弱いみたい。

とにかく、魔域を壊すことは出来たし、無事に依頼を終えることも出来たからよかった。
だんだん、魔域に行くのも慣れてきてる気がする。僕も、冒険者として少しは成長出来てるのかな?

一緒に冒険した人たち
アダール・アルダシールさん(MITAさん)アルさん(ペプシさん)フィオネさん(かいとさん)ドコニーアさん(dar33さん)ソラン・シャーベンさん(かばやきさん)
5/24 Point of no return ※ネタバレ注意※


※ シナリオに関する多大なネタバレが含まれています ※

※ 未通過の方は、閲覧にご注意ください! ※

Point of no return

今日は緊急の依頼があるって言われて、ウルフの討伐に行くことになった。ただのウルフ討伐なのに、報酬が高い気がしたのは、商人さんの護衛を兼ねてるからだったみたい。

依頼人は、ワルドさんっていう商人さん。
商人をしてるだけあって、人当たりがよさそうな人だなぁって印象だった。
けど、道中でお話してるうちに、違和感を感じるようになった。なんというか……僕らのことを、試すみたいな言い方をしてくるから。何か他に目的があるのかな、と思ったけど、昔のことや、商人を目指したきっかけ、妹さんと弟さんの話なんかを聞いてる感じ、ワルドさん自身の性格だったり、育った環境のせいなのかなって気がした。

でも、ご飯の用意をしてくれたり、弟さんや妹さんの話をしてるワルドさんは、やっぱり悪い人には見えなかった。
話を聞いてるうちに、弟さんや妹さんが、商人として…人として、やってないけないことをしていることがわかった。ワルドさん自身も、やってはいけないことをしてることを知った。
見逃してほしい、そんな風に言われたけど、僕はすぐに答えられなかった。見逃してしまうのはよくないってことも、わかってる。わかってるけど…でも、ワルドさんの立場にたった時、僕も同じことをしてしまうかもしれないって思ってしまったから。別の方法は確かにあったのかもしれないけど、ワルドさんと同じ経験をした時に、選択肢を自分一人で増やせるかどうかなんて、経験してないからわからないんだもん。

野営をする時にね、ワルドさんに聞いてみたんだ。言っても無駄かもしれないって思ったけど。
ちゃんと、弟さんや妹さんと、僕らに話すみたいな言い方せずに話せてる?試すような言い方をして、話をちゃんと聞いてあげれてないんじゃない?って。
自覚がないし、そうするしか、生き延びる術がなかったんだって、そう感じた。


だから、ワルドさんたちが、ちゃんと話を出来るようにしたかったん。
悪い人じゃないのは、わかってたから。
ワルドさん一人で村へ行って、妹さんとちゃんと話をするなんて、きっと喧嘩になってしまうだけだと思ったから。
ウルフや蛮族を手下にして、ワルドさんを殺そうとした弟さんとも、ちゃんと話をしてほしかった。
誰かが間に入らないと、お互いに話を聞かないし、話せる状態にならないし、何より現状を受け入れることなんて出来ないと思ったから。

だけど、止めることが出来なかった。
本気で殺そうとしてくるリカントの元衛兵の人を相手に、手加減なんて、出来なかった。
それに、ワルドさんも…間に合わなかった。途中で蛮族に襲われてしまうなんて、思わなかった…。この世界は、常に危険なんだってことを、忘れていたんだ…。

全部、守れるわけじゃないのも、助けられるわけじゃないのも、知ってるつもりだった。
それでも、いざ、そういう場に出会ってしまったら、悔しいとか、許せないとか、やるせないとか、そんな気持ちが、尾を引くみたいにじわーって、心の中に残ってる感じがする。

これは、誰かに向けてるものじゃなくて、自分自身に対してのもの。
他にも何か出来たんじゃないかなとか、こうすればよかったとか、そんなことを、どうしても考えちゃうんだ。


それをなくしていく為には、強くなるしかないのも、よくわかってる。


だけど、僕は、何よりも。


誰かの死に、なれてしまうのは嫌だなって、そう思ったんだ。

   
   

一緒に冒険した人たち
エトさん(エディさん)プルメリアさん(藍川涼理さん)カレンさん(ニナモリさん)
5/24 ギルド受付アンナの受難 ※ネタバレ注意※


※ シナリオに関する多大なネタバレが含まれています ※

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ギルド受付アンナの受難 第一話

今日はみんなで、魔法学院のゴミ掃除に行くことになったの。

受付でお手伝いをしてるアンナさんから、詳しく内容を聞いて、早速ゴミ掃除に向かった。
思ってたよりたくさんゴミが山積みになってて、驚いちゃった。みんなで協力して、さくっとゴミ掃除は終わったんだけど、その中から古いロボットが動き出しちゃって、襲い掛かってきたの!
驚いたけど、何とかなってよかった。

アンナさんは、何と言うか、人見知り?っていうのかな。話しかけるとアワアワしててね、何かこう、ゆっくりで大丈夫だよーってなっちゃう感じ。
そんなに緊張することないのになぁって思っちゃうけど、少しずつ慣れてくれるといいなぁ…。

ギルド受付アンナの受難 第二話

受付嬢のミーサさんから、直々に依頼を受けることになったの。
アンナさんが、最近お仕事中も上の空で、お仕事終わるとすぐに何処かに行っちゃったりで、様子が変なんだって。アンナさんも気になって話を聞こうとしたけど、駄目だったみたいで、僕らに依頼を出すことにしたんだって。

早速アンナさんに話を、と思ったけど、その間にアンナさんは何処かに行っちゃってて、見当たらなくなってたの。
すぐに探しに行ってみたら、一人で森の方に入っていったみたいだった。慌てて追い掛けてみたら、助けてーって声が聞こえたの。
行ってみたら、魔物に襲われてるアンナさんが、木の上に逃げてたの。すぐに魔物は退治して、アンナさんを助けたんだけど。

アンナさん、魔法が使えたんだね!魔法学院に通ってるんだから、そりゃそうか!
最近元気がないって聞いたよって話をしたら、この間のゴミ掃除の時に見つけた銀のロケットを見せてくれたの。そこにはアンナさんによく似た女の人の写真が入ってて、アンナさんはお母さんのことをよく覚えてないってことを教えてくれたの。小さい頃にお母さんを亡くして、お父さんも亡くなってるんだって。
それで、あの場所にあったから、お母さんのことがわかるかもって、色々調べたりしてて、上の空になってたみたい。

僕らも協力するよ!って、みんなで話をして、森の中は危ないから戻ろうって行った時、何処からか矢が飛んできて、気付けなくて討たれちゃった。
みんなで協力して、敵は倒せたけど、アンナさんを狙ってるみたいな感じだった。何だったんだろう?

アンナさんのこと、一人にしておくのは危ない気がするんだ…。心配だなぁ…。

   
   

一緒に冒険した人たち
ハロさん(lostskullさん)パトリックさん(ポンさん)ヴィカムさん(さやえんどうさん)チェリィさん(れいさん)
5/25 大鉄道祭の饗宴③【ワニ、丸ごと一頭を】【肉を凍らせて持ち帰れ】

大鉄道祭に向けて、食材集めの依頼に行くことになった。
ラピネさんは初めましてだけど、他のみんなは顔見知りだし、いつものメンバーって感覚になっちゃった。
また一緒に冒険に出られて嬉しい!

依頼の内容は、ワニのお肉を丸ごと1頭分手に入れることと、凍っているお肉?を手に入れること。
どっちもお肉なんだね、みんなそういうの好きだよね、いつもギルドの食堂賑わってるもんなぁ…。

探索をしたり、野営をしたりしながら、アルトさんやイドさん、フロウさんと、プラナ(別シNPC)の話をしたりもしたよ。冒険者としていろんな依頼に行って頑張ってるみたい。
プラナはマギテックシューター、になるんだって。弓を使うのが上手だったから、そういうの、向いてそうだもんね。


依頼では、ワニを狩ったり色々したけど、やっぱり目の前で誰かが倒れる所を見るのは、何度経験しても慣れないや…。
バフィルさんが、攻撃力が高いから狙われやすいのはよくわかってる、わかってるけど……それでもやっぱり、僕には仲間をかばったりできるほどの防御力がないから、倒れていく姿を見ていることしか出来なくて。
あとは、妖精さんに頼って、妖精さんに回復してもらうことしか出来なくて…。

それで、それが出来れば充分なのはわかってるんだけど…。
わかってても、もっと、出来ることがあるんじゃないかなって、考えちゃうんだ…。

駄目だなぁ、僕…。
こんな風に、一々落ち込んでちゃ駄目なんだって、わかってるのに…。

一緒に冒険した人たち
レティシアさん(サボテンさん)バフィルさん(ニグラスさん)イドさん(かんづめさん)ラピネさん(よーげつさん)アルト・ソアレさん(マヨネズさん)フロウ・サフィニアさん(ラウスさん)
5/27 邪悪の塔

みんなが依頼に行く所にたまたま出会ったんだけど、前衛がいないんだーって話になって、僕もついてくことになった。

新人の冒険者さんが、依頼に行ってから帰って来ないらしい。
放ってなんておけないし、みんなで探しに行くことになった。とはいえ、僕らもまだまだ新人の冒険者、なんだけどね。

行ってみたら、新人さんだけじゃなくて、村の娘さんたちも何人か攫われてしまったみたいだった。
魔物たちがいる塔に向かうと、そこには血の跡があって、何体か倒された魔物が転がってた。先に来てる二人が倒したのかな?それでも怪我をしてそうだから、急がないと。
と思ってたら、2階のお部屋にお酒を飲んで寝ている男の人がいたの。
話を聞いてみたら、奥さんと娘さんが魔物に人質にされてるみたい。助けないといけない人がたくさんいる…。

別の部屋から上に上がったお部屋には、新人さんたちが逃げて隠れてる所を見つけることが出来た。怪我はしてるけど、命はあるし、何とか間に合ったみたい、よかった…。

3階には、捕まった村の女性が3人いて、別の部屋には魔物にされてしまった人が一人…。2階にいた人の奥さんなら、娘さんはまだ助けられるかもしれない。
行ってみたら、そこには儀式を始めようとしている亡霊がいたの。

普通の武器だと攻撃が効かないみたいで、ガメルを投げてみたけど、上手く当たらなかったや。
魔物たちを倒して、助けられる人たちはみんな助けることが出来た。
もう少し早く来ることが出来ていたら、奥さんも助けられたのかな…。

出来ることはした、と思う…。
気にしても仕方ないのも、わかる。

それでも、どうしても考えちゃうんだ…。

一緒に冒険した人たち
ルミナさん(りあさん)カレンさん(ニナモリさん)ヴィゴさん(ダイスケさん)フィオネさん(かいとさん)
5/27 絢爛鉄道祭の大爆走!

今日は鉄道車両コンテストの作品作りのお手伝いをすることになったの。
いろんな人と冒険に出てるように思ってたけど、初めて一緒に冒険に出る人もまだまだたくさんいるね。

シャロンさんとジ・オードさんが、今日初めて一緒に冒険に行くことになった人。
アダールさんや、アルさんは、よく一緒に依頼に行く人たち。アダールさんもアルさんも、たくさん依頼に行ってて、すごいなぁって本当に思う。


依頼の話を聞きにいってみたら、護衛を兼ねて作品作りの為の情報集めを手伝ってほしいって内容だった。
エンシェントドラゴン?っていうドラゴンの情報を集めることになったんだけど、それが大変だったんだぁ…。
酒場ではライブを聴いたり、お祭りの会場では景品をもらえるまで、お腹がはち切れそうなくらいご飯を食べたり、トロッコに乗って壁画を見に行くのに怪我しちゃったりもしたし…。
あ、でも、いつもはヒールウォーター、自分で作っちゃうけど、今日はジ・オードさんが作ってくれたの。他の妖精魔法使える人とは、まだあんまり会ったことがないから、ちょっと嬉しくなっちゃった。

とにかく大変だったけど、無事に情報集めは出来て、鉄道祭当日は大盛り上がり!と思ったのに、作品作り使われてた魔物が動き出しちゃって、びっくりしちゃった。
けど、魔法を使える人がたくさんいると、あっという間に魔物退治が終わっちゃうね。

依頼人さんは無事にコンテストでいい成績も収められて、無事に依頼を終えることが出来たよ。

一緒に冒険した人たち
アダールさん(MITAさん)シャロンさん(銅シャケさん)ジ・オードさん(うちす亭さん)アルさん(ペプシさん)

   

5/27 カフェでの邂逅

時間が出来たから、街に出掛けてたんだけど、偶々立ち寄ったカフェでテルマさんと出会ったの。

カフェの店主さんは気さくな人で、いろんなお話をしたんだけど……テルマさんが何だか素っ気ないように感じたんだよね。もしかして僕、嫌われてるのかな…?

って、思ってたら、ランディさんって人がやって来たの。
同じギルドに所属してる冒険者さんで、ルーンフォークなんだって。テルマさんと仲がいいみたいで、楽しそうにお話してよ。
テルマさんって、ご飯食べるの適当?なんだね、身体によくないからちゃんと食べてほしいんだけどなぁ…。

店主さんが淹れてくれたハーブティーも、作ってくれたハニーブレッドも、美味しかった。
夕方くらいになって、ハロさんも来たんだー。ハロさんはここのお店の常連さんみたい。

あのお店、冒険者がよく来る所なのかな?気が向いたらまた行ってみようかな。

お話した人たち
テルマさん(ふゆつきさん)、ランディさん(エンリさん)、ハロさん(lostskullさん)

   

5/28 ふんばりライダーと天馬舞う魔域

今日はふんばり剣溝に出来ちゃった魔域を壊す依頼に行くことになった。

駐屯所に着いたら、ベテランの冒険者さんたちがいて、依頼に来た冒険者たちをそれぞれに合った所に振り分けて派遣してるみたいった。
ベテランの冒険者さんって、なんだかすごいね、威厳がある、って言えばいいのかな?そんな感じがして、すごいなぁって思ったよ。

早速僕らも、魔域の中へ向かったんだけど、中ではペガサスが飛び回ってて、移動しようとすると攻撃してくるから、驚いたよ。何かに操られてるのかな?
何にしても、明かりが見えた方へ向かってみたら村があって、村人さんが魔域の中で困ってるみたいだった。
早く何とかしないとって思ってたら、今度は妖精のムリアンに出会ってね、フルート探しを手伝ってほしいってお願いされたの。

魔域の中は、大変だったけど、アビスコアも破壊出来たし、ムリアンのフルートも見つけられたし、よかった。
まだまだたくさん魔域があるみたいだし、頑張らないとね。

一緒に冒険した人たち
イドさん(かんづめさん)ラピネさん(よーげつさん)ドランさん(なすさん)アシュさん(蒼さん)

   

5/29 草原での邂逅

今日も、夜にギルドをそっと抜け出して、静かな場所を求めて散歩に出てたの。
最近、頻度が増えてるなぁって、思う。でも、静かな時間が、ゆっくり出来る時間がほしいって思ってしまって、ついつい出かけちゃう。

今日は何処にしようかなって思ってたけど、行った先に先客がいたの。テルマさんが、お手紙を書いてるみたいだった。
そっと近付いて、声を掛けてみたんだけど…普通にお話してくれた。嫌われてるわけでは、ない、のかな…?

いろんなお話をした気がする。
僕が記憶探しをする為に冒険者になったこととか、冒険中に仲間をおいていかないと行けなくなった時のこととか。もっと仲間を頼れって言われたりとか。
テルマさんの大切な人の話とか。

テルマさんは、大切な人を亡くしているみたいだった。
その人は、何となくだけど、僕に似てる…らしい。雰囲気?見た目?わからないけど、似てるみたい。
だから、話をしづらいみたいな、そんな感じだったのかな?でも、嫌われてるわけじゃないなら、よかった。

たまにはこんな風に、ゆっくりお話するのも、いいかもしれないね。
テルマさんと、お話出来てよかった。

お話した人テルマさん(ふゆつきさん)
5/30 深夜、とある森での邂逅

テルマさんとお話してから、一度ギルドに帰ってきたけど寝付けなくて。妖精さんとお話してたら、おかしな気配がするって教えてくれたんだ。

行ってみたら、何か、大きな扉の前で、誰かと話をしてるランディさんがいた。
何をしてるのかなって思って、見ていたんだけど……あの扉、確か…。
話してる内容は、詳しくは聞こえなかったけど、ランディさんが何かしようとしてるってことは、わかった。
でも、それは駄目だって思った。だから、ランディさんを呼び止めて、引き止めて…。

僕の言葉じゃ、届かないかもって思った。


でも、僕も…記憶がないことへの恐怖とか、不安とかは、よくわかるから…。だから、負けないでほしかった。その恐怖に、不安に。

一人じゃないんだよってこと、わかってほしかった。


ランディさんを引き止めることが出来て、怖い夢を見て、余計に不安になってたんだって話してくれて。よかったって、思ったよ。
誰かに話せるのなら、きっと大丈夫だから。

眠りたくないっていうランディさんを一人にしておけなくて、一緒に野営することにしたの。
広いテントを2人だけで贅沢に使って、ランディさんが淹れてくれたお茶を飲みながら、ゆっくりと話をするうちに、ランディさんは寝てしまった。

いい夢、見れたかな?わかんないけど、せめて、見る夢が、怖い夢じゃなければいいな。

お話した人ランディさん(エンリさん)

   

5/31 エトと不思議な迷宮

ギルドで依頼探ししてたら、僕も含めてギルドに残ってる人たちが何人か、グリアンさんに呼ばれたの。
緊急の依頼だって言われて、内容を聞いてびっくりした。エトさんが、タミール山脈の調査に向かってから、行方不明になったって。エトさんの捜索と調査隊の救出に向かってほしいって。調査隊の人たちを助けに行くのはもちろんだけど…エトさんの安否がわからないことが、何より怖かった。

みんなでチームを組んで、すぐに出発することになった。
向かった先で、調査隊の人たちと合流出来て、話を聞いてみたら、エトさんは調査隊の人たちを守るために、蛮族の足止めをするために残ったんだって。
早く、助けに行かなきゃ…。他にも救援部隊は後から来るからって言われて、僕らはエトさんの捜索に向かった。

向かった先には、地震の影響で崩れた崖の所に、洞窟みたいなのがあって。
入ってみたら、何かの遺跡みたいになってたの。すごく古い遺跡…だったけど、詳しくないからよくわからなかった。

先に進んでいったら、蛮族たちと、縄で縛られてるエトさんがいた。
思わず叫びそうになったけど、アダールさんが止めてくれたの。隠れてるの、見つかる所だったよ…。
準備を整えて、蛮族たちを無事に倒して、エトさんのことも救出。

話を聞いてみたら、エトさんは残ろうとして残ったわけじゃなかったんだって。
とにかく、無事でよかった。
その後、蛮族たちが開かないって言ってた不思議な扉のことを少し調べてたら、鍵がかかってたのにエトさんが転んだ拍子に扉に手を触れて、そしたら鍵が開いたの!

テルマさんは、依頼の内容忘れたのかーって言ってたけど、気になるわけで。軽く遺跡を調査して戻ろうって話になったんだけど…。
中に入ったら、部屋全体が魔物になってたみたいで、大変だったなぁ…びっくりしたよ、本当に…。

魔物を無事に倒した後、部屋は姿を変えて大きな遺跡に変化したの。
遺跡を守ってる魔物だったのかな?
随分古い文字が書かれてたけど、あの文字は何なのかな。誰もわからないみたいだったし、この世界には不思議なことがまだまだたくさんあるんだね。

とにかく、エトさんや調査隊の人たちがみんな無事でよかったや。

一緒に冒険した人たち
アダールさん(MITAさん)、テルマさん(ふゆつきさん)、カレンさん(ニナモリさん)、ランディさん(エンリさん)
5/31 蛮族野営地の破壊 Part4

蛮族の野営地があって、そこを破壊する依頼を受けることになったの。
アズロマさんっていうレプラカーンの人も一緒に行くことになった。

何だか愉快な仲間たちって感じのパーティーだよね。
蛮族に襲われた村の人から話を聞いたら、村の若い人が無茶なことに、蛮族を倒すって言って森の中に入って、帰ってこないみたいで、急いで後を追いかけることになった。

森の中には、罠が仕掛けられたりもしてて、頭のいい蛮族もいるみたいだった。

野営地を見付けて、野営地を破壊する為に戦闘になったんだけど…。
まさかあんなに集中的に狙われることになるなんて、思わなかったや…。攻撃を受けると毒を受けちゃうし、とにかく毒を受けないようにしないとって思って必死だった。
けど、あともう少しって時に、避け切れなくて、思い切りダメージ受けちゃって…。

みんなに心配、かけちゃったなぁ…。
アズロマさんは身体を支えてくれて、ランディさんは、慌てて回復してくれて。エトさんも心配してくれて…。テルマさんも、取り乱してるみたいだったし…。
でも……狙われたのが、僕でよかったって思ったよ。僕が怪我をしていいとか、そういうわけではないけど…誰かが傷つく所だって、見たくないもん…。

何とか依頼、無事に終わってよかった…。
帰りは、ランディさんがお部屋まで送ってくれたよ。ありがとう、ランディさん。

一緒に冒険した人たち
アズロマ・ラーカイトさん(黒戸はるひささん)、エトさん(エディさん)、テルマさん(ふゆつきさん)、ランディさん(エンリさん)

    

5/31 深夜、依頼から戻って。

依頼から戻ったら、もう夜遅い時間だった。
何より疲れて、このまま寝ちゃおうかなって思ってたら、アダールさんがお部屋を訪ねてきてくれた。

どうしたのかなって思ったら、ふらふらだったの見られてたみたい。心配かけちゃったかな…。
せっかく来てくれたから、お部屋で少しだけお話することにした。

アダールさんは、何だか僕のことを気に掛けてくれてるみたい。
自分のことを大切にしてほしい、って言われたけど…僕、そんな風に見えてたんだ…。自分のことも、大切にしてる、つもり、だったんだけど…。

死ぬのが、こわくないわけじゃない。死ぬのは、こわいよ。そうじゃなきゃ、僕は身を守ろうとするなんてしないから。
誰かの死が、僕の責任になるわけじゃないのも、わかってる。
それでも僕は、なくしたくないって、思うから。

だから、もっと、なくさずに済むくらい、守れるくらい、強くなりたいって思ってしまうの。


アダールさんは、僕に手を差し伸べてくれた。甘えてもいい、頼ってもいいって、言ってくれた。
どうしてそこまでしてくれるのかなって、不思議に思うけど、アダールさんが大切にしたいものの中に僕もいるんだってことがね、伝わってくるの。

だから、アダールさんが僕を大切にしてくれるなら、僕もアダールさんのこと、大切にしたいと思ったんだ。
アダールさんが、ここにいたいって思える場所に、少しでもなれたらいいなって、そう思ったんだ。

お話した人アダールさん(MITAさん)

    

独り言 その②

バラバラになった断片が、少しずつ、パズルのピースになっていくような、そんな感覚。
時々、チラつくだけだった影が、少しずつ、少しずつ、明確になっていく。

それでもまだ、パズルのピースは、ぴったりとははまらない。


あの人は、あの子は…誰だったかな。
あの時は、あの人が…何だったかな。


普段過ごしていく中で、誰かと言葉を交わす中で。
パズルのピースが形成されて行くことを、自然と理解する。


同じ話を、誰かとしたことがある気がした。


──僕の帰る場所は、
──俺が帰る場所は、


そんな話も、約束も、もう、しないつもり、だったのに。

大切なものを、増やし過ぎるのは、嫌だったのに。

僕は、知ってたんだ。
知らないふりを、していただけ。

大切なものを失うことは怖いけれど。
大切なものがある限り、僕は、何処までも"強くなれる"んだ。


きっと、まだ時間はかかるけど。
その時が来たら、僕は、君に会いに行くよ。
その時は、笑ってお帰りって、言ってくれるかな。
行ってらっしゃいって、送り出してくれるかな。


パズルは、少しずつ、埋まっていく。

製作者:あざみ