〈飯亜〉
基本取引価格:15,000
- 知名度
- 13
- 形状
- 油分を多量に含んだ種子
- カテゴリ
- 冒険道具類(消耗品)
- 製作時期
- 神紀文明
- 概要
- 食べることにより、一度だけMP0で直前に行使した神聖魔法を使用できる
- 効果
-
神聖魔法の行使判定に自動失敗した直後に、補助動作で食べることができます。
直前に行使した魔法と同じ条件で、もう一度行使判定が可能です。このとき、消費するMPは0となります。また、1ゾロによる経験点は得ることができます。
神官がこのアイテムを手放したり売却した場合、不名誉点が「冒険者レベル×10」点つきます。
由来・逸話
元々は「油を注がれた物」という意味を持つ普通の食用種子であった。
ある晩餐会にて、食神の子――イエス・トーストがメインディッシュの湯だこ料理を丸呑みするという暴挙に出た結果、喉を詰まらせて死にかけてしまう。パニックに陥った弟子たちは最後の手段として、ツマミ用に出されていた食用種子〈飯亜〉をトーストの口に投入し咀嚼させた。
――――そして奇跡は起きた。
トーストの喉に詰まっていた湯だこが、大量の種子から漏れ出た油分により滑り出てきたのである。これによりトーストは一命を取り留めたのだ。
以降、食用種子〈飯亜〉は「球聖種」として信仰されることになる。しかし、乱用された結果、世界から〈飯亜〉が数を減らし、絶滅危惧種として現在はプレミアがついている。
『新約ミィルズ聖書』
「マダイ伝福音書」(26章20~29)
「サイコの晩餐」より抜粋