私の故郷よりも栄えた村は蛮族によって井戸に毒を混ぜられ、酷い状態であられました。共に依頼を受けた皆様と協力し、無事に村を救うことができました。今日もまた無意味な1日を送ることができました、サドゥール様に感謝を。

ハレ様とその歌、そしてあの日の空の色を忘れることはないでしょう。たとえ、意味などなくても。

初めて魔導列車というものに乗りました。列車の窓から見える景色はとても新鮮で素晴らしいものでした。
新しい芸術にも触れられて久々に楽しいという気持ちになりました。

龍骸という国に現れる特殊な魔域での依頼でした。魔域内の景色はこちらでは見られない建築様式の建物の屋内であり、使われている草木の匂いが印象に残りました。名刀を手に入れられなかったのは残念でしたが、マノリア様はきっと必要ないと仰るのでしょうね。

誰にも使われない魔剣が眠るという場所でした。無意味な性能を持った魔剣が多くありました。
送風の魔剣は髪を乾かすのに、攪拌の魔剣はお菓子作りに役立ちそうです。クッキーも貰えたのでこれはマノリア様と一緒に食べたいと思います。

途中までは大丈夫だったのですがお菓子の家に入った途端に耐えられずに我を忘れ、お菓子で出来た家具を食べ続けてしまいレベッカ様に迷惑をかけてしまいました……
帰ったら運動します。

ストームライダーという魔動機に乗って嵐の中、海を渡り魔域に突入しました。
何度か不測の事態が起こりましたが助力もあり、無事に依頼を終えることがありました。
高空からの自由落下は心地よいものでした。

マノリア様、ルスカ様、リュール様と納涼祭を巡りました、少しトラブルもありましたがマノリア様の幼馴染、リーヨウ様の助力もあり手早く解決しました。最後の光華もとても綺麗でした。
マノリア様から頂いたマジックコスメ、この思い出と共に大事にさせていただきます。
マノリア様が幼子のような態度で接するリーヨウ様を少し羨ましくも思います。

「それではまたのご利用を鉄道ギルド一同、お待ちしております」白髪の老紳士が敬礼をしている。

空に咲く光華を背に獣人族の黒髪の女性が微笑んでいる。