《龍の舞踏：無刀凱閃》

必要名誉点

0

タイプ

独自宣言型

前提

なし

限定条件

〈パンチ〉

使用

グラップラー技能

適用

10秒(1ラウンド)持続

リスク

回避力-4

概要

主動作を増やし、素手での攻撃を強化

効果

　使用者が主動作を一回でも行う前、かつ、(用法:1H拳を含めて)いかなるアイテムも両手に装備・保持していない場合のみ宣言できます。
　この秘伝の効果を受けている間、使用者は武器の持ち替えができず、〈パンチ〉でしか攻撃を行えなくなります。また、〈パンチ〉を強化する武器の効果も受けることができなくなります。
(解釈者注：〈キック〉〈投げ〉〈牙〉〈尻尾〉などの用法：1H#/2H#の武器も使えない解釈で上の文章にしたが、できるならパンチでしか攻撃できないという部分はいらなさそう)

　効果時間中、使用者は以下の特殊能力を獲得します。

1.使用者はこの戦闘特技の宣言と同時に《鎧貫き》を宣言することができます。その場合、《鎧貫き》は「適用：10秒(1ラウンド)持続」に変更されます。すなわち、効果時間中に行うグラップラー技能でのすべての攻撃を、《鎧貫き》の効果を受けたものとして扱うことができます。
(別解釈：『効果時間中、使用者は宣言回数を消費せずに何回でも《鎧貫き》を宣言できます。』とすることもできる。その場合、《カウンター》に《鎧貫き》が乗らなくなる。)

2.使用者は手番中に主動作を追加で1回行うことができます。ただし、この効果によって追加された主動作ではグラップラー技能を使用した近接攻撃しか行うことができません。

3.効果時間中に、自身が同じキャラクター(部位)に対して近接攻撃を4回命中させたときに効果を発揮します。その4回目の攻撃において、威力表使用時の2dの出目が+3されます。この効果によって出目は12以上にならず、1ゾロだった場合も通常通り自動失敗となります。また、クリティカル後の振り足しの出目は上昇しません。
(別解釈：「命中させたとき」ではなく「『0』点以上のダメージを与えたとき」とすると威力表ファンブルしたときの処理が変わったりする？)

4.使用者が習得している戦闘特技に応じて以下の効果を得ます。
・《武器習熟A/格闘》：カテゴリ〈格闘〉の武器を用いた近接攻撃の命中力判定に+1のボーナス修正を得ます。
・《武器習熟S/格闘》：〈パンチ〉のC値が「11」に変更されます。
・《武器の達人》：〈パンチ〉のC値が「10」に変更されます。

○超越効果
　使用者が超越者(『フォルトナコード』参照)である場合、さらにこの戦闘特技に以下の効果を追加します。

5.使用者は《両手利き》《二刀流》《双撃》を習得しているものとして扱います。
(解釈者注：魔物の特殊能力の2回攻撃&双撃は主動作の特殊能力なのでこういう表記の方が正確そう)

6.効果時間中に同じキャラクター(部位)に対して自身が近接攻撃を6回命中させた場合に効果を発揮します。その6回目の攻撃において、自身が装備する〈パンチ〉の威力が「30」に変更されます。
　また、その攻撃において、威力表使用時の2dの出目が+6されます。この効果によって出目は12以上にならず、1ゾロだった場合も通常通り自動失敗となります。また、クリティカル後の振り足しの出目は上昇しません。