容姿・経歴・その他メモ

ドーデン地方のある森に捨てられた男。
その森で3人の妖精に拾われ育てられた後、森を出て放浪して行き倒れていたところを冒険者(師匠)に拾われ、社会とかを学んで冒険者になった。現在は師匠と二人暮らししている。

妖精たちから料理と宝石と読み書きを教えてもらっていたため、どれもある程度はできる。特に本を書く才能は凄まじいもの。

持っている宝石と調理道具は妖精から、パイプは師匠からそれぞれ貰ったもの。

対人恐怖症と機械恐怖症を併発している。人前に出ることを嫌い、機械(特に魔動列車)を常に恐れている。でも結構マシにはなってる。

強迫症を患っており、常に何かを書いていないと気が済まない。内容は大体が妖精や人間の明るい話だが、稀にとんでもなく暗い話を書く。でもそれが一部で人気だったりする。

また、毎日早朝に、人目のつかないところで懺悔をしている。バレると必死に口止めしてくる。
何を懺悔しているかは内緒。

履歴

「森」幼き私は、昏い森で1人彷徨い続けた。彼等に出会わなかったら、そこで死んでいただろう。
「妖精たち」私を拾って育てた彼等。愛し、憎み、今もなお心を蝕み続けている彼等に、私は今も懺悔をする。
「料理」1人は私に料理を教えた。あの味は、私には出すことはできない。
「宝飾師」1人は私に宝石の美しさを教えた。あの華やかな輝きを、私は何にも見出せない。
「作家」1人は私に書を教えた。あの物語に、私は自己の在り処を求めるようになった。
「約束」私は、彼等とある約束を交わした。しかしそれは終ぞ果たされず、私はそれから逃げ出してしまった。
「罪」見慣れぬ侵入者が、巨大な鉄の塊が、彼等の住む森を奪っていった。私には止めることができなかった。約束を果たせなかった私の罪は、どれほどなのだろうか。
「逃避」彼等は私に形見を渡し、私を逃した。彼等の遺言は思い出せない。そしてそれは、誰も教えてくれはしない。

「放浪」私は何処かを彷徨い続けた。何処かはわからない。ここで終わろうと思ったとき、1人の人間と出会った。
「師匠」彼は自身を冒険者だと名乗り、私を家にあげてもてなした。そして事情を訊かれ、私は素直に話してしまった。
「力」彼は興味深そうに頷いた後、力が欲しく無いかと尋ねた。私は、逃げ出した罪から目を背け、力が欲しいと答えた。
「魔弾」彼の弾は何にでも当たった。私はその腕に魅入られた。しかし私には真似出来なかった。幾月経ても腕はあがらない。私自身が、それらに恐怖しているからだ。それを見兼ねた彼は、私に妖精を使役する術を教えた。
「成長」妖精の力を借りるその術は、驚く程直ぐに上達した。妖精たちを呼び、従える。妖精に囲まれて育ってきた私に、それは似合っていた。
「再会」ある日に妖精を呼び出したとき、其れらに彼等の姿を幻視した。私は泣いて詫びた。困惑している様子を見て、漸く違うのだと理解した。彼等には二度と会えないと、改めて理解した。

「懺悔」あの日彼らを守れなかった罪を、私は数えて書いて食らって磨いて書いて書いて書いて、贖罪を求めている。
「夢」彼らが私を見て、蔑み、罵り、捨てようとした。私はそれを求めている。亡者となった彼等に、その罪の重さを測ることを。しかし此処は現であり、冥府では無い。嗚呼、あの夢をもう一度…
「強迫症」私は、私の罪を書き続けなければならない。それが唯一の贖罪であり、報われる方法なのだろう。
「対人恐怖症」あの約束を守れず逃げた私には、人の前に立つ資格などない。
「機械恐怖症」あの全てを奪った鉄塊を、私は永遠に憎むだろう。

願いは罪の贖罪、そして彼等との再会。

セッション履歴

収支履歴