種族特徴

運命変転

１日に１回ダイスの目を反転させることが可能
反転：１⇔６・２⇔５・３⇔４

初期設定

経歴

2-5 嘗ては貴族だった 2-3 田舎で育った 6-6 自殺を試みたことがある

冒険者になった動機

5-2 家族・仲間の仇を討つため

履歴

acenh・gilng
私は地方貴族の子供として育てられた。
幼いころはあまり気にしていなかったが社交界で会う同年代の子らとは少し教育が違うようであった。
のちのちそれに違和感が芽生えてくることになるのだが…
月に１度の父と母、叔父など親族が集まる会議があるのだが、そこにはずっと参加させてもらえずにそれに拗ねていたことを覚えている。
ある日、町に凄腕の冒険者が来たと聞き、その人に会いにいった。
その人はこの町の調査に来たとやらで、私から事情を聴いたり、町民のもとをめぐっていた。
冒険者だというのにたまに森に行く程度で他の仕事もしていないその人に違和感も覚えたが、相手をしてもらえるのが嬉しかった。
3月ほどその人は町に滞在して私とも交流を深めた。
そのころには私もすっかり懐いており、家の事や、芽生えた違和感などをその人になんどか話したものだ。
その後、オチから言ってしまえば、私を育てていた貴族だとおもっていた父母、叔父、叔母、親戚たちは蛮族が人に化けたものだった。
私はその家の唯一の生き残りで、なり替わるために使われていたとのことだ。
それが事実だったのかはわからない、しかしその冒険者からすべて終わった後に伝えられたのはそういう事だった。
私に残ったのは優しかった家族の思い出と、空っぽのお屋敷だけとなった。
村人はほとんど人間だったようだが噂が広がりすぐに私の暮らした村は閑散としてしまった。
村に執着がある一部のご老人くらいか、残ったのは。
そのころの私の心には冒険者に裏切られたような怒り、自分が話したことで親を裏切ってしまったのではないかという不安その二つが渦巻いていた。
たとえ蛮族とは言われても、私にはよい両親だったし、
私は耐え切れずに首をくくろうとしたのだが、たまたま様子を見に来たその冒険者に救われた。

彼は私に２つの道を示してきた、この家でそのまま暮らすか、彼についていくかと。
その時私は大層恨みのこもった目線を彼に向けていたと思う。
私は彼についていくことを選んだ、いつか殺してやるため、と思ってね。
しかし彼はずっと誠実だったよ、今回この試験に参加する直前まで私の心配をしていた。
今も保護者替わりに彼は私の後見人のような形でいてくれてる。
いつでも殺しに来いと笑いながらね。


名前はacenh・gilng
チェンジリングのアナグラム、逆取り換え子的発想から。

セッション履歴

収支履歴