容姿・経歴・その他メモ

生まれた環境：廃棄された
幼少期の経験：目立たず、完璧に生きる
少年期の経験：物質の真理について研究した
冒険に出た理由：まだ見ぬ世界を求めて。

※【サプリOtPr参考』密偵タイプですがフェンサーを未習得として作成しています。

「ブフォｗｗｗｗ拙者の知識が役に立つ時が来たでござるかｗｗｗｗｗｗ」

部族の中では一番の不細工ーーー。
何か、どこか見た目が違ったキースは生まれながらのいじめられっ子だった。そして、部族から追放されるのも遅くなかった。
しかし、彼を拾う「物好き」が居た。その「物好き」の見た目は…言うなれば自分と同じ『不細工』。

「物好き」は言った。「自分はニンゲンというやつだ。お前はニンゲンじゃないのか？」
彼は虐められたくなくて、「ニンゲンだ」と言った。物好きは「そうか」と言う。

それから彼は知った。この社会のこと、元々の自分達種族は「蛮族」だということ。そして、自分はそれに敵対する「ニンゲン」に育てられた事。全部「物好き」から教わった。
なら、自分は？　蛮族なのか？　人間なのか？　その答えはどんな本を見ても書いてなかった。
それを知りたいと思った。そして彼は努力して、知識を得ようと学問への道に進む。
学問の場でも虐められると思ったが――そんな事は無かった。むしろ自分の実力を冷静に評価してくれる場が心地よく、彼は自分のやりたい事に集中できた…。

数年の時が経ち、彼は変わった。自分は不細工だが、自分の「好き」に集中した結果…同志を得た。
聞けば「人間」でありながら「不細工だ」とバカにされる者もいるようだ。
そんなバカな話があっていいわけがない。なら、不細工はどうにもならないかもしれないが、同志はここにいるのだと。
そうして、彼はそんな「不細工」のコミュニティの中心人物となった。

一定年数が経過し、彼は学問の場に「オタク」というコミュニティを残し、卒業した。
そして彼はこの世界の秘密を知る為に、冒険者への門を叩くのだった。

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