容姿・経歴・その他メモ

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スノウエルフの若者。176cm、61kg。

魔動死骸区の迷宮内にて、人間の父とスノウエルフの母（ともに冒険者）の間に産まれた。物心つく時には父はすでに行方知れずであり、スラム街同然の環境にて母の手ひとつで育てられてきた。
母（クーナ）には、魔動死骸区に居座って冒険者活動を続ける何らかの理由があったようだが、カフィスには伝えられていない。彼女の性格も魔動死骸区によく似合うガサツなタイプであり、体罰や放置もしばしばのスパルタ育児を受けて育ってきた。

カフィスが13歳になったある日、母は銃使いの仲間の手によって処刑される。仲間を危険に晒した罰であると伝え聞いているが、これまた詳細は分からない――しかしあり得ない話でもないというのがカフィスの感想であった。
ともあれ、魔動死骸区にひとり残るには居心地の悪い状況となり、また彼を縛る母の存在もなくなったことから、やや早い独り立ちを決意し、ブルライト地方を中心に冒険者としての活動を始める。時々は魔動死骸区に戻ることもあるようだ。

基本的には温厚。
しかし、孤独と苦痛と闘争にまみれた少年時代を送ってきたために性格はやや捻じれ、「無用な諍いは極力避ける」消極性と「やるときはやる」積極性が混在し、なんの拍子でスイッチが切り替わるか当人にもわからない。
また、自身のスノウエルフとしての血筋がもたらす冷気も好きではなく、人の温もりを好む。当然、敵対者に対してこの力を使うことには躊躇はない。
厳しくも放任主義、そして突然この世を去った母のことは「多くの面で」嫌いであるが、彼女に仕込まれた冒険者としての才能は本物であり、それが今のカフィスを形成していることも確かである。その点で憎みきれない部分もあり、母のことを忌々しげに語るカフィスはどこか楽しそうにも見えるかもしれない。

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