普通のエルフの冒険者「アリーチェ」は仲間と共に依頼のためヨスガ村にやってきた。
そこから始まる数多くの数奇な事件、出会い、そして永遠の別れを経験し、フンジャケッチャ領を巻き込む大きな事件を解決し瞬く間にそのことは世界に広がった。
私はとある夫妻から知り合いの王宮魔術師を介して依頼を受けた。
その内容は王族の隠し子、もといこの夫婦の育て子「アリーチェ」の護衛、及び王族のための教育である。
最初は断ろうとした。そりゃそうだ。わが魔王を探すためにいろいろ依頼を受けたが、この依頼はタイムロスが大きい。
だが、気が変わった。タロットが・・・そして魔王降臨書が彼女を王と・・・魔王と示した。それもとても強く。
ときは少し流れ、少し有名人となったアリーチェ一行にこれまた数奇の出会いが・・・
おっと、ここからは未来のお話。
こんな機会はない。
では参ろうか。わが魔王の冒険譚を

普通のエルフの少女「アリーチェ」。彼女には魔王になる運命が待ち構えていた。

金欠のため、かつての仲間と集まり依頼を受けようとしていたところに謎の男「ウォズ」と出会う。
彼からアリーチェは魔王の器だといわれ困惑する中、彼女が招いた借金によって難破船探索の依頼を受ける。
そして、絢爛祭の難破船の奥で発見された拳闘奴隷「カルラ」を保護した。
彼女を所属しているナ・テオングにあるギルド「アテュレイ」へ届ける依頼を受けることになった一行

そのさなかバンバルディア盗賊に襲われている少女を保護した。途中からやってきた元騎士団「クリム」ともに追い返した一行。
その後、村に連れてこられた一行は村の異変、「邪石」、そしてクリムとバンバルディアの過去を知る。

クリムが村をそしてバンバルディアを救うために一人で向かおうとしたときに魔王一行が助太刀に入る。
そして村人を救い出し、バンバルディア兄者を邪石から解放した一同はナ・テオングへ向かうため商人「ホロ」に護衛を(半ば強引に)買って出る。そしてホロと共に首都「ハバルニカ」歩き出すのであった。

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