"扉の小魔"との異なる契約形式であり、よりリスクの高い契約方法です。
"奈落"の無い全くの別大陸から伝来しており、魔神への警戒心が薄れている為に、より踏み込んだ運用方法が発展していきました。

　"道の小魔"との契約者は、"扉の小魔"と契約を行うことができません。 これは、アルフレイムの魔神使いが行う魔神の召喚を行うことができない事を示します。
　“道の小魔”とは、1度に最大2体まで契約を交わすことが可能です。
　また、"道の小魔"を運用する為には、武器を特別な封入具としなければなりません。 特別な封入具へ加工する場合の加工はランクによって異なり、B/A/S/SSの順で5,000/10,000/20,000/40,000Gと一週間の時間が必要です。
　また、これらの加工の施された武器はメンテナンスが必要であり、シナリオ終了時に1本あたり
　Lv1～7：Lv*150
　Lv8～10：Lv*300
　Lv11～12：Lv*500
　Lv13～15：Lv*1000
　の費用を必要とします
　これらの加工はいずれも用法“2H”の武器にのみ行うことが可能です。

この加工により小魔を封入した武器は、元来の武器の性能に加え、以下の性能を得ます。
また、以降の記述において、"デーモンルーラー技能"を"DR"と呼称を変更します。

[常]召喚/封入

　加工により武器に封入された小魔は、逆に武器を自身の中に封入し、内蔵することができます。
　特別な契約により、この小魔は術者から最大10ｍまでしか離れることができなくなっていますが、範囲内であれば術者の意に従って自由に移動を行うことができます。
　また、封入された武器は補助動作でいつでも展開し、小魔を封入した状態にすることができます。この動作は装備の変更として扱われます。

[常]追従

　武器が展開された状態の小魔は、特別な指示がない限り術者の傍らに浮遊して追従します。
　追従している状態の装備は術者の手に装備されているものとして扱われます。そのため、必要筋力などの装備制限は通常通り適応されます。
　術者の近接攻撃時、「追撃」か「操作」を選択することができます。

[主]「追撃」

　下記の格闘武器のデータを用いて近接攻撃を行います。 この攻撃に≪両手利き≫や≪追加攻撃≫等は有効です。
「用法:1H 威力:(DRLv*2) 命中:+(DRLv/5) C値:⑪ 追加D:+(DRLv/5) 備考: グラップラー専用」

[宣][主]「操作」

　「消費MP:3」
　追従している武器一つを用い、DRを戦士系技能と見做して近接攻撃を行います。 この攻撃に≪両手利き≫や≪追加攻撃≫等は無効です。
　この際、追従している武器が二つあるならば、どちらか任意の片方の武器データを攻撃に用いる事ができます。「追加消費MP3」
　加え、その近接攻撃に下記のどちらかの恩恵を与えます。

・選択されなかったもう片方の武器によって、「威力」の追加魔法ダメージを与えます。
・一度に3体までの対象を同時に攻撃することができます。

　この攻撃は連続した手番に使用出来ず、1Rに1度しか使用できません。

[常]独立行動

　"道の小魔"の行動を下記の何れか一つから選択します。 具体的な処理は通常の魔神と同様です。
　但し、召喚した魔神ではない為、【イビルコントラクト】等の影響を受けません。

「二回攻撃」
　二回の近接攻撃を行います。

「射出攻撃」
　遠隔攻撃を行います。 ダメージの決定において、威力表の最初のダイスを+2します。

「薙ぎ払い」
　任意の対象1～3体に近接攻撃を1回ずつ行います。

「サボり」
　なにもしません。 くっちゃべってます。

[常]「魔法獲得」

下記の魔法を得ます。

[主]アニモエスティンギ

　
　1.対象のHPが「DR*3」以下、もしくは最大HPの1/10以下である。
　2.自身のMPが10点以上残っている
　3.2体の小魔がいずれも追従状態である。
　上記の条件をすべて達成していた場合にのみ使用することができます。
　対象に「[宣][主]「操作」」で攻撃を行い、命中した場合、いかなる制約や効果の影響も受けず、対象のHPを即座に0にします。

　この効果は1度のシナリオにつき1度まで使用できます。