容姿・経歴・その他メモ

特定の種族を好んでいた
大好きな食べ物がある
育ての親に拾われた

友達に勧められて

履歴

俺は穢れた血を持つナイトメアだ

俺は生まれた時から他のエルフとは違っていた。他のエルフに比べ筋力が高く、魔力への適応性が低かったのだ。そして、父親は母親が別の種族の子を孕んだと言い捨て、母親と自分を置いてどこかへと行ってしまった。そこからは、母親は俺のことを『悪魔の子』と言い、暇が有れば俺のことを罵っていた。後から聞いた話だが、母親は俺のことを蛮族に蹂躙された時に孕んだと思っていたようだ。

その状況を見かねて族長であるスタラスタが自分のことを引き取ったのは、俺が5歳の時だった。スタラスタは俺にネベニーという名を付け、20歳になるまで家に置いて育ててくれた。

スタラスタとの生活は自分のこれまでの生活とは全く違ったもので驚きを感じたことを覚えている。中でも「」は今でも思い出すほど印象に残っている。

スタラスタと暮らしていた時の1番の楽しみは幻獣を見にいくことだった。スタラスタは幻獣が居る秘密の場所を俺に教えてくれた。幻獣は自分が穢れた血であろうが、悪魔の血であろうが、等しく同じ『人』として見てくれているようで好きだった。

転機となったのは20歳のときだった。エルフにしては段違いに筋力が強いため力仕事で里に貢献はしていたが、それでも俺に対する偏見というか奇異なものを見る視線は変わらなかった。数少ないエルフの友人であるユーリから、「ナイトメアでも冒険者としては認められるからなってみたらどうだ」と言われて冒険者になることにした。

冒険者として結果を出してスタラスタに少しでも恩返しを出来たら良いなと思っている。

セッション履歴

収支履歴