容姿・経歴・その他メモ

名前：セレンディバイト・アナザ・サーヴァンツ
愛称：セレン
性別：女
身長：190
体重：割と筋肉
年齢：18

銀髪の少女。ガルーダのウィークリングだが、珍しい黒翼である。サーヴァンツ家の一族である事を誇りに思っており、メイドとしていつか素晴らしき主に仕えることを夢見ており、今から主探しをしている。冒険者としては現在3年目である。攻撃は苦手だが回避は得意であり、呼び出した魔神と連携を取り、パーティメンバーを守る。


従者の家系として名を馳せているサーヴァンツ家の養子。
サーヴァンツ家は古くから数々の従者を輩出しており、子供の頃から教育された上質で優秀な従者が多く、貴族・王族から人気が高い。なので家系として資金を多く所持しており、セレンのように養子が多い。サーヴァンツ家は分家が多く、多くの国に分家が存在する。セレンは本家の養子である。

・サーヴァンツ家の家訓
①尊敬する主に仕え、主の為になる行動をすべし
②従者として強くあるべし
③己の眼で使えるべき主を見定めるべし
④主の為になると考えたのならば進言を恐れからずべし
⑤従者はただの仕事人に非ず、自我を持つ者であるべし
⑥主の為全てを磨くべし
⑦万能とは言わずとも、何かに秀でるべし
⑧常に鍛え続け、鍛錬を怠らざるべし
⑨主の命の意味を考え、常に最良の行動を取るべし
⑩サーヴァンツ家は血が繋がらずとも皆家族であり、家族を大事にすべし

という家訓が存在する。

サーヴァンツ家には表向きにされていないことが1つある。それがどんな子供でも容姿にすることである。
言わば「ワケアリ」の子供を引き取り、秘密裏に育て上げるのである。そしてその子供達は基本的に成人を迎えると漸く表向きになる。その子供達には共通して「セカンドネーム：アナザ」が付けられている。
アナザの子供達はほぼ全てが拾い子であり、迫害や捨て子、蛮族の領地で拾った子なども含まれる。サーヴァンツ家は良い意味でも悪い意味でも拘らない。真の従者として、必要なのは「眼・能力・忠誠心」であると考えており、これが満たされるのであれば例え一般的に迫害されていようが拘らないのである。

眼：使えるべき主であるのか、主が愚行を犯していないか、主とは別の視点で物事を考えられるか、敵の発見や些細な変化に気付けるか、など
能力：従者としての仕事の能力、戦闘能力など
忠誠心：ただ付き従うのではないという事を真に理解しているか

特にそう言った捨て子と言うのはナイトメアやウィークリングなど戦闘に秀でた者が多い為、サーヴァンツ家は寧ろ重宝している。
手間は掛かるがきちんと人族の役に立ち、人族に忠誠を誓ってくれる存在になる為、存外理解者は多く、寧ろ屋敷に1人はこういった存在を置きたいと考える貴族もいる。
ガルーダの集落で産まれた時に、丁度サーヴァンツ家の一族がその集落を殲滅し、その時に保護された。
セレンは自分の親を殺したことは恨んでおらず寧ろ感謝している。ウィークリングがどんな存在であるかを知ったこともあるが、生まれた時、その時の記憶がはっきりとしているからだ。生まれたことを両親に祝福されなかったことを。赤ん坊の朧気な記憶だが、それはしっかりと覚えているのだ。
セレンのようなアナザの子供達は基本的に冒険者となり（アナザでない子供でも志願すれば冒険者になる）、少なくとも5年は1人の冒険者となる。ソロ冒険者とするもよし、パーティを組むもよし。自由であるがその間はサーヴァンツ家の名は使ってもサーヴァンツ家の者の手助けを借りてはいけないのだ（ただしサーヴァンツ家が裏工作はする。例えばウィークリングなどとばれた場合、知った者を秘密裏に処理したり、口止めをしたりなど）。それは冒険者として経験を積む為のものであり、この経験が、例え失敗の冒険譚になっても大切だと考えているからだ。そして少なくとも5年が経た後、サーヴァンツ家が主候補を探す。その間は普通に冒険者を続けてもよし、サーヴァンツ家の一族でパーティを組んで新たな養子探しをするもよし、出会った人を主候補にするもよし、と自由である。

現在セレンはヴァグランツとして活動している。冒険者として活動するよりもヴァグランツとして活動した方がより色々な人と出会えると考えたからだ。ヴァグランツでも冒険者ギルドに協力は出来、気に入ったお得意様がいれば何度も会う事もあるだろう。
全ては最高の主探しのために。

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