容姿・経歴・その他メモ

とある街の繁華街でごく普通の家で生まれる。
母親はごく普通の一般人ではあるが
父親は"堅帝"の異名を取る要人警護でかなり名の知れた人物である。

しかし父親は仕事柄いつも様々な所で活動しているために
少年期までは父親の顔も記憶に無かった。
そのため少年期までは女手ひとつで母親に育ててもらっている。

だが父親が居ない環境から自分勝手な性格になり
母親にも反抗し、手の付けられない子供になってしまう。
そして街では喧嘩や窃盗、恐喝とやりたい放題していた。

ある日街中でいつもの様に喧嘩をしていると
街のギャングから腕っぷしを買われスカウトされ
ギャングの構成員となる。

この街のギャングは義理や人情といった道徳的な事は一切無く
強盗や殺人、麻薬斡旋など金の為ならなんでもやるギャングであったため
街の治安は最悪なものであった。

そんな中父親が任務には全く支障はなかったが
とても些細なミスを犯す事になる。

クライアントも仕事仲間も大したミスでも無いから気にするなと言われたが
自分の中で要人警護と言う仕事上そんなミスが許せなく
また自分の中で全盛期が過ぎてしまった事に落胆をし、仕事を辞める事を決意する。

そして父親が家に帰り母親から我が子の現状を聞くなり
その日の内に単身でギャングのアジトに乗り込み、ギャングを壊滅し解散に追い込んだ。
その時の父親の圧倒的な力と信念を持って鍛え続けた強さに崇拝にも近い尊敬の念を抱き
また自分の信念の無さと弱さにひどく恥じる事になる。

その後は考え方を180度変え、父親の様な人間になっていつか追い付ける様にと
父親に常に付き従い、考え方や生き方、技術などを一から学ぶようになる。

父親も永く家庭を空けて放置してきた罪悪感もあり
これまでの時間を取り戻そうと我が子に色々を教えたり、家族の時間もとても大切にした。

しかし暫くは父親のそばにいたが、力の差がありすぎて
父親に追いつくという目標が到底出来ない事を実感してしまうため

一度父親から離れて違う道から追い付いてみようと決意し
まずは冒険者になって強くなる事を誓い現在に至る。

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