[常]鏡の杖

この杖は魔法の鏡によって作られています。
これを装備している場合、戦闘中に鏡を手に持っているものとみなします。
この武器を装備した状態で10点以上の物理ダメージを受けるか、魔法ないし物理攻撃による威力表でクリティカル時の振り足しが発生した場合、「[常][補]破損形態」に移行します。

[補]姿映す退魔鏡

鏡に映した対象の分身を形成し、それを操って行動します。
この効果を使用するには、自身の冒険者レベルと同等のコンジャラー技能による魔法行使判定が必要となります。
この杖を装備した状態で、以下の条件を満たした半径10m以内のキャラクター1体を対象に、この効果を使用出来ます。
・対象のレベルが自身の冒険者レベル以下であること(エネミーでも冒険者でも良し)。
・対象の姿が視認できており、鏡に映る存在であること(鏡に映らない、透明状態、自身が盲目状態などは不可)。
・対象が「部位数:1」であること。
使用すると「対象のレベル*3」あるいは「対象の冒険者レベル*3」のMPを消費し、自身と同じ地点に影を形成して自在に操ることが出来ます。
影は対象と同じ能力、同じ数値をそのまま使用しますが、あらゆる主動作の回数を増やす効果はいっさい反映されません(戦闘特技《ファストアクション》の効果や魔法【マルチプルアクター/クラッシュベア】、エネミーの「[常]２回行動」など)。
なお、アイテムやその使用回数の消費を伴う行動はいっさい行わせることは出来ません。
影がMPを消費する行動を行おうとした場合、この杖の装備者のMPが代わりに消費されていきます。
影は杖の装備者の手番終了直後、最優先で手番を行います。杖の装備者が【マリオネット】を習得している場合、その効果に準じます。
いずれにしても、影の手番が終了すれば、影は即座に消滅します。
また、この影は非常に脆く、行動が終了するまでに何かしらの効果でダメージを負った場合、手番の途中であれ即座に影は消滅してしまいます。
ダメージによって影が消滅した場合、直後にこの杖は「[常][補]破損形態」に移行します。
影を作り出す効果は1日のうち、1人1回までしか行使出来ません。

[常][補]破損形態

余りに強力な力を行使するか受けると武器がひび割れてしまいます。
破損形態のこの武器は尖った破片を散らし、近接攻撃によって与えられる追加ダメージを2点上昇させます。
ただしこの形態時はこの杖を「魔法の発動体」として使用できなくなります。
また、この形態である間は「[補]姿映す退魔鏡」の効果を使用出来なくなります。
ひび割れた杖はマナを注ぐ事で自己修復させる事が可能であり、補助動作で「6」点のMPを消費する事で破損形態を解除できます。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
2H	11	2	21	12	1	防護点+1