名前:ロゼット
本名:パラスタ（本人は嫌っている）
種族:ナイトメア（人間）
年齢:??+44歳(52歳)
性別:女
大切なもの:ロゼット（名前）、技能各種、妖精使いの宝石（レベル1〜2）

　商家に生まれた次女。上に兄が二人、姉が一人いる。ナイトメア故に、生まれてきた時に母親を失っている。その事で父親からは暴力を受けて育ってきた。兄姉とは仲が良くはない。日常的に暴力を振るわれてきたことで、５歳の時には安全に生きる為の知恵を獲得。するが、それを気味悪がられ、暴力が止むことはなかった。
　ナイトメアであることはかぞく以外には知られていない為、幼いながらに賢いことから他の商人からは好かれていた。その事もかぞくから嫌われる原因となる。
　８歳の時、長男が行商に行く際に手伝いとして連れ出される。しかし、その帰り道、蛮族に商隊が襲撃されてしまう。その際、囮として使われ、一人蛮族の中に置いてけぼりにされる。
　偶然近くを通りかかったエルフの冒険者が蛮族たちを倒すが、自分で何かしようと考えたことがなく、放り出されてしまう。が、そこは生まれてから培った生き残る知恵。この人に着いていけば……と、付き纏い、その冒険者の泊まる宿に転がり込む。
　追い出したりなどはしなかった。その後は、その冒険者の仕事について周る。周りをよく見る力と見極める力から、射手としての能力を見出され、同時に斥候としての役割も得る。
　今の名前は、そのエルフの冒険者に貰った。だから大切。シューターやスカウト、レンジャーとしての才能も見つけて貰った大切なもの。あとは気まぐれで貰った妖精使いの宝石も大切で、いつも持ち歩いている。
　ある日急にエルフの冒険者が居なくなったことに驚き、そのまま宿を飛び出して行く。彼が世界中の話をしていたことを思い出し、旅をしていれば見つけられると信じて冒険者に。気づけば冒険者ランクはハイペリオン、レベルも11にまで至っており実は助けたエルフの冒険者を、余裕で越えている。が、未だ足りないと思っている。
　今の目標は、彼を見つけ、二度と離れないようにすること。どこまでも着いていくつもり。
　ちなみに名前は聞いておらず、宿屋に押しかけていた際には『エルフさん』と呼んでいた。だから見つからない……


経歴表
A2-1臨死体験をしたことがある
B6-3命を助けられたことがある
C3-6己に何らかの誓いを立てている（いた）
冒険に出た理由
2-1探している人がいる

自分に価値は無いと思っていたが、スカウトやレンジャーなどの才を見出され、少し自信を取り戻す。今では自身の技術には期待して貰えると喜ぶ。実の親と違い、助けてくれたエルフが見出してくれた才だから。