容姿・経歴・その他メモ

本名：シェフュール・メイヴス・オーヴェルデム
Shietfiule Maivse Auverdemn
エルフ:60歳
職業:冒険者(マッドサイエンティスト)

　ユーシズの名門魔導士一族、オーヴェルデム家の三女。ソーサラーの才能がなく、一族の中でも落ちこぼれ扱いであった。しかし、魔法学への知見は並外れており、18歳にして国立の魔術大学を卒業。学士を獲得し、魔法学者となった。
　順調にキャリアを積み、28歳の時に冒険者向けの魔法書『短縮式詠唱術入門』を発行し、少数ではあるが愛読者もいるようだ。
　30歳の時、前著をまとめた『短縮式詠唱術概論』を発行し、学会でもその功績が認められ、国内の魔術研究所からオファーを受ける。
　35歳の時、研究所の方針変更により自身の研究が凍結されたことに憤慨。はらいせに研究所の魔法回路を暴走させ、研究所の一部を吹き飛ばした。それと同時に、彼女は行方をくらませた。
　ユーシズを出奔した彼女は魔動死骸区に転がり込む。幸い、そこでは研究資料に困ることがなかった。
　それ以降、彼女は掃きだめの中研究を続けているが、昔の栄光には遠く及ばない。

【性格】
　短気、研究熱心、感情的、口が悪い

　プライドが高く、特に、研究者であることとエルフであることに誇りを持っているらしい。粗雑な性格故、「エルフ(笑)」「エルフもどき」などと言われることもあるが、その場合は烈火の如く怒り狂う。
　研究者としての地位はとっくに失っているため、公的には冒険者であるが、本人はあくまで研究者だと言い張っている。

　賢神を信仰しており神聖魔法を使うが、タロットを利用した術式の簡略化を行っており、いかに効率的に魔法を使うかに固執しているようだ。

　顔「だけ」はいいので、よくナンパされるが、たいていの場合は向こうから離れていく。

【主な著書】
『下位魔法にみられる省略詠唱の応用研究』(学士論文)
『短縮式詠唱術入門』
『短縮式詠唱術概論』
『術式起動簡略化概論』

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