謎の怪物(ボルグヘビーアーム改造)
- 知能
- 低い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 3
- 言語
- なし
- 生息地
- ???
- 知名度/弱点値
- 11/16
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 11
- 移動速度
- 12
- 生命抵抗力
- 8 (15)
- 精神抵抗力
- 7 (14)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
腕 | 7 (14) | 2d+10 | 6 (13) | 9 | 41 | 20 |
特殊能力
[宣]全力攻撃
自身の打撃点を+4し、自身の回避力を-2します。
[常]痛恨撃
打撃点決定の出目が10の時、打撃点がさらに+6。
戦利品
- 自動
- トレジャーポイント+1
- 2~6
- 化け物の爪(150G/赤白A)
- 7~
- 化け物の心臓(500G/赤白A)
解説
偽王族
あるところに貧乏な男がいた。彼は死ぬまでに一回でいいから、王族の華やかな社交パーティに出てみたいと思っていた。そこで男はパーティーに紛れ込むために、有り合わせの布でそれっぽい服を作ったが、どうしても王冠に相当するものが見つからなかった。男は仕方なしに鍋の底を抜き、それを頭に被ってパーティーへと出かけた。
男は当然門番に止められて問答になったが、そこに偶然パーティーの主催である王が通りかかった。兵士は鍋を被った男のことを王に伝えると、王は陽気に"おお!知っておるぞ、東の国ではこれが最先端なんじゃ!この方は確かに王族じゃ"と兵士に告げた。兵士は大変驚いて自らの非礼を詫びた。
ところが王は「しかしなあ…。」と勿体ぶって「ワシが知っている東の国の服とは違うように見えるがのう。」と続けた。自分の嘘が通ったと思っていた男は焦った。「東の国は確か燃えるように熱い国で、そんな厚着はしないはずだ。」と王が言うものだから男は慌てて服を脱ぎ捨てた。
王は続けて「うむ、それこそ東の国の王の正装じゃ。しかし流石に丸裸でダンスはできんじゃろう。どれ、王冠で前だけ隠したらいかがかね?」と言った。男は被っていた鍋で股間を隠した姿でダンスホールへと招かれた。ドアを開けた瞬間、ドッと笑いが起きた。男はぎょっとして自分の鍋を見た。男は舞い上がっており、鍋底をくり貫いていた事をすっかり忘れていた。裸なのもおかしな話だが、底をくり抜いた鍋では隠せるものも隠せない。
王が諭すように言う。「これに懲りたら、王族を語るような真似はやめるのじゃな。」
男は俯いて答える。「恥ずかしくて…顔から火が出そうだ。」
王が答えた「ならば、頭に鍋を乗せるが良かろう。鍋は火にかけるもんじゃ。」