容姿・経歴・その他メモ

216cm

生まれたのはミノタウロスのとある集落
自身の容姿が集落の者とはかけ離れた忌むべき人間に近かったため誰からも愛されず。そして捨てられた。
名前すらなかった。

幼少期をゴミ山で過ごし誰からも愛されず、人の温もりを知らなかった。

触れるもの全てに暴力を振るってしまうような悪辣な性格の悪ガキであったが、ある時一人の女放浪者であるテリオンに盗みを仕掛けたことで人生が変わった。

盗み自体はバレて殺されると思っていたがテリオンは少年が盗んだパンをそのまま与え、一緒に暮らさないかと提案をしてきた。

人の優しさなど知らなかったため少年は半信半疑であったがテリオンのキャンプ地で初めて温かい食べ物にあり付きゴミ山で死ぬぐらいならこの女に騙されて死ぬ未来も悪くないと考えたため同行するようになった。

そこから数多くの集落や拠点をテリオンと共に旅をして自身を害する者や全く目を合わせなかった者だけではなく世界は慈愛にも溢れていることを知る。

8年ほど経過し青年も足を引っ張るだけの存在ではなくなった。

とある集落をキャンプ地としていた時、一人の男が青年に近づいた。

どうやら洞窟の落盤事故で人が埋まっているらしい。

テリオンは街に買い出しに出かけていたため書き置きを残し青年一人で洞窟へと向かった。

しかし、洞窟で待ち受けていたのは５０体を越える蛮族で入り口は壊され閉じ込められてしまった。

青年は３０体以上の蛮族を倒したが疲労もあり動けなくなってしまった。

生きることを諦めた。

青年に蛮族の刃が降りかかる瞬間にテリオンが彼を庇った。

血は全く止まらない。

放浪者としての自分はこれは致命傷であると悟った。

蛮族は死体すら貪ってしまうだろう。

だから残りを片付けなくてはならない。



気が付いた青年は亡骸を手に洞窟を出ていた。

キャンプ地に戻ると真新しいアックスと”テリオス”への出会い、誕生日を祝う気持ちの籠った手紙が無造作に落ちていた。


蛮族は倒さなければならない。

人の思いを踏みにじる蛮族は。


【魂の吸収】


カーラ→安心する
ゾルダ→信頼
リオン→好奇心
フリム→運命を感じる
シン→放っておけない
ジネ→油断できない
カルニス→手助けしたい
アイン→友人
ミア→運命を感じる

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