奈落(アビス)の祝福(のろい)

　魔動機文明時代末期、ザムサスカ地方は魔神の支配下に置かれました。以来、魔神にとって住み心地の良い環境にすべくこの地域の“奈落化”が進められています。大気をめぐるマナは奈落の気配に侵され、通常のラクシアとは異なる世界律に支配されています。スフバール聖鉄鎖公国軍が防戦一方になっているのにはアビスカースによる副作用以外にもこの奈落(アビス)の祝福(のろい)が関わっています。奈落化の度合いは汚染度といった指標で表されます。ザムサスカ地方生まれの人族や「勇者」の紋章を与えられた者は汚染度による影響をある程度軽減することができます。ザムサスカ地方生まれの人族は、基本的に汚染度を1段階軽減して影響を受けます。

汚染度

　汚染度の確認には侵食マナ場メーターを用いることとなるでしょう。人族、蛮族、動物、植物、幻獣のキャラクターは汚染度によって悪影響を受けます。

汚染度

影響

0

ザムサスカ地方外の通常の状態を指します。
悪影響なし

1

ひどく息苦しく感じます。
あらゆる行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。

2

天地がひっくり返ったような感覚です。
あらゆる行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。

3

体から力が抜けてゆきます。
あらゆる行為判定に-4のペナルティ修正を受けます。

4

あらゆる行動が辛く、重く感じます。
あらゆる行為判定に-4のペナルティ修正を受けます。
行為判定を行うたびに「冒険者レベル」点の確定ダメージを受けます。

5～

未確認、不明