ウェーブがかった黒い長髪
ローズマダーの瞳
無表情であまり表情が変わらない
口数が少ない

大陸北部にあるウルシラ地方の出身。
長く一人で旅をしてきたナイトメアの女性。
自分の年齢を把握しておらず、年齢不詳。
無口であまり主張をしないので一見おとなしい性格と間違われる。
しかし本当はとても大雑把な性格で戦う事以外にあまり興味を示すことはないので、
人間関係を築いたりコミュニケーションを取る場では無表情を崩さないというだけ。
狩りをしてはその生き物を食糧として様々な地を歩いてきた。
常識や知識、文化というものが欠けており、だいぶ野生的な振る舞いを見せるが、
その分戦闘時には天性の勘とセンスを発揮する。

奈落の近くの滅びた国の跡地にある治安の良くない地域の、
子供が子供の世話をして成り立っているような環境で育った。
親という存在を認識したことがなく自分の生まれ（弱点）も戦いの中で知った。
生きる為に魔術師ギルドに所属していない操霊術や召異術を操る悪い大人の捨て駒として動いていた事があり、
力だけではなく魔力も持ち合わせていた事から戦闘技術を教え込まれた。
生きる為なら、死ぬこと以外なんでもできる。
生きること＝戦うことである為、自分が他者と関わることで危険に巻き込むと考えている。
直接的なわかりやすい優しさや隙を見せることはないが感情がないわけではなく、
穏やかだったり賑やかで人の多い土地などを避け、何事にも深入りせず、一ヶ所に長居することをしない。
それが自分が生きていく中で一番トラブルが少なく誰も傷付ける事のない方法と認識している。

冒険者になろうと考えた理由は蛮族退治を行うと報酬が貰えて飯にありつけるから。
今まで自分が生きる術として行っていた事が仕事として成立するのを知ったから。
基本的に一ヶ所に長居する気はあまりないらしく、各地方各都市の登録したギルドがある町の周囲で野営をしている。