“異界歩き”アルブム・ゲルダム
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔法文明語、魔神語、ル族語
- 生息地
- 午睡の森
- 知名度/弱点値
- 22/26
- 弱点
- 衝撃属性ダメージ+3点
- 先制値
- 26
- 移動速度
- 20/-
- 生命抵抗力
- 29 (36)
- 精神抵抗力
- 29 (36)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし(頭部) | ― | ― | 23 (30) | 20 | 188 | 167 |
武器(右腕) | 25 (32) | 2d6+20 | 21 (28) | 20 | 201 | 56 |
踏みつけ(下半身) | 24 (31) | 2d6+24 | 20 (27) | 18 | 199 | 44 |
- 部位数
- 3(頭部/右腕/下半身)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]毒無効、病気無効、精神効果無効
[常]瘴気の衣/24(31)/生命抵抗力/半減
魔法王の鎧によって、身体の周りを黒く穢れた瘴気が渦巻いています。このキャラクターに近接攻撃を試みるキャラクターは、そのたびに成否に関わらず、「2d+10」点の毒属性魔法ダメージを受けます。
またこの瘴気は飛来する矢や弾丸を逸らします。妖精魔法【ミサイルプロテクション】(『Ⅱ』p202)と同じ効果をもちます。
[常]ルの祝福
呪われし魔法王の血が、歪な不死性をもたらします。このキャラクターが死亡したとき、すぐさまHPやMPを最大値まで回復させ、魔法などによるあらゆる不利な効果を消滅させます。このとき、有利な効果はそのまま持続します。この効果はあらゆる処理に差し込まれるかたちで優先して処理され、この処理が終了してから通常の処理を続けます。
この効果は、1日に1回まで使用できます。
●頭部
[常]2回行動
1ラウンドに主動作を2回行えます。
[主]召異魔法15レベル/魔力21(28)
[常][宣][主]魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大/数》《ルーンマスター》《ワードブレイク》を習得しています。
[主]瘴気の拡散/23(30)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」の範囲に瘴気の塊を撃ち出し、「2d+20」点の毒属性魔法ダメージを与えます。この能力は、連続した手番には使えません。
この能力は1ラウンド(10秒)に1回しか使用できません。
●右腕
[常]複数宣言=2回
[主]2回攻撃&双撃
手にもったグレイブで素早く2回の攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
[主]一掃
近接攻撃が可能な任意の敵すべてに、武器での攻撃を行います。「全力攻撃」が宣言されている場合、命中したうちの任意の1体に打撃点の追加が行われます。命中力判定は一括で行われ、「異界歩き」の効果はすべての対象に対する命中力判定の達成値となります。
この攻撃は連続した手番には使えません。
[宣]全力攻撃Ⅲ
打撃点を+20点します。リスクとして、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
[宣]異界歩き
数多の異界を踏破した経験が、如何なる状況でも十全の戦闘能力を発揮させます。サイコロを振らず、武器での命中力判定の達成値を35に固定します。
この能力は連続した手番には使えません。
●下半身
[常]攻撃障害=+4・+4
大きさが攻撃を妨げます。
[部位:頭部][部位:上半身]は、近接攻撃及び遠隔攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:下半身]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- アルブムの印章(-/-)
解説
アズライールに仕えた四騎士の一人。蹄鉄のアルブムの祖。その二つ名は「異界と化した魔法王の領地に踏み入り帰還したからだ」とも、「巨大な魔域に単身踏み込み帰還したからだ」とも伝えられている。4mの巨躯は全身鎧に包まれ、身の丈程もあるポールウェポンを振るう勇士。狼の姿をした魔神すら友とした彼は、王の忠臣であり続けた。
彼は王に忠義を尽くし、遂には始まりの魔法王、デュランディルを討ち果たした。されどその折に受けた傷と変異は大いなる呪いとなり、彼は未だに午睡の森を彷徨っているという―――。
上記の伝説に謡われる、氏族の始祖たる四騎士が一人。戦いの中で彼は、志を同じくした同胞と、連れ添った友を失った。その血がもたらす祝福と呪いを嘆いた彼は、わずかに残った理性で午睡の森に遺ることを誓った。務めを終えた騎士がその不死性で蘇ったとき、再びその身に幾ばくかの午睡を与えられるように。穢れなき騎士の歩みが止まることはない。なればせめて、ひと時の安らぎを。そうしてアルブムは、騎士の眠りを守る務めを始めた。