容姿・経歴・その他メモ

履歴

A 4-6 有名人の友達がいる
B 2-2 同じ夢を何度も見ている
C 6-6 自殺を試みたことがある
D 1-5 破産した

"ルナ"は破産した。詐欺にあったのだ。
絶望のあまり死のうとした。せめて良い行いをしようと蛮族に殴り込みに行ったのだ。
しかしそれを許さない者がいた。それは名の高い冒険者の"ジャーニー・デブ"。
彼の一撃で蛮族は全滅。ルナは命を救われてしまったのだ。
ジャーニーはルナに怒りを表した。命を粗末にするなと。
しかしルナには行く当てがない。そんなルナにジャーニーは手を差し伸べた。
それからはジャーニーとともに生活をしている。生活は豊かだった。
ともに生活をするようになってから、何度も同じ夢を見るようになった。
それはジャーニーとともに敵を薙ぎ倒す自分自身。

その夢を叶えるためルナは魔法を勉強し、冒険者を目指した。
それにつれてジャーニーの元を離れ、独り立ちをしたのだ。
まずは冒険者のノウハウを学ぶためにセミナーに行く。
そしてまた破産した。
ルナは少ない魔法の知識で冒険者になるしかなかった。

A 6-5 血縁者と死別したことがある
B 1-4 大切な約束をしたことがある
C 5-3 家族に冒険者がいる(いた)
D 6-4 人々を守るため

"ルナ"の一家は国民を蛮族から守る、冒険者をしていた。
冒険者では仕方のないことだが、親は二人とも命を落としていた。
残されたのはルナと、その姉である"ムーン"だった。
ムーンはルナを養うため、仕事を次々とこなした。

ルナも成長して冒険者として旅立つ日、ムーンと一緒に初級クエストを受けた。
至って普通の討伐クエストのはずだった。いざ現場に向かうと情報よりも多い蛮族がいた。
ムーンは必死にルナを守りながら、敵を次々と消し去る。
しかしこのままでは限界がくる。そう思ったムーンはルナを連れて物陰に入る。

「ルナ、あなたは逃げなさい。そして私たちの意志を継いで。」
「これからはあなたがこの国の民を守って。いい？」

ルナは何が何かわからなかった。ただ、首を縦に振ることしかできなかった。
ムーンは最後、寂しそうな顔をしたあとルナに魔法をかける。

「Ves, Zalzen La Fuza. Kairos Krill Koros Dig...Schiltforten.」

ルナの視界はそこから一瞬で、冒険者教会に移される。
ルナはその後に姉を見ることはなかった。

確かに結んでしまった姉との約束。
それを守るために、ルナは冒険者を努める。

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