ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス

基本取引価格:非売品かつ売却不可
知名度
8
形状
竜のような形状をした生きた骨の盾
カテゴリ
〈盾A〉
製作時期
現在
概要
武器を捕食して自身を強化し追撃を行う
効果
舞い踊るは異形の大骨

この盾は例外的にバトルダンサーでのみ扱うことができます。
装備者が戦闘特技《武器習熟A/**》《武器習熟S/**》《武器の達人》を習得している場合、それに対応したデータとしても扱えるようになります。(**は任意の武器)

宝物喰い

この盾を携帯する者は、金銭的報酬を受け取る度に、その報酬の10%以上(小数点以下切り上げ)をこの盾に食べさせる必要があります。

其は孕む者、抱く者

この盾を装備している装備者が装備しているこの盾以外の近接攻撃武器を捕食させることで、ラウンド終了時まで2Hの武器としても扱えるようにします。(手が開いていない場合、この盾を武器として扱えません)
この際、武器の性能は捕食させた武器によって変わり、1つ目の武器を食べさせてから30秒(3ラウンド)後の手番の終了時に全ての武器を吐き出します。
武器を吐き出した場合、キャッチできるのは1つまでで、他の武器は地面に落下します。(「装飾品:操りの腕輪」を装備しており、何も保持させていないのであれば、2つキャッチすることも可能です。)
(下記の【武器データ】【秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス】の裁定を参照)

其は挑む者、穿つ者

其は孕む者、抱く者」で捕食させた武器のランクに応じた数の『宝呪』を獲得します。
そして、この盾を武器として扱う場合、武器の命中は現在獲得している『宝呪』4つにつき「+1」点され、追加ダメージは2つにつき「+1」点増加します。
この宝呪は武器を吐き出した時点で消滅します。
(詳しくは下記の【宝呪】を参照)

武器データ

直前に捕食した武器の武器種に応じて、以下の効果を武器データに適応します。
また、武器のタイプや元々の能力、名前は現在捕食している全ての武器を一斉に参照し、適用します。

武器種得られる効果
ソード・格闘(パンチ強化)C値「-3」
アックス・ウォーハンマー「威力+10」C値「-2」
スピア・フレイル命中「-1」「威力+10」C値「-3」
メイス・スタッフ・格闘(キック強化)命中「+1」「威力+10」C値「-1」
宝呪

『宝呪』は「其は挑む者、穿つ者」でのみ得られる特殊な要素です。

ランク得られる宝呪の数
B1
A3
S5
SS8
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考
2H[刃][打] 20 +1 5 13 0 ※基本データ
2H[刃][打] 23 +1 15 13 0 ※《武器習熟A/**》を習得している場合のデータ
2H[刃][打] 27 +1 25 13 0 ※《武器習熟S/**》を習得している場合のデータ
2H[刃][打] 30 +1 35 13 0 ※《武器の達人》を習得している場合のデータ
用法 必筋 回避 防護 備考
1H 20 +1 1 ※基本データ

由来・逸話

秘宝喰いのガヴェリオン・キルクス
太古の昔、魔動機文明の末期から、遺跡の宝物を食い散らかすと言い伝えられてきた巨大な魔物。
遺跡を守るスプリガンたちの巨体もものともせずに、遺跡を破壊し、宝物を貪るため、宝物喰いという名で恐れられてきが、15年前、とある白銀の巨人によって討伐された。
しかし、その生命力は異常であり、焼かれて小さくなった頭蓋骨と背骨だけになっても動き出し、その時、遺跡で育てられていたスプリガンの赤ん坊へと取り憑いた。
かくしてその赤ん坊は蒼髪の可憐な少女へとすくすくと育ったが、それと同じくガヴェリオンも復活の兆しを見せている。

【秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス】の裁定

この盾は「其は孕む者、抱く者」の効果適用中、装備者が装備しているこの盾以外の武器とともに、1回ずつの攻撃が可能です。
これを『追撃』と呼称します。
『追撃』は以下のタイミングで発生します。
・「其は孕む者、抱く者」を宣言し、この盾を武器として扱う「直前」に主動作を用いた武器攻撃を行っていた場合
・「其は孕む者、抱く者」の効果適用中に、この盾以外の武器で武器攻撃を試みた場合
『追撃』は独立しているため、追撃前に宣言特技の宣言や補助動作を行うことができ、攻撃対象も前回の攻撃対象と同じ対象を攻撃する必要はありません。
『追撃』を試みる際、装備者の手が空いている場合、この盾の用法を満たすようにこの盾を装備し直すことが可能です。
『追撃』が発生した場合は両手利きと同じく、【秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス】のみ、命中力判定に「-2」のペナルティ修正を受けて追撃を行います。
これは、この盾を装備している装備者が装備しているこの装備以外の近接攻撃武器が攻撃を行う際、【秘宝喰い ガヴェリオン・キルクス】を武器としてではなく盾として扱っているからです。
『追撃』のダメージを処理した後、この盾は用法1Hの盾へと戻し、盾として装備し直すことができます。
この際、他に装備しているものがある場合、用法を満たすように組み替えて装備しなおして矛盾なく装備しなおす必要があります。
この組み換えを行う場合、この盾が装備できることを最優先とし、手が空いていない場合は他の装備品を地面に落とさなければなりません。
それでも用法を満たせなかった場合、この盾は地面へと落下します。
また武器の能力を参照する際、「特定分類のキャラクターへの追加ダメージ+2」と「特定属性による追加ダメージ+1」以外のアビス加工を参照することはできません。
この際、参照していないアビス加工の「装備時に発揮するアビスカース」は受ける必要はありません。(携帯時に発揮される効果は通常通り発揮されます)
イグニタイト加工を受けた武器を捕食してもイグニタイト加工の効果は受けられません。
複数の武器の能力を参照し、それらが重複したり矛盾したりする場合、自由にどれかを参照することができます。
[例]用法1H両で刃武器のミスリルアックスと用法1Hで打撃武器のフィスタロッサムを食べさせたガヴェリオン・キルクスは、用法1H両で2Hとして装備している打撃武器の武器であり、特殊楽器として扱えます。


【捕食】の裁定
其は孕む者、抱く者」を宣言した際、この盾はこの盾以外の武器を捕食します。
この『捕食』は「其は孕む者、抱く者」でのみ発生する特殊な状態です。
捕食した武器は装備者の手を離れ、ガヴェリオン・キルクスに格納されます。
装備状態も解除されます。
其は孕む者、抱く者」を主動作中に宣言した場合でも、例外的に問題なく装備の解除を行えます。
ガヴェリオン・キルクスが捕食した武器の効果で武器が喪失する可能性がある場合、ガヴェリオン・キルクスは喪失されませんが、吐き出される際に元とした武器は壊れて吐き出されます。
例としてはスルーピックや18ラウンド経過してしまったインスタンスウェポン等が挙げられます。
また、たとえ捕食中の武器が効果によって喪失してしまったとしても、能力自体は吐き出すまでコピーし続けることが可能です。
宝呪等も「其は孕む者、抱く者」の適用中は勝手に失われたりしません。

製作者:蜂蜜工房