とあるエルフの森から生まれたエルフの男。そこでは毎日、幸せに過ごしていた。しかしダルシュが5歳の頃、当時有名になっていた犯罪集団・【アベル】が行っていた、麗しいエルフの女を捕まえ性奴隷として闇市に売り飛ばす、通称「エルフ狩り」に故郷が選ばれ、襲われてしまう。
当時幼かったダルシュはわけも分からず自身を必死に抱え逃げ回る母親と弓や魔法で応戦する父親の表情をよく覚えている。ダルシュを両親は洞窟に連れていき、「10日間私達はエルフの人たちとかくれんぼをしよう。10日経つまでお家に戻っちゃだめ」と言い残し両親は戦場に走っていった。何かを察してはいたがそれ以上追求することなく暫くの間ダルシュは洞窟で身を隠した。
幸いな事にサバイバル術を少なからず教えて貰ってたため生き残ることは出来た。そして10日間が経ち家に戻ろうと帰路に着くとそこには以前の綺麗な森が見る影もなく燃え盛っていました。エルフ達を追い込むために森は焼き討ちされ、集落にはたくさんの死体が転がっていた。絶望してたダルシュは近くに落ちてる短剣を手に取り自殺を図ろうとする。
しかしその瞬間をたまたま通りかかってきたアーク、シュメル、ホープスのナイトメア三人(シーフ)が自殺を阻止し、その後ダルシュを保護した。既に生きる希望をなくしていたダルシュはなすがままにアーク達の住処に連れて行かれたが、闇市に売り飛ばされることなく一緒に生活することになる。
だが幼い頃にあのような経験をしてしまったため心を固く閉ざしていたダルシュはそう簡単に打ちとくことは出来なかった。
それでもアーク達はそのようなダルシュを邪険に扱う事はせず、生きて欲しいが為に自分たちの盗賊技術や野生での生き方を教えた。12歳のある日、ある程度盗みに慣れたダルシュは一人で地方の貴族の財宝を盗みに行くがヘマをして門番に見つかってしまう。
貴族に見つかり恐怖で怯えていたダルシュをアーク達が間一髪で助け、震えるダルシュを抱え何とか逃げることが出来た。その後住処で初めてアーク達が大声でダルシュに怒ると同時に心配で涙を流した、そのような光景を見てダルシュは自身の起こした行為に後悔をし数年ぶりに涙をながす。それをきっかけにアーク達に心を開き、4人は盗みをしながら何だかんだ楽しく過ごせていました。
しかしダルシュが24歳の頃、盗みに入ってしまった貴族に帰路に就いている姿を目撃され住処を特定されてしまう。そして特定から数日後の夜、住処に貴族の衛兵が多数押し寄せてきた。アーク達は傷を負いながらどうにかして住処に攻め入ってきた衛兵達を撃破するが包囲網は広く、崖に追いやられてしまう。そしてアークは自身が羽織っていたリトルウィングを貰う。その後「俺たちの息子、ダルシュよ。生きてくれ」とアークは悲しげな笑みを浮かべ、ダルシュを崖に突き飛ばす。リトルウィングや崖の下が川だったお陰で落下ダメージをそこまで受けずに済んだがそれでも意識を飛ばすには十分の衝撃があった。その後アーク達がどうなったかはわからない。川に流され気がつけば見知らぬ森に流れ着いていた。ショックや後悔で心が曇るが直前にアークが言っていた《生きて》により自殺はしなかった。そして何年も掛けて森からハーヴェス王国に辿り着く。それからハーヴェスのダンジョンに宝物を取りに行ったりして日銭を稼いでたりしていた。そしてとある日、冒険者ギルドで何時ものように呑んでいたダルシュは何となくギルドの依頼書を手に取ろうとする。そしてダルシュは同じ依頼書を取ろうとした冒険者と出会うことになる。

自分本位に生活しており他人のことなんてお構いなしで人助けなんて可愛い女が困ってる以外なら見向きもしない。夜は歓楽街で飲み歩き、大人のお店にしょっちゅう通っている。
エルフは若々しい顔をしているが、上記の経歴とすべてを諦めている価値観が影響しているのか、エルフの中でもかなりのおじさん顔になっている。
ただ腐ってもエルフ。分類的にはイケおじのため、歓楽街では密かに人気客だったりしたりする。
過去の出来事を思い出さないように四六時中飲酒をしていて酔っぱらっているように見えるが、真の意味で酔えたことは一度もない。しかしそれでも過去を忘れたいために酔っ払いを演じている。
子どもが嫌いで、泣いている姿を見るとイライラする。その理由は過去の無力な自分を想起してしまい、思い出してしまうためである。
こんな人生を送っているため一時期は自殺を考えたがアークの言葉がそれを踏みとどまらせており、次第に意地汚く生きることにシフトする。
しかし、ペルペディアや仲間とかかわることにより、最底辺まで落ちたダルシュの人生が確実に一歩ずつ前進し続けている。

【-----この物語は、ダルシュの人生を0から1に進むためのストーリーでもある。-----】

いつものルーティーンでギルドで酒を飲み、財布に金がないことに嘆き、依頼を受ける。変わらないいつもの日常...だと思ってたのに俺様が受けようとした依頼を「ペルペディア・アランケ」とかいうクソガキに横取りされそうになっちまった。んで胸のデケェ受付嬢にどういうわけかこの青くせぇガキと一緒に依頼を受けることになっちまった。
ちっ...報酬が割り勘になっちまうじゃねぇかよ。

動きは素人だが筋は悪くねぇ。だが無駄な正義感とか自信があるせいで俺のやることに一々口出ししやがる。...まぁせっかくの機会だ、あの小僧をからかうためにパーティーを組んでやろうじゃねぇか。
あとあの変な生娘はなんだったんだろうな。今日は素人系の店に行こう。

なんだかんだあの「ペル坊」とかいう青二才と一緒に依頼を受ける約束をした....のだがなんか馬鹿そうなリカントの「グリード」がやっすいクエストに誘ってきたり、昨日出会ったポンコツ女の「クロエ」が魔導書を返してもらうために俺の寝床まで無理やり案内させられたりと散々な目に遭わされちまった。しかもなんか知らんうちに俺までも依頼に参加させられちまっていた。「ペル坊」め、生意気なガキだ、絶対奴が勝手に参加させやがったに違いない。
「グリード」は女の趣味が合って、いい感じにアホだから気に入った。この俺に人懐っこい弟分ができちまったな。
だが「クロエ」、あいつは駄目だ。お堅い聖職者って雰囲気してるしめんどくせぇ女だった。こりゃ抱く気も失せるわ。

「ペル坊」は見た目に関わらずかなりのマイペース家だな。あとあいつ、ゴリラみてぇに力強ぇ。まぁとは言え力が強いだけで技術が追い付いてねぇ。せっかくだ、この俺が優秀な冒険者に鍛えてやろう、へ！これも目上の冒険者の役目だからな！んで、結局あの森で会ったグリフォンってなんだったんだろうな。
だが聖職者コスはいいな、今日はコスプレ店に行こう。

定期的に行われる新人祭、この時期の定番イベントだな。いつもなら遠巻きで酒をあおりながら見ているだけだったが...「ペル坊」や「グリード」あたりが参加してぇってうるせぇし「クロエ」とか探さなきゃいけなくなるしで大変だった。ま、ここは大人の余裕ってもんを見せつけてやるか

ふう！出店で大当たりを出して2000G稼げて俺たちが大会にも優勝しちまったぜ！ぶっちゃけ俺がやったのは前出て指示を出していただけだった気がするが...まぁそれも年上の役目として置いといて、キューティクル...すげぇ自信家のパーティーだったな...今日はあいつらに似ている女の子を置いてある店に行こうか...

「ペル坊」に諭されて依頼に勧誘された。仕方ねぇからいつものメンバーで村の盗賊退治の依頼を受けることにした。道中ダンシングゾーンに殺されかけたり、手負いのトラ【タマ】が居て手当をしてあげたりしたり、強い蛮族を討伐した以外は特段変わったことがなかった。
村に着いたらアロというガキが案内してきたが...あいつから変な雰囲気を感じる。そしてその感は外れていなかったようで案の定毒を持ってきて殺しにきやがった。「ペル坊」は相変わらず人間を疑うことをしねぇ...こいつ本当に冒険者できるのか？毒を盛られた状態で「ペル坊」をかばいながら戦うのは無理だ。離脱のだめ俺たちは崖から落ちて撤退した

そこでローズという胸のでかい女に助られ、そのお返しとして幻獣が減少している理由の調査をすることになる。しかし、調査中にあの裏切り者のアロと再開し、戦闘になる。
徐々に押されていたが途中でローズが助けに来てくれた。やはり奴は強い、強いやつの技は見て盗むべきだ。そして俺はローズの技を俺専用に改変した【アル・セリア】を取得した。

だがその後、黒鷲とかいうグリフォンの亜種に襲われちまった。圧倒的な力を前にローズを犠牲にして生き残ろうとしたのだが...あの正義バカが勝てねぇ癖にローズを助けに行きやがった。途中ケルウスとかいう顔も知らねぇ奴が援軍にきて、一緒に黒鷲を撃退した。帰ってる途中で幻獣たちに囲まれちまったが、謎の歌声により、幻獣は元の住処に帰っていった。きれいな歌声だった。
今日は声がきれいな娼婦でいいか

俺はこの時を待っていた！金になる情報がようやく入ってきた。アーチェリーオンから黄金卿という男の夢が詰まったような場所の話を聞いた。そしていつものメンバーで黄金卿があると言われる場所に向かった。
途中村に立ち寄ったがなんかアイルーとかいう見たことねぇタビットの猫バージョンの人間？がいた。いやでも飯うまかったなぁ。
なんやかんやあって、黄金卿と呼ばれるような場所についた。本当に黄金卿はあったんだ！俺たちは大樽爆弾を用いて黄金を採取しながら奥に進んでいたが...そこで、黄金を身にまとったドレイクと戦闘になった。金でも食っているのか？あいつは。勝利したがまた別の敵、エル・ガイラと遭遇する。
それも何とか撃退し、俺はうきうきの気分でこいつらから黄金の角や金塊などをもって脱出した。
今日は贅沢に高級娼婦を抱きにいこう！

使用前提:〈盾〉

《概要》

絶妙な回避成功時に強力な攻撃を放つことができる

《効果》

近接攻撃に対する回避力判定において、達成値で4以上上回って成功したとき、このラウンド以降で1度だけこの技を使用することができます。
この技を宣言した攻撃が命中した際、自身の使用する武器で攻撃後、すぐさま装着した盾で殴りつけるように追撃を行います。
盾の必筋を威力として扱い、追加Dには筋力ボーナスのみを使用し、C値は「12」として攻撃を行います。
またこの攻撃は武器の攻撃の追加Dとして扱われ、命中したキャラクターの命中力・回避力判定に-1のペナルティ修正を与えます。
また複数回条件を満たそうと、その数だけ宣言できるようになるわけではありません。