ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【エレメンタルマニピュレーター】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

元操魔法

【エレメンタルマニピュレーター】
消費
MP
対象
射程/
形状
時間
抵抗
属性
土、風、水、氷、炎、雷
概要
各属性のマナを操り、属性にまつわる事象を引き起こす魔法。元操術(げんそうじゅつ)とも呼ばれる。
効果

発動条件は魔法発動体と空を混ぜるかのような動作が必要になるため、最低限手首が稼働できる状態である必要がある。
魔法の発動体は他と同じく単体で装備することもできるし、装備品を加工することでも可。

・各属性における共通項
炎:水中や雨天などダメージ、効果が半減。
水:水中や雨天などではダメージ+5。
風:強風(+2/-2)、通常(0/0)、弱風(-1/+1)、無風(-3/+3)の4段階の状態によって(ダメージ/行使判定)が変動する。
氷:氷点下の環境以外では常にダメージ、行使判定-1。
土:飛行や浮遊など地面から対象への行使判定-2。
雷:魔法制御以外で誤射は防げず魔法収束も無効、かわりに魔法に対して回避判定を行える能力や効果を無視する。
複合属性はそれぞれの特徴を併せ持つ。

・詠唱について
基本詠唱は発声(短文、中文、長文)の3段階に加え、構造(単純、通常、複雑)の3形態からカスタマイズすることができる。このカスタマイズに必要なものはなく、覚えてしまえばいつでも自由に選択することができる。
発声は段階に応じて発動までにかかる時間がかわる。
構造は形態に応じて消費MPが増減する。
全ての魔法は短文+通常を基本とする。当然発声できない状況であれば詠唱不可。
発声することが肝要なため、ナイトメアの種族特徴による発声しない魔法詠唱では効果増強は一切受けられない。
また金属鎧等による行使判定へのペナルティは発生しないかわりに、詠唱効果が半減する。

・専用戦闘特技
レベル7:詠唱補助
詠唱効果を付与する場合、各属性の共通項のペナルティ部分のみ無視できる。
レベル13:詠唱熟達(前提条件:詠唱変化)
詠唱効果のペナルティ解除。

由来・逸話など

魔法の等級によって最低限必要な動作は変わってくるが、使用者の熟練度によって動作を洗礼しより複雑で強大にしたり効率よく単純短縮したりすることもできる。
詠唱はあるが魔法発動には必須ではなく、発動する魔法を強化する以外の用途はない。
また性質上、その場の状況によって威力の差どころか発動の可否すらも変わるが各属性の要素足りえる触媒で補うこともできる、無属性に相当する魔法は実質存在しない。

触媒を操り大気中のマナを操作する技術によって腕前が測られる系統。
基本的に大掛かりで複雑な操作を用いるほど魔法自体の規模も拡大していくが、同じ魔法であってもより洗礼された操作技術によって操作量を短縮することもできる。

他魔法系統と違い、元操魔法における詠唱とは発声による周囲への認知と言霊によるマナの増幅を行う行為である。
効果として、対象が発声された詠唱を耳でとらえ魔法自体を認知することで一種の暗示がかかった状態と似た状態になることで被る魔法の効果が上昇する、さらに発声された言霊は操るマナに吸収され魔法そのものの効果を上昇させる。
その為、同じ魔法でも単純な詠唱の有無や、詠唱の密度で効果が大きく変わる。
ただしデメリットもあり、詠唱を行う分魔法発動まで時間がかかり、さらに対象に少なからずどういった魔法なのかが認知されるため対処もされやすくなる。また耳が聞こえない、詠唱が聞こえない、詠唱に使っている言語を知らない理解できないなどによって詠唱そのものの効果が十全に発揮されない場合もある。
簡単に言えば魔法の発動に手間を加えることで強化する行為で、基本的に詠唱なしで発動した魔法が詠唱ありで発動した魔法を上回ることはあまりない、当然同じ魔法同士ならば詠唱ありで発動したほうが強力。

あらゆる属性を操り、詠唱を加えることで絶大な効果を発揮する強力な魔法系統ではあるが、基本的に全属性を操れることが前提となる敷居の高さとそれでもなお状況によってはできることが極端に制限されるなど汎用性に欠くため術士自体が少なく、ほぼ見かけることがない魔法となっている。

製作者:こうさぎ