容姿・経歴・その他メモ

<大きな挫折をしたことがある>
<大病を患ったことがある>
<守りの剣を手に持ったことがある>
<王になるため>

ブッカー　ノォ　５０歳人間
もともとはマカジャハット近郊の小さな酒場の主でした。小さいながらも繁盛していた酒場は、エールと、ライ麦とトウモロコシから作った蒸留酒を炭酸水で割った飲み物（ハイボール、とブッカーは呼んでいます）、そして鶏のから揚げが評判で、ブッカー自身も味にはそこそこ自信は持っていました。（マカジャハット１とは言わずとも、３本の指に入るくらい、と思っていました）

ところが、ある日ふらりと現れた冒険者にハイボールと唐揚げをふるまった際、自身もう酔っぱらっていたのもあって「どうだい、こんなうまいもの、なかなかないだろう？」と軽く喧嘩を売ってしまいました。冒険者はふっと笑うと厨房を借り、なにか見たことのない肉をつかって唐揚げを作り、見たことのない黒い炭酸の飲み物を出して「食って、飲んでみろ」というのです。
ブッカーは唐揚げを一口食べると衝撃を受けました。「なんだ・・・これは！」そして黒い飲み物を一口飲むと「うぉぉ！なんだこのマリアージュは！至福！これこそ至福！」と悶絶し、合わせて自信が打ち砕かれる＜挫折を経験＞してしまいます。
気が付くと冒険者は代金＋アルファをおいて立ち去っており、メモが残されていました。
「これがホッピーという飲み物だ。唐揚げの素材は、お前自身で見つけるがいい」

その時から１年、どうにかホッピーは手に入れることができたが、手に入る食材であらゆる調理法を試してみてもあの時の味には及びませんでした。

そしてブッカーは店を人に譲り、至高のホッピー、至高の唐揚げを求める冒険者になったのでした。
「唐揚げ王に、俺はなる！」

尚、小さいころに＜大きな病気をして＞生死の境をさまよったブッカーを気の毒に思ったマカジャハットの太守が、病気平癒を願い＜守りの剣に触れさせてくれた＞ことがありました。そのせいかどうか、この年に至るまで健康な酒を飲めています。

ホッピーのこだわり：中：外の割合は、７：３が黄金比と思っている
唐揚げのこだわり：衣は薄衣、２度揚げが最強と思っている。尚、レモンは皿に添えて食べるひとが自身の皿でかけることを推奨。

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