ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ダイリーン炎武術】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ダイリーン炎武術】

(ブルライト地方)
入門条件
70名誉点(その他)、50名誉点(グレンダール信者)

ブルライト地方を南北に縦断する峻険、ディガッド山脈の南端にある炎武山のグレンダールを祀るダイリーン神殿で編み出された炎を操る術です。ダイリーン神殿は、超武闘派で神殿で暮らし修行する者は、ほとんどが神官戦士かモンクです。グレンダールの教義への理解を深め、祈りを捧げ、戦士や拳闘士の技を極めようと日々鍛錬しています。その中で、グレンダールの御業(特殊神聖魔法)と武術をより効果的に用いる術として、炎武術が生まれ受け継がれてきました。【ダイリーン炎武術】の使用者は、パイロマンサー(火術師)と呼ばれます。ダイリーン神殿で入門可能ですが、【ダイリーン炎武術】を習得した者が、他のグレンダールの神殿や自身の道場で教えている場合もあります。グレンダール信者(プリースト技能の有無に関わらず、グレンダールを信仰し、グレンダールの〈聖印〉を装備品としていずれかの装備部位に装備しているか、それと同じ扱いとなる条件を満たしている者)は50名誉点で入門可能です。入門時だけ〈聖印〉を装備するなどして信者と偽って入門した場合はそれが発覚した時点で即座に破門されます。その他の者は70名誉点で入門可能です。

流派装備

この武器は、〈アイアンナックル〉を「魔法の武器+1」で強化加工したものです。さらに、炎を受け流しやすくする魔法と技術が施されており、《焔返し》使用時の命中力判定に+2のボーナス修正を得ます。ダイリーン神殿や【ダイリーン炎武術】を教える道場で販売されています。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
ファイアパリ 16 〈格闘〉B 6,100
+20名誉点
《焔返し》使用時の命中力判定+2

秘伝

《焔返し》《焔裂き》に関する注釈
《焔返し》《焔裂き》は、「対象:半径△△」で秘伝使用者の半径1m以内が中心点の炎属性の魔法や特殊能力を返すまたは無効化できますが、この条件に複数の《焔返し》《焔裂き》習得者が合致する場合は次のように扱います。使用を希望する習得者の中で命中力が一番高い者が使用できます。命中力が同じ場合は、敏捷度が高い方、それも同じならGMが無作為に決定します。成否にかかわらず、同じ魔法や特殊能力に対し、他の者は使用できません。

《豪火撃》

必要名誉点
20
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
炎属性の武器
使用
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
なし
概要
武器の炎属性ダメージ上昇分を2倍にする
効果

この秘伝は、炎属性の武器で攻撃するときのみ宣言できます。武器の火力を一時的に上げダメージを増す技です。宣言を行った近接、射撃攻撃が命中した場合、ダメージが上昇します。武器が魔法などで炎属性となっており、その効果でダメージが上昇している場合、その上昇分が2倍になります。例えば、グレンダールの特殊神聖魔法【ヒート・ウェポン】で炎属性の魔法の武器となり、物理ダメージが「2」点上昇している場合、その上昇分が2倍の「4」点となります。妖精(炎)の武器など、ダメージの上昇がない炎属性武器は、ダメージを「+2」点します。宣言を行った次の自身の手番中は、装備・保持・携行している全ての武器の炎属性が消え、それによる効果も失います。炎に関連あるものでも炎属性と明記がないものは影響ありません。炎属性ではなくなるので、《豪火撃》《烈火閃》《猛火閃》《炎帝穿》は使用できません。魔法などの効果時間が残っているなら、手番終了後に炎属性とその効果は復活します。この特技は宣言時に宣言回数としてカウントされません。

《烈火閃》

必要名誉点
20
タイプ
《薙ぎ払いⅠ》変化型
前提
なし
限定条件
炎属性の2H近接武器
使用
ファイターorバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
複数部位あるキャラクターの全部位に攻撃する、ダメージ-3
効果

この秘伝は、炎属性の2H近接武器で攻撃するときのみ宣言できます。炎や熱の勢いに乗せた攻撃で、攻撃対象を一閃する技です。《薙ぎ払いⅠ》と同様ですが、攻撃対象は複数部位あるキャラクターの全部位となります。秘伝使用者の命中力判定は一括で1回のみ行います。複数に命中した場合、ダメージは個別に決定しまが、すべて「-3」点されます。

《猛火閃》

必要名誉点
30
タイプ
《薙ぎ払いⅡ》変化型
前提
なし
限定条件
炎属性の2H近接武器
使用
ファイターorバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
複数部位あるキャラクターの全部位に攻撃する、「攻撃障害(近接攻撃への耐性)」を無視(不可を除く)
効果

《烈火閃》と同様ですが、ダメージの減少がありません。攻撃対象が「大きさが攻撃を妨げる」とする「攻撃障害」の能力を持っている場合、「近接攻撃への耐性」を無視します。但し、「攻撃障害=不可」の場合は、その部位へ攻撃できません。

《炎帝穿》

必要名誉点
30
タイプ
《鎧貫きⅡ》変化型
前提
なし
限定条件
炎属性の〈格闘〉武器
使用
グラップラー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
攻撃対象の防護点を半分として扱う。クリティカル時には「0」とする。「弱点:炎属性または物理ダメージ」ならクリティカル値上昇しないが、「弱点:炎属性または物理ダメージ」は適用されない
効果

この秘伝は、炎属性の〈格闘〉武器で攻撃するときのみ宣言できます。炎と熱で勢いを増し攻撃対象を貫く技です。《鎧貫きⅡ》と同様ですが、攻撃対象の「弱点」が炎属性または物理ダメージで、その弱点が判明しているときは、クリティカル値の上昇がありません。秘伝使用者が《弱点看破》を習得しているなら、クリティカル値を-1します。この効果でクリティカル値は「7」以下にはなりません。攻撃が命中した場合、攻撃対象の防護点を半分(端数切り上げ)として扱います。ダメージ決定においてクリティカルが発生したときには、攻撃対象の防護点が「0」として扱われます。この秘伝で、「弱点:炎属性または物理ダメージ」は適用されません。「弱点」以外で、「炎に弱い」などの能力で炎属性ダメージを余分に受けるものは適用されます。

《焔返し》

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
1H拳武器
使用
適用
リスク
概要
「形状:射撃」で「対象:1体」または「対象:半径△△」の炎属性の魔法や特殊能力をその使用者に返す
効果

この秘伝は、1H拳武器を装備しているときでないと使用できません。迫る炎を手で受け流し相手に返す技です。秘伝使用者が、「形状:射撃」で「対象:1体」または「対象:半径△△」で秘伝使用者の半径1m以内が中心点の炎属性の魔法や特殊能力の対象となったとき、秘伝使用者は命中力判定を行い、達成値の比べあいを試みます。「対象:半径△△」の場合は、半径1mごとに命中力判定に-1のペナルティ修正を受けます。このとき、秘伝使用者が能動側、魔法や特殊能力の使用者が受動側となります。能動側(秘伝使用者)が有利な結果になった場合、受動側(魔法や特殊能力の使用者)の魔法や特殊能力は使用者に返り、使用者が効果を受けます。このとき、使用者は、魔法や特殊能力に指定された抵抗や回避を試みることが可能です。使用者は抵抗の結果に応じた効果を受けます。「対象:半径△△」の場合は、使用者が範囲の中心点となります。その際、《魔法収束》《魔法制御》を習得していても使用できません。このとき、秘伝使用者がグレンダールの特殊神聖魔法【バーニング・ソウル】を使用しているなら、炎属性の魔法ダメージを「5」点追加します。受動側(魔法や特殊能力の使用者)が有利な結果になった場合、その魔法や特殊能力は必中扱いで能動側(秘伝使用者)に効果を与えます。のみならず、算出ダメージの決定において、威力表参照や打撃点決定を行う2dの出目が「12」であったものとされます。これによりクリティカルが発生した場合、その2廻りめ以降は、通常の処理を行います。「対象:半径△△」の場合は、ダメージ決定は個別に行い、秘伝使用者は前述の扱い、それ以外の対象者は抵抗含め通常の処理を行います。
《焔返し》の効果は、その成否にかかわらず、10秒(1ラウンド)に1回しか試みることはできません。

《焔裂き》

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
刃武器[刃]
使用
適用
リスク
概要
「形状:射撃」で「対象:1体」または「対象:半径△△」の炎属性の魔法や特殊能力を無効化する
効果

この秘伝は、刃武器[刃]を装備しているときでないと使用できません。迫る炎を刃武器で切り裂き無効化する技です。秘伝使用者が、「形状:射撃」で「対象:1体」または「対象:半径△△」で秘伝使用者の半径1m以内が中心点の炎属性の魔法や特殊能力の対象となったとき、秘伝使用者は命中力判定を行い、達成値の比べあいを試みます。「対象:半径△△」の場合は、命中力判定に「-(半径○m-2)」のペナルティ修正を受けます。このとき、秘伝使用者が能動側、魔法や特殊能力の使用者が受動側となります。能動側(秘伝使用者)が有利な結果になった場合、受動側(魔法や特殊能力の使用者)の魔法や特殊能力は無効化します。受動側(魔法や特殊能力の使用者)が有利な結果になった場合、その魔法や特殊能力は必中扱いで能動側(秘伝使用者)に効果を与えます。のみならず、算出ダメージの決定において、威力表参照や打撃点決定を行う2dの出目が「12」であったものとされます。これによりクリティカルが発生した場合、その2廻りめ以降は、通常の処理を行います。「対象:半径△△」の場合は、ダメージ決定は個別に行い、秘伝使用者は前述の扱い、それ以外の対象者は抵抗含め通常の処理を行います。
《焔裂き》の効果は、その成否にかかわらず、10秒(1ラウンド)に1回しか試みることはできません。
《焔裂き》で、炎の壁を長さ2mに渡り、10秒(1ラウンド)の間、消すことができます。妖精魔法【ファイアウォール】のときは、命中力判定で達成値の比べあいに勝てば可能です。移動しながら行えば消して通過できます(主動作は終了します)。

《秘義・うねり炎蛇》

必要名誉点
50
タイプ
《薙ぎ払いⅡ》変化型
前提
《烈火閃》or《猛火閃》
限定条件
炎属性の2H近接武器 《豪火撃》
使用
ファイター技能or バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
「ファイターorバトルダンサー技能レベル÷2」体までを攻撃、合算ダメージの半分を炎属性の魔法ダメージ、もう半分を炎属性の物理ダメージで与える
効果

この秘伝は、炎属性の2H近接武器で攻撃するときのみ宣言できます。尚且つ、《豪火撃》を同時に宣言する必要があります。炎や熱の勢いを最大にし、蛇がうねるような複雑な軌道で、より多くの対象を攻撃することを可能にします。近接攻撃可能な位置にあるキャラクターを「ファイターorバトルダンサー技能レベル÷2(端数切り上げ)」体まで任意に選び、それら全てに攻撃を行います。命中力判定は一括で1回のみ行います。複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。対象に与えるダメージは、合算ダメージの半分(端数切り上げ)が炎属性の魔法ダメージ、もう半分(端数切り下げ)が炎属性の物理ダメージとなります。

《秘義・火熊落とし》

必要名誉点
50
タイプ
《鎧貫きⅡ/Ⅲ》変化型
前提
《炎帝穿》
限定条件
炎属性の〈投げ〉 《豪火撃》
使用
グラップラー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
〈投げ〉で攻撃対象の防護点を半分として扱う。クリティカル時には「0」とする。対象が人族、蛮族、動物、幻獣の場合、10秒の間、精神抵抗力判定と魔法行使判定-4
効果

この秘伝は、炎属性の〈投げ〉で攻撃する際に宣言できます。尚且つ、《豪火撃》を同時に宣言する必要があります。炎や熱の勢いを利用し、対象を抱え上げ、身体をのけ反らせて自身の背後に頭から落とします。攻撃が命中した場合、攻撃対象の防護点を半分(端数切り上げ)として扱います。ダメージ決定においてクリティカルが発生したときには、攻撃対象への防護点が「0」として扱われます。クリティカル値の上昇はありません。《鎧貫きⅢ》習得者は、クリティカル値を-1した上で、対象が持つクリティカル無効系やクリティカル値悪化系の能力を全て無視します。この効果でクリティカル値は「7」以下にはなりません。《投げ強化Ⅰ》《投げ強化Ⅱ》を習得していて、複数部位のキャラクターを投げた場合、任意に1部位を選び効果を適用します。対象部位の選択はダメージを決定する前に行います。また、攻撃対象が「分類:人族」「分類:蛮族」「分類:動物」「分類:幻獣」の場合、10秒(1ラウンド)の間、対象の精神抵抗力判定と魔法行使判定に-4のペナルティ修正を与えます。

《秘奥義・暴れ炎牛》

必要名誉点
70
タイプ
《マルチアクション》変化型
前提
《秘義・うねり炎蛇》or 《秘儀・火熊落とし》
限定条件
炎属性の近接武器 【オフェンティック・ファイア】
使用
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
《マルチアクション》で【オフェンティック・ファイア】行使し、「形状:突破」で武器による攻撃を行う
効果

この秘伝は、炎属性の近接武器装備時のみ宣言できます。《マルチアクション》で、グレンダールの特殊神聖魔法【オフェンティック・ファイア】を行使し、その効果で突破しながら、経路上の対象に武器による近接攻撃を1回ずつ行います。「形状:突破」同様に、近接攻撃を受ける対象を決定し、命中力判定とダメージ決定を行います。目標以外の1dで判定する対象は、各対象1回ずつ判定し、【オフェンティック・ファイア】と武器による近接攻撃で同じになります。つまり、魔法と近接攻撃どちらも対象になるか、どちらも対象にならないかです。この秘伝は、騎乗状態では使用できません。

製作者:Snake Eyes