実は前世の記憶を持っており、前世はさえない中年のおっさん（つまり男）だった。しかも万年低レベルの雑魚冒険者。
アルフレイム大陸ではなくテラスティア大陸のとある街のスラムに生まれ孤児院で育ち当然ナイトメアであるがゆえの迫害も受けてきた。

実はハーヴェス王国の領主貴族の娘で、窓を破壊して逃げ出してきた。
その後、お目付け役の教育係のコボルト爺いと同年代のナイトメアフェチの神官が付いてきたのだが、ふりきって撒いて逃げてきた。
「あいつらは置いてきた。ハッキリ言ってこの先の戦いにはついてこれそうもない」

実は最近、男相手にもときめいている自分がいることに気づき愕然としている。
そもそも二次成長を過ぎた辺りから女にも興味が無くなってきていてこのまま順調に体に精神が引きずり寄せられる未来を想像して恐れている。

別に家族仲は悪く無い。むしろ良好。というか溺愛されている。というかなんだよナイトメア保護協会って、ハリケーンミキサープレイって。なんか別大陸から来た宗教じみたなんからしいけど。まぁ、そんなこんなでみんな可愛がってくれているのだが、自分がナイトメアであるというせいで受ける理不尽な扱いを両親が他貴族から受けているであろうことや、雇用人の中でほぼほぼ唯一ナイトメアである自分を完全に受け入れてくれている老コボルトや神官にはそろそろ自由になってもいいのではという考えとか、そもそも自分なんかが転生しなければナイトメアなど生まれずにこの家族は幸せでいられたのではという負い目から逃げ出してしまった。不遇だった前世とはまるで違う幸せな境遇が怖かったとも言える。貴族の女学院でいじめられた際に自分がどれだけ幸せでその幸せの裏で両親が苦しめられているかもしれないと気づいてしまったせいでもある。（貴族の女学院でいじめられる→引きこもる→冒険者になろうとする→育ての親ともいえる叔従母により軟禁される→窓を破壊して逃亡の流れがあったのだ）まぁ、前世では出来なかった大冒険ができる。なら挑戦したい。というのも本音ではあるのだが。

偽名を使っていないのは、何かがあった際はきちんと家族に連絡があるようにとの配慮。自分が死んだ際に行方不明扱いで探し回る家族の姿を思い浮かべてしまい偽名での冒険者登録ができなかった。
…本当は追いかけて来て連れ戻してほしいとかいう甘えた心が無いとは言いきれない複雑な漢女心。

ちなみに両親は未だ現役の冒険者で今も旅の途中。貴族としての実務は叔従母が代理で行っている。祖父も現役。石の仮面だか卵型の特級呪物だかと因縁のある家系らしく、それの行方を追って父が七王群島へ向かい姿を消し行方不明に。それを追って祖父と母も七王群島へと渡っているらしいが、あの両親なら死ぬことはないだろうと信じている。

１拡大数
３魔力撃
５防具
７頑強
９防具
１１全力攻撃
１３挑発攻撃（１５でファイター１５にできないので最終的に盾持ちになる
１５防具の達人（資金次第で前に
ナルザラント
イーヴァル
クーハイケン（プロセルシア？多分前世に流れの師匠から習ったのでしょう
モルガナンシン
ダイケホーン