この盾は常に所持者の周囲を浮遊し、所持者を守る。また、任意のタイミングで透明になる。この盾は神紀文明以降のあらゆる効果を受けず、破壊されない。
　この盾は装備者が［防具の達人］を修得していなくてもその効果を発動する。ただし、装備者のHPが0を切った場合、または0以下だった場合、装備者の生死判定に自動成功し、この盾は即座に自壊する。そして装備者を盾が最も安全と考慮する場所まで転移させる。この効果は所持者が剣の託宣［運命凌駕］を所持している場合は発動しないが、その効果が使えない状況になると発動する。

命の綱
　この効果は自身の手番中の好きなタイミング、または効果を受けた瞬間に発動出来る。自身の受けている不利益な効果を、相手の達成値と自身の生命力抵抗判定の達成値を参照し1つ解除することが出来る。また、達成値が存在しない、受けているのが自身ではなく場全体である等の効果の場合、HPまたはMPを100消費することにより、戦闘中その効果の対象から自身と任意の対象1人を外すことが出来る。上記の効果は3ラウンドに1度発動することが出来る。
　またセッション中外問わず（GMシーン等のPCが存在しないシーンなど）自身の意志以外の効果及びダメージで戦闘不能及び死亡ような状況になった場合、1度だけそのキャラクターが最も信頼の置いているPCの元へ転送される。

献身の覚悟
　自身が他者が受けるはずの攻撃を何かしらの手段で肩代りした際に発動する。1d6を振り、4以上の出目が出た場合、自身の受けるダメージに+50点の確定ダメージを増やす代わりに、自身がダメージを肩代りした対象に1回の追加の主行動を付与できる。この時の対象の数は、最初の1d6で出た目の数だけ選択できる。
　また、戦闘以外でダイスを振ることになった際、もし身の回りに自身以外のキャラクターが居た場合、自身の達成値をそのキャラクターの達成値に上乗せすることが出来る。
上記の効果はどちらともセッション中2回まで発動することが出来る。

毒悪転じて勇となす
　この効果は自身がデバフを受けて居る最中、常時発動する。自身が望まずに受けたダメージ以外の不利益な効果（ステータス減少、命中回避が下がる等を除く）自身のデバフとして存在する場合、その数だけ命中+15、追加Dに+30の修正を得ることが出来る。また、自身が何かしらの効果によりそのデバフを解除した際、その解除した数分だけ命中+20、追加D+40の修正を得ることが出来る。（1R）