容姿・経歴・その他メモ

容姿・詳細

長く伸ばし三つ編みにした金髪に碧い瞳、ドワーフらしく低身長だが非常に美しい女性
ドワーフという特徴ゆえになのだが、一見すれば少女のようにも見える
普段の性格は穏やかで慈愛に満ち、怒ったところを見たことがないと専らの話
「どのような罪も許されるものです」と説くその姿は理想の神官の姿と夢想させるだろう
黒を基調とした修道服を纏っており傍から見ると冒険に向かなそうであるが、実は修道服の内部は強固な金属鎧の技術がふんだんに使われており非常に強固
だからなのか、見た目は軽そうな衣装なのに金属の音が響いてくる模様
しかし布の部分と鎧の部分の手入れが非常に大変だとは本人談、平時は普通の修道服を着ている

慈愛と復讐の女神ミリッツァへと仕える神官であり、まだグランゼールに来て一年程しか経っていないが少ないながらも神殿に訪れる人々に慕われている

だが、その一面は彼女が意図的に被っている仮面
本来のセレーネの性格は非常に男勝りで口調も荒いものである
しかしミリッツァの敬虔な信徒である部分は本物であり礼拝を欠かすことはない
蛮族を憎んでおり基本的に融和を自らしようとはしない、だが状況やメリットを考えて平和的解決へ納得を示す時もある

武具マニアであり、時間が出来るとよくグランゼールの中にある武器屋を見て回る
他人が持ってるレアな装備を見るとテンションが上がってしまうところも

身長141cm
体重42kg
誕生日は11/29

経歴

・歳の離れた友人がいた
・競い合う友人がいた
・大恋愛したことがある
・蛮族を倒すため

ブルライト地方にある小さな村で生まれたセレーネ
普通に親に愛され、普通に常識を知り、普通に世界を見てきた少女はある日村へと現れた人間の男性と友人関係になる
気性が荒いことであまり友人がいなかった彼女にその男性は気さくに接してくれた
冒険者だと名乗る男性はセレーネのおおよそ20歳年下であったが、互いに友情を深め合うのに年齢は関係はなかった
力自慢だったセレーネと男性はよく競い合い、互いを高め合う最高の友人だった
そして、その関係が恋人になることもまた必然だったのかもしれない
ただ、恋人になった後も一緒に住むことはなく、男性はふらりと夜出かけてしまうのが唯一の不満でもあった
しかしそれでも平和に穏やかに一年の時が流れた
ある日村へと冒険者のパーティーがやってきて開口一番男性がレッサーオーガだとのたまった
村の人々は困惑していたが、冒険者に逆らうことはしない方がいいとなりゆきを黙って見ていた
冒険者へ言いがかりだと食って掛かったセレーネは蛮族を庇う人物としてその場で抵抗も出来ないままに取り押さえられる
せめて男性だけでも逃げて欲しいと視線を送るセレーネを見た男性は微笑んだと思うと、擬態を解除し巨大なレッサーオーガへと姿を変え、セレーネを罵倒し始める
「この程度の擬態にも気付かない愚かな女を隠れ蓑として利用していた、俺が蛮族だと知らないままに接する姿は滑稽だった」と
そして男性・・・レッサーオーガはセレーネを捕えていた冒険者を吹き飛ばすとそのまま何処かへと消えていったのだった

周りの村人から心配されながらもセレーネは涙を流す
嘘だったのか？あの笑顔も、あの優しい手のひらも、愛していると言ってくれたあの言葉も・・・
思い返せば変なところは確かにあったが、それでもあの言葉が嘘だとは思いたくなかった
だがもう許さない、私は裏切った貴方を、お前を、必ず見つけ出して殺してやる
慈愛と復讐の女神ミリッツァの名の下に、必ず

そして彼女はグランゼールへと渡った
神官として神殿へ勤めながら、かのレッサーオーガの情報を探すために
信頼を得る為に優しい神官様を演じたし、その効果は実際あった
だが一年経った今も有益な情報は入らず、悩んだ
やはり自分も冒険者として動くしかないか、そう考えたセレーネはギルドを探し始める
そして一か月前、街中で出会った一人のギルドマスターと名乗る女性と出会いが運命を加速させる

「何やら物浮かない顔をしているそこの君、冒険に興味はないか？君には冒険者の素質があると見た！」

その出会いが『星剣の導き亭』へと足を向かわせる
この先に何が待っているか、見えないままに

特技はお菓子作りと刺繍
趣味は読書と武器屋巡り

好きなものは甘いお菓子、珍しい武器
嫌いなものは蛮族(ただコルルのような無害な者もいるとは理解はしている)、人の心を弄ぶような輩

星剣の導き亭

昨日はご機嫌な一日だったぞクソッタレ・・・
いくら蛮族と戦うのが初めてだからといって一発で素を見せるとか愚かの極みだ
しかもマリーとミカサとアカシにはバレててその理由が寝言とか笑えねぇ
自分が自分で情けなくなる、まぁ今回の一件で星剣の導き亭の周知の事実になっちまったんだが
・・・あとで口止め料でも払うか？いや、手持ちがないしな・・・
なんとか交渉してみよう

しかし最初の依頼からレッサーオーガと出会うとは、妙な因果だ
見た目からしてあいつではなかったからか幾分か冷静でいられたのは良かった
いや、冷静だったかどうかはわかんねぇけど

ともあれ、今後は気を付けよう
復讐は無論果たすつもりだが、あくまで正しく迅速にな
奴への憎しみで周りを疎かにするつもりはないさ
世話になっている恩も返す為にもな
とにかく今日は寝よう、明日も礼拝がある

....さて、明日も頑張りましょう、皆さんを守る為に

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