《憤怒の盾手甲》The Gauntlet of rage
基本取引価格：非売品※取引不可
- 知名度
- 15
- 形状
- 禍々しい雄牛の隻角を象った刃を備えるランタン・シールド
- カテゴリ
- 《盾/A》
- 製作時期
- 現代
- 概要
- "霊装鍛冶師"コルンウッドの作品。素材である【憤怒の雄牛】の復讐心が刻まれており、使用者の"傷"を代価に力を与える
- 効果
-
○傷への怒り(スカーレイジ)
1ラウンドに1度のみ補助動作で発動。『前のラウンドに受けたダメージ』のうち『自身のレベル点分』まで任意の近接攻撃一回の『追加ダメージ』を増加させる。この能力は1ラウンドに1度までしか使えず、発動時に『上昇させた分の半分』のMPを消費する。また、この効果が適用された攻撃が命中した際、増加させた『追加ダメージ』分の軽減不可能なダメージを受ける。
○憤怒の雷公(アステリオスオブザレイジ)
補助動作で発動。体内に"雷に変換された魔力"を流す事で18ラウンドの間、限界を超えた膂力を発揮する。
効果時間中は片手で用法：2Ｈの武器を扱えるようになり、このキャラクターに"近接攻撃"または"接触"を行った相手に対し、『３』点の雷属性魔法ダメージを与える。
この効果はＭＰ『５』点を消費し、手番終了時に『５』点の軽減不可能なダメージを受ける。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H 15 -1 15 10 +1 スパイクシールド(一巻P334)と同じ効果を持つ※命中補正のペナルティは-1に軽減されている 用法 必筋 回避 防護 備考 1H 15 +1 +2 スパイクシールド(一巻P334)と同じ効果を持つ
由来・逸話
"霊装鍛冶師"コルンウッドが《呪いの赤金》とスカ―レイジの《禍々しい隻角》から作り出した盾手甲。
盾と篭手が一体になった"ランタン・シールド"の構造をしており、コルンウッドの綿密なバランス調整により攻撃にも転用しやすい良質な武装盾となっている。
生前の"スカ―レイジ"が抱いていた人族への憎悪と憤怒はそのまま"呪い"となって武器に染み込んでおり、"呪いの赤金"で抑え込まれて尚、触れるだけで使い手の精神を苛み、迸る雷が肉を焼く危険性を孕む。
しかしながら強い精神を持つ事で、精神汚染に対抗する事は可能であり、さらに肉体強度に優れる担い手ならば雷によるダメージを加味しても強力な力となる為、良くも悪くもコルンウッドの"霊装"らしい使い手を選ぶ品となっている。
一方でコルンウッドに曰く、打ち、鍛える中で"角と赤い瞳を持った真っ白な少女"を幾度か幻視したというが、それが何かはついぞわからなかったという＿＿＿。