特殊能力

●全身

○精神効果属性無効

○狂騒する手術

　この魔物のHP0以下の部位:左腕/右腕の数だけ、全ての部位は命中判定に+1、打撃点+3のボーナス修正を得ます（部位:左腕/右腕の計3部位のHPが0以下の時、残存する全ての部位は命中判定+3、打撃点+9のボーナス修正を得る。部位:剪刃の場合、打撃点は5d6+9点の2倍になる）

○狂医の腕

　この魔物の命中判定は固定値を用いず全てダイスを振って達成値を算出します。

○教授回診

　同一乱戦エリアの敵対陣営のキャラクター全てが部位:鑷子の拘束状態にある時、この魔物は最大10mまで移動妨害を受けることなく制限移動を行うことが出来ます。その際に、拘束状態のキャラクター全てを強制的に同一距離移動させます（結果としてこの魔物の移動先に乱戦エリアが再度形成されます）。この効果で3m以上移動した敵対陣営のキャラクターが戦闘特技:足さばきを習得していない場合、そのキャラクターは次の手番を通常移動を行ったものとして手番を開始する必要があります（魔法行使や遠隔攻撃が行えません）。また各キャラクターは自身の手番で改めて自身の移動を行えます。

●人体

▶ディスペルショックウェーブ/25(32)/精神抵抗力/消滅

　半径30m/全てに対し、効果を打ち消す波動を放ちます。この能力使用時に任意の魔法、練技、呪歌、終律、賦術、占瞳、鼓砲、呪印、貴格、武器、防具、魔剣による効果１つを指定しその効果を消滅させます。その際に達成値の比べ合いは行いません。GMに特別な意図がなければ「精神抵抗力にボーナスを得る効果＞生命抵抗力にボーナスを得る効果＞命中判定にボーナスを得る効果＞回避力判定にボーナスを得る効果＞打撃点にボーナスを得る効果＞その他」の順で優先的に選択されます。

▶高速縫合

　戦場の死亡した(全部位のHPが0以下になったキャラクターと定義)魔物1体を対象とします。その魔物の全ての部位のHPを50点にした上でこの魔物の部位として追加します。この効果によって追加された部位は生命抵抗力判定/精神抵抗力を除き元のデータ通りの能力を保持します。追加された各部位のMPや能力に付随する固有スタック数は死亡時点の状態を引継ぎます(これらの処理によってデータに不整合が発生する場合GMが適宜判断します)。部位:人体は追加された部位の数×50点だけHPを喪失します。この効果によって部位:人体のHPが0になる場合、この能力は使用出来ません。

○攻撃障害＝＋N／なし

　部位:人体を除くこの魔物のHP1以上の部位の数だけ、部位:人体は近接攻撃に対する回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。＞高速縫合の効果で追加された部位も含めます(左腕4部位/右腕4部位/追加した魔物の3部位がHP1以上で存在する場合、回避力に+11のボーナス修正を得る)

●メス

○とにかく鋭く切れる無痛メス

　部位:メスの近接攻撃は対象の防護点を無視してダメージを与えます。

○劇的≫ビフォーアフター

　部位:メスの近接攻撃によって死亡したキャラクターは身体を魔改造されます。1d6を振り下表で四肢の部位を決定し、その後1d6を振って魔改造後の見た目を決定します。魔改造後の部位は不思議と元の人間の四肢と同様に機能します（外見だけ変化します）。
しかし人族がその部位を見ると魔物と勘違いし攻撃される可能性が高く人族社会で生活するのに支障が出ます。フィジカルギミック等により対処が可能です。

●剪刃

○優先対象=拘束

　部位:鑷子の拘束状態にあるキャラクターに対して優先的に近接攻撃の対象に取ります。　拘束状態のキャラクターが複数存在する場合、よりHPの少ないキャラクターを優先的に対象に取ります。

○切離

　部位:鑷子の拘束状態にあるキャラクターに対して命中判定に+4のボーナス修正を得ます。

●麻酔

○限定2回行動

　部位:麻酔は1回の手番で近接攻撃と>きもちいいくすりを1回ずつ行います

○麻酔液注入/20(27)/生命抵抗力/消滅

　近接攻撃が命中した対象に麻酔を注入します。対象は30秒の間生命力抵抗判定/精神力抵抗判定/魔法行使判定に-1のペナルティ修正を受けます（この効果は-3まで累積します）

▶きもちいいくすり/18(25)/生命力抵抗判定/消滅

　同一乱戦エリアの対象1体にきもちよくなるくすりを投与します。抵抗に失敗したキャラクターは快楽スタックが1追加されます（初期値0）。快楽スタックが3になったキャラクターは耐え難い快楽を感じるようになり1時間の間、生命抵抗力判定及び生死判定を除くあらゆる抵抗を試みることが出来なくなります。

●鑷子

　部位:鑷子の近接攻撃が命中したキャラクターは拘束状態になります。拘束状態になったキャラクターは○教授回診の効果を除き移動が行えなくなります。主動作で目標値27の引きはがし判定(冒険者Lv+筋力ボーナス)に成功すると拘束状態は解除されます。

▶薙ぎ払い

　近接攻撃の対象を同一乱戦エリアの3体まで任意に選択出来ます。