茶髪で少女のような容姿のルーンフォーク。
青い目と薔薇の花の髪飾りが特徴。
同じ時期に生まれたルーンフォークが数体おり、姉妹のように育っている。

【暗視】暗闇でも昼間と同じように物が見える。
【HP変換】HPを好きな値だけ消費し、その値と同じだけ自身のMPを回復させます。これは主動作で行わねばならず、ゲーム内時間で1日に1回しか行えない。

ルーンフォークらしく、主人に仕えたいと思っている。
パーティーメンバーの事を主人と認識して、守ろうとする。
物静かで1歩引いたような立ち位置でいるが、その内側には量産型だからこそ、自分だけの何かを見つけ出したいという思いを秘めている。

王族の管理する施設から生まれたルーンフォーク。
自身の他に6人の同じ型のルーンフォークがいる。それぞれを姉妹と認識しており、その中で末妹。
それぞれが王に仕えたり、騎士になったり、様々だったがフロリーナは冒険者としての道を歩むこととした。
その理由は、幼少期に知り合った司祭に関係している。
その司祭はルーンフォークについて詳しかった。
生まれながら武器の扱いにも魔法の扱いにも覚えのあるフロリーナに興味をもち、研究の協力を持ちかけられた。
断る理由もないため協力した。
その研究の末以前よりも手先が器用になった。
また、研究のお礼にと文字の読み書きを教えてくれた。
ある日、いつものように司祭の元へと向かったフロリーナだが、様子が違うことに気が付いた。
慌てて中に入れば、神殿は荒らされており、見たことのない魔物が司祭を連れ去ろうとしている所だった。
必死で戦おうとするものの手下を倒すのに手一杯で、さらわれてしまった。
その時にフロリーナは生前の記憶を思い出す。
今攫われた司祭が自身が生前仕えていた人物に類似していることに。
どんな関係だったのか、その全てを思い出した訳ではない。
今の自分ではすぐには救い出せないかもしれないが、今受けた借りは返さなければならない。
その為に力を身につけて、世話になった司祭を救い出さなければならない。
そう心に誓い、ギルドへと向かう事となる。
表向きは、仕える主人を探すため。
本当は、あの魔物を倒す強さを身に着け、司祭を救うために。