魔神狩りの大剣
- 知名度
- 12
- 形状
- デストロイヤー(ET p.86)とまったく同じ
- カテゴリ
- 〈ソード〉A
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 装備時に【クエスト】を受け、遂行中は魔神に対するダメージ+3と習熟Aなしで装備可能
- 効果
-
この武器は魔法のアイテムですが、外見上は「デストロイヤー」とまったく同一です。通常の宝物鑑定判定では「デストロイヤー」であることしかわかりませんが、イーヴ/ハルーラ神官による宝物鑑定判定(セージ)か達成値15以上の【アナライズ・エンチャントメント】によって以下の効果が判明します。
[常]【クエスト】強大な魔神を倒せ
この剣を武器として使う目的で鞘から抜いた(≒装備した)場合、そのキャラクターに達成値30の【クエスト】がかけられます。使命の内容は「強大な魔神を倒せ」で、達成条件は「装備者よりレベルが高い魔神を倒すこと」というものです。
この使命の遂行中は下記の「[常]双神の加護」を得ることができ、使命を達成するとその効果は失われます。達成後もこの武器を所有する限り任意のタイミングで同じ内容の使命を受け直すことが可能で、その場合は同様に「[常]双神の加護」も再び得られます。
この【クエスト】は一度に一人のキャラクターにしか発生しません。使命達成以外では、そのキャラクターが死亡するか、特別にイーヴ/ハルーラ神官による達成値30以上の【リムーブ・カース】によっても解除されます。[常]双神の加護
使命遂行中、この武器の装備者は「奈落の盾神」と「導きの星神」の加護を得ます。
・スレイヤー+3(魔神)
この武器を用いて[分類:魔神]であるキャラクターに与える物理ダメージは、自動的に+3点されます。
・魔神探知
使命を達成するのに必要な(=自身よりレベルが上の)魔神が近くにいる場合、剣が振動して装備者に伝えます。
・装備条件緩和
戦闘特技《武器習熟A/ソード》を習得していなくともこの武器を装備することができます。ただし、当該特技による「追加ダメージ+1」の効果を得ることはできず、他の「〈ソード〉Aランク」に属する〈ソード〉を装備することもできません。一方で《武器習熟A/ソード》を習得している場合は通常通りに扱います。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 20 +1 35 10 +1 斬/打
由来・逸話
ある戦士が魔神の手によって落命する寸前、神々に嘆願することで力を授かったデストロイヤーです。
苛烈な盾神の恩寵を得てすさまじい切れ味を得ましたが、悪しき者がそれを悪用することを避けるため、魔神にのみ発揮されるように―—そして使い手は魔神と戦う試練を担うことになりました。
慈愛の星神はその使命が速やかに達成されるように―—そしてより多くの力なき者が恩寵に預かれるようにと、剣が望む魔神の場所を示す加護を授けました。
いつ作成されたともわからぬこの魔剣は、双神の加護を得た英雄の伝承と共に各地を転々と移動してきたようです。しかし、魔神を打倒したその末路はいずれも定かではありません。力に溺れて不適格とみなされたか、力ゆえに魔神に命を狙われるようになったか、はたまた。
やがてこの魔剣も行方知れずとなり、現在に至ります。