容姿・経歴・その他メモ

容姿

ややくすんだ白い毛並みのダビット。どういうわけか鼻が見えない。本人曰くすっごく鼻が低いだけ。

メモ

鼻のないダビット。いや、本人曰く嗅覚に以上はないらしいので、鼻見えないダビット。酷く不気味な雰囲気もあいまって、魔物や操霊術師の人形に間違われたこともある。
第一人称はボク。陰気なのか陽気なのかよくわからない性格。基本的に静かなのに唐突に酷くご機嫌になったりする。コワイ

経歴

・異性の家族がいない
・大切な約束をしている
・高レベルの魔法をかけられたことがある

理由

・故郷を滅ぼされたので

詳細設定的ななにか。

ルノルミンは、穏やかな村の少し裕福な家庭の少年であった。母親こそ幼い生まれてすぐの頃に亡くしてしまったものの、周囲の者は彼と彼の家族をよく助けた。そして、ルノルミン少年も周囲に影響されるかのように、よく笑う、心優しい少年に育っていった。

しかしある時、彼を取り巻く環境は一変する。

唐突、そう、あまりにも唐突に、彼の村は狂乱の渦に飲まれることになった。可愛い弟、ちょっと悪いことを教えてくれる近所のお兄さん、気になるあの娘、近所のおばさん、そして頼れる父。ある者は狂ったように暴れ、ある者は無抵抗に殴られ、ある者は考えなしに騒ぎに同調した。
混乱の坩堝と化した村だったが、事態はさらに悪化する。狂乱の渦の中に蛮族が飛び込んできたのである。自警団、そして村人達はなす術もなく倒れ、村は壊滅した。

ルノルミンは、何故自身が生き残ったのかははっきりと覚えていない。隠れていたのか、逃げていたのか、あるいは見逃されたのか。はっきりとはわからないが、襲撃直後、彼は村の端で呆然としていた。

『笑って生きなさい。苦しい時も、悲しい時も。笑えば、きっと良いことがある』

村の端に立つ彼は、父と、そんな約束をしていたことを思い出す。

「ハハハ、アハハハハハ、アハハハハハハッ、ハハハハハッ」

笑い声が木霊していた。

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